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2021.01.30 百歳の方からの届いた贈り物。

昨年の11月に100才になられた方がおられる。
100才のお祝いの会をしようと、長年予定していて、ご本人も、
大阪迄出て来られると言われていたが、昨年はコロナもあり、万一のことが
あってはいけないからと、遠慮させてもらって、その日に合わせて、お祝い
の品物(果物)をお送りしたことがあった。



その方から、宅急便が届いた。

パソコンで打たれた手紙が、入っていたが、ご本人は、パソコンを
されないので、息子さんが作られたと思う。
「お陰さまで、元気に百歳を迎えることが出来ました」とのことで、
「懐かしい物を記念に送らせて頂きます」とのことだった。
中を開けてみると、「卓鈴」と言うものと、記念のキーホルダーだった。


卓鈴は、寅の型のものだった。
干支のスワロスキーの牛君の隣に、飾った。

「卓鈴」とは、どういう時に使うものだろうか?
主人(先生)が、書生を呼ぶ為の鈴かしら?
どうも、そうでもないようで、南部鉄で作られたこの様な鈴は、祈りを捧げる
踊りに使われるのか?
いや、まだ、今のところ分からない。
お礼状を書いた時、卓鈴の用途を質問させてもらった。



それから、このキーホルダー。

「行名復帰20周年記念」とのこと。
1972.12.1  とあるので、その20年前となると、1952年。
そ〜か?日本が、敗戦したのが1945なので、その後財閥解体されて、
6〜7年の間、その財閥の名を名乗れなかったのだと分かった。

私が銀行に入った時は、既に、その仮の名前では無かったが、
それでも、古い書類で、1〜2度、大阪銀行と言う名を見たので、
そうか、そう言う名前の頃があったのかと思ったものだった。

この百歳の方には、男のお子様が3人おられて、全員東大卒で
医者、弁護士、大学教授等をされているが、
この様な方には、譲られずに、そういう経過が辛うじて分かる
自分の後輩、つまり私にこれを送って来て下さった。
大切にしなければと思った。


キーホルダーは、飾り棚の一番上の段の一番前に飾った。
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