失なわれゆく風景

多摩地区周辺の失われた風景。定点撮影。愚問愚答。

帷子川

2023年06月30日 | 源流探訪
横浜市を流れる帷子川、まずは流域の地図を。

<杉本智彦「カシミール3D」(実業之日本社)を使って作成>
地図の左の赤丸が源流部、中が二俣川合流点、右が河口部です。
源流部に設置されている案内板(横浜市旭区設置)によると「帷子川は延長約17.3km、流域面積約57.9km2の二級河川です。」
源流部の標高は地図ソフトの表示値では64mくらい。
およそこんなところが上の地図のスケール観です。

下流では、二俣川、今井川(保土ヶ谷宿の谷を流れている川)などが合流します。
帷子川の北側、丘陵を越えたところは、恩田川・鶴見川の流域、
西側は境川の流域になります。


<撮影日:2023/4/1>
さて源流部の様子ですが、写真奥に右から階段が下りていてそのあたりに上記の案内板が写ってます。
あくまで、河川管理上の上流端ということで、これよりさらに上流にすこし水路が続いています。
さらに上流側(水路はなし)には、横浜市水道局の水道用地の看板が出ている樹林地がありますが立ち入れません。


<撮影日:2023/4/1>
上の源流部の写真はすこし味気ないので、花をそえておきます。(源流部から100mくらい下流。下流方向)
しばらく水路沿いの散策路「小川アメニティー」が続きます。


<撮影日:2023/4/1>
左側の低いところを帷子川が流れてます。右側の車道は「あかね」の信号付近。
ここは源流部から300mくらい下流。


<撮影日:2023/4/1>
車道を行き源流部を通り越して坂を上り切ると環状4号に出ます。


ぐっと下って、地図の真ん中の赤丸の地点。相鉄線の鶴ヶ峰駅から西へ400-500mの地点。

<帷子川・二俣川合流点。畠山重忠公碑のあるところから 撮影日:2023/6/1>

さらに下って、地図の右の赤丸地点。横浜駅の東約1.5km

<帷子川河口部 みなとみらい大橋から 撮影日:2023/6/1>
この部分の名前ははたして帷子川でいいのか確認していませんが、ともかく帷子川を流れた水が海に注いでいるところです。


<臨海パークから北方向(帷子川河口部の方向)撮影日:2023/6/1>
帷子川の水路は樹木より向こうです。

こうしてみると源流部付近の水路は帷子川の赤ちゃんという感じです。よくぞ立派に成長したねと。
(つづく)


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