失なわれゆく風景

多摩地区周辺の失われた風景。定点撮影。愚問愚答。

亀成川 千葉県印西市

2011年08月07日 | 源流探訪
(8/8訂正 タイトルに掲げた本埜村は2010年3月に印西市と合併したということですので訂正します。)

先日、業務移動中に気を引かれる谷戸田の風景を目にしたのでさっそく訪れてみました。
今回はこの橋からの谷戸田の風景をできれば青空を背景にして撮りたかったのです。
撮影日はすべて2011/08/06です。

目的地は最寄り駅でいうと北総鉄道の印西牧の原
あるいは成田線の木下になるのですが
できれば自転車で走り回ってみたいので
レンタサイクルを探してみると我孫子にありました。
我孫子駅から目的地までは地図でみると直線距離で16km程度で
かつ、谷戸(亀成川)の流れは手賀沼方向だったので
源流探訪という形にしてこの谷戸をずっとさかのぼってみることにしました
駅周辺のインホメ-ションセンターでレンタサイクルセンターの場所を聞き、
地図(「TeGaマップ」「手賀沼流域湧水マップ」)も手に入れました。
「手賀沼流域湧水マップ」は水路表示がわかりやすく今回の目的には好都合でした。
<我孫子駅前>
 
<右:サイクルパーク我孫子南、レンタサイクルの受付はここで>
レンタサイクル一日300円です。ここの他に5ヶ所ステーションがあります。

駅前から手賀沼公園に向かって下り、手賀大橋を渡って南岸を行きました。
天気は曇り。

<手賀大橋からの手賀沼>

ご覧のとおりここの手賀沼南岸のサイクリングロードは一般車道かと思うほどの広さです。
(難点は、夏はアスファルトからの熱で暑いこと。もっともこれは一般車道でも同じですが。なんとかしてくれ)


ハスの花を横目に


手賀沼をすぎて手賀川を行きますと南から「下手賀沼」からの流れが合流します。
亀成川はこの「下手賀沼」からの流れに合流しています。
そこで手賀川沿いを離れて南の「下手賀沼」方向に向かいました。
 
<下手賀沼の出口に架かる橋。これを渡って印西市へ入る>

いよいよ亀成川にでました。
 
<亀成橋から 左:下流方向、右:上流方向>

ここから谷戸田の風景がずっと続くだけです。いやそれが見たいから来たのです。


 
川沿いに進もうと思いましたが
土手が草深くて、ひよってしまい
脇の集落道を行くことにしました。
(草深いのは一部区間だけだったようですが)







やがて集落も消えて道は農道しかなくなります。


合流点から5kmくらいさかのぼると、谷戸の風景はいぜんとしてのどかです、
でも南側の台地上はニュータウン?として開発されています。


撮影目的地(旧本埜村滝にある橋)につきました。
谷の南側(写真右側)の台地に新しい街並みが姿を見せます。
天気も青空が見えるようになりました。


同じ橋の上から亀成川の下流方向を。


どこまでいけるかこの谷をさかのぼってみます。


左の林には学校の学習林の看板が立っていました。


左右の丘が接近し谷地形はなくなります。上り詰めるとバス停のある舗装道路に出ました。
下の右の写真の林の向こう側は印旛沼の水系になるようです。
ここで探訪を終えて、来た道をそのまま引き返すことにしました。
 

さきほどの橋のところで
調整池からの流れが南から合流してきます。
こちらも亀成川の水源の一つ。
(あるいは元はこちらが本流だったのかもしれません)



 



やはり青空はいい。暑いですが。

こんな風景が見たくてやってきたのでした。暑いですが。



最後に、「行き」に見逃した亀成川の流末(合流点)を見ておきましょう。これでおしまいです。

<亀成川合流部。奥から亀成川が流れ込んでT字形に合流しています。>



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