失なわれゆく風景

多摩地区周辺の失われた風景。定点撮影。愚問愚答。

立川断層についての講演会に行きました。帰りに昭島市宮沢町で寄り道しました。

2011年06月26日 | Weblog
本日(6/26)、「まちづくり昭島北」主催の講演『立川断層って 危ないのか?』
講師:山 崎 晴 雄 氏 (首都大学東京 教授)を聞きに昭島市民会館に行きました。
ざっと見たところでは大ホールがいっぱいになっていましたので来場者は1000人以上いたのではないでしょうか。関心の高さが伺えます。

<昭島市民会館>

結論から言うと(あくまで私が聞いてこのように理解したというだけですので1次情報で確認してください。講演要旨がどこかに公表されることを期待してます。)
「あるモデルの計算によると今後30年以内に立川断層が動く確率は、3.11の地震前と地震後で
2.11%から2.12%に上がっただけなので大騒ぎするようなことではない」という内容でした。
また「立川断層の長さを20kmとすると発生する地震のマグニチュードは7程度と推定される」ということ、
防災対策として個人では家具の転倒防止や火災の発生防止が重要だということでした。

私の感想ですが、講演を聞いて少し安心しました。
ただ2%という数字は確率としては決して小さくはないと思っています。
また、断層の近くで地表がどのくらい揺れるのか(震度がどのくらいになるのか)知りたいところです。

念力でも神頼みでも地震自体は止められませんが、個人としては上記のとおり
家具の転倒防止や火災の発生防止対策を講じることで被害を小さくする努力はしておこうと思います。
(やることをやったら、その後はやっぱり神頼み?)


立川断層につての講演会の話題はここまでです。
以下は昭島市民会館から立川方面へ帰る途中の寄り道です。


<昭島市宮沢町 諏訪神社(左)と阿弥陀寺(右)2011/06/26>


<諏訪神社の湧水>


<奥多摩街道 宮沢バス停 奥に阿弥陀寺>


<奥多摩街道宮沢バス停付近の脇道>


<同上所 板塀、湧水、生け垣の小道>


<同上所 梅雨時の風情?>


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谷保城山

2011年06月19日 | Weblog
「国立市城山南土地区画整理事業」により田んぼの小道も通行止め(2011/6/20から)になります。 (以下写真は2011/06/18撮影)

この道の途中で定点撮影していましたが中断です。 再び立ち入れるようになったときには風景もずいぶん変わっていることでしょう。

古民家模型改良のお手本として、図面では見えない部分が実際はどんなふうになっているのか 見ておきたくなったため、午後から再び城山の旧柳澤家住宅に行きました。 小降りだった雨は中降りになりました。

高校生くらいまでは「梅雨がはやくあけて夏が来ないかなと」思っていましたが

その後だんだん「雨も悪くないんじゃない」と思うようになりました。 中年となった今では冷却機能喪失気味のため、梅雨のうっとうしさより夏の暑さのほうがこたえるかなという感じです。

東村山の旧武藤家住宅模型はこれで手直し終了。 この先は改良より全部作り直したほうがよさそうです。 あとは部屋に飾って自己満足にひたってにんまりと眺めるだけです。

<旧武藤家住宅主屋模型 東村山市教育委員会『かやぶき民家保存の記録』の図面をもとに作成>
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平井川

2011年06月05日 | 源流探訪

平井川の源流を訪ねました。

<平井川源流 2011/06/04>

地点については下の地図を参照下さい。 

 

睦橋の上流側、多摩川の右岸からスタート

 

 

五日市線の多摩川の鉄橋あたりで平井川は多摩川に合流します。 

 

南小宮橋から下流方向

 

尾崎橋

  

 

圏央道が丘陵に突き刺さっている所

 

平井橋から下流方向

 

左:utopia bridge  なにゆえユートピア?

右:材木屋さんがだんだん多くなってきました。

   

 

御新造橋から上流方向。5/21(右)には水が涸れていました。

 

<左:2011/06/04、右:2011/05/21>

 

岩井橋付近。5/21にはこの少し上流から涸れていました。

渇水期にはここから堀口橋の下流あたりまで表流水がなくなるようです。

 

<左:2011/06/04、右:2011/05/21>

 

岩井のあたり。材木屋さん。

 

 

さかな園バーベキューハウスのあたり。

 

熊野神社入り口。日の出山登山コースはここで左折。

 

日の出山登山コースはここから山道へ。

平井川水源へはまっすぐすすみます。(登山道からも行かれますが)

 

水源近し。

 

 

水源付近は花粉症対策事業で杉林が伐採されました。

(5/20まで通行止めになっていましたが現在は歩いて通れます)

 

同上所。碑が建っています。

 

写真中央付近から水が湧いています。

 

さらに登って平井川の谷を振り返ります。

 

麻生山方面へ。平井川の流域境界になっています。

 

<国土地理院発行1:25000地形図をカシミール3Dで加工し縮小>

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