先日の120kmイベントで、「ついでにサドルも長距離テストしよう」ということでお借りしたのが、SMPのVT20Cです。
SMPサドルの特徴である、局部への圧迫を回避する大きな開口部や独創的な下がったノーズデザインなどを盛り込みつつ、新たにフラットな座面と後端を切り落としたテールデザインを採用。
まずSMPにありがちなセッティングの面倒な感じはありません。普通のサドルのようにフラットに取り付けたらOKでした。
ある意味、SMPらしさは無いですが、誰にでも使いやすいサドル。大きな開口部が機能していて、圧迫は回避されています。
それなのに、座った感じはフラット座面のように違和感がなく、前後移動しても座れるポジションが多くて使いやすい。
若干のソリが良いのか、表皮が良いのか、腰というかお尻が安定してくれるのでペダリングしやすい。
急に使いましたが、全く痛くならず、むしろサドルのことは忘れて走っていました。
穴あきモデルとしては最も違和感なく使える優秀な形状かと思いました。