カスクの新作ヘルメット、「WASABI」が発表されました。
モデル名は、我が国の山葵(わさび)が由来です。素材の味をキリリと引き立てるその役割を、ライダーのパフォーマンス向上になぞらえたネーミングです。
WASABIの主なコンセプトは2つ。それは『温度調節機能』と『エアロダイナミクス』。
その2つの役割を担うのが、シェル中央部がスライドしてベンチレーションの開閉が可能な『アクティブベンチレーションシステム』。
閉じているときには優れたエアロダイナミクスを発揮するとともに、下り坂や寒い時期でのライドで過剰に空気を内部に取り入れるのを抑制する。
一方、開いているときにはしっかりと内部の通気性を確保し、ヘルメット内部の温度を1.5℃下げる効果がある。
WASABIはKASKラインアップのなかで、UTOPIAに次ぐエアロダイナミクスを持つモデルとなります。
この2つのメリットにより、WASABIは全てのシーズンで快適に使用できるヘルメットに仕上がっています。
シェルの表面は高級感あふれるマット(艶消し)仕上げ。
さらに、インナーパッドには温度調節機能のあるメリノウール製REDA ACTIVEパッドを使用。
UCIワールドチームも使用するハイエンドのパフォーマンスモデルですが、その用途はロードに限らず、グラベルなどオフロードにも最適で、あらゆるシーンにおいて、夏でも冬でも季節を選ばずマルチに使えるモデルとなります。
全部で3色。サイズも3つ。価格35,000円。