猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

カーデイナルヒユームとの出会い

2011-10-26 04:01:37 | わが家で咲くバラたち
カーディナルヒューム。 1984年イギリス、ハーネスク作出。シュラブ系のバラ。

ブログのお友達のカーディナルヒュームをみて一目ぼれ。
すぐさま園芸店にかけつけました。
ときすでに遅し。
どなたかの手にわたっていました。
がっかりして帰ってきたのを思いだします。

2年前の春。
Rさんから挿木のカーディナルヒュームが届きました。
うれしくて毎日愛情を込めながらお世話しました。
小さな苗は葉を茂らせ目にみえておおきくなりました。
このぶんだと秋には花がみられると楽しみにしていました。

その夏。
葉が落ちだし、枯死してしまうのではと危ぶまれました。
日になんども庭にでて。
「元気になって。病気になんか負けないで」
と精気をこめて、手をかざした。
どうなるかしらと……様子をみてきました。
秋も深まるころ、少しずつカーディナルヒュームの放つ生気が
強いものになってきました。

あれから2年。
カーディナルヒュームがここまで大きくなりました。
病弱なわが子がやっと健康をとりもどしたようなそんな感じです。
ほっと心が安らぎました。

この秋。
眼にみえて茎も葉も張りがでて、その内側に芯が入ってきました。
新しいシュートもでて、ここまで大きくなった。

もう大丈夫。
紫をおびた新芽の色がとても綺麗です。
ワインレッドと黄色のシベが織りなす素敵な花に、はやく会いたい。

この分だと秋も深まるころ蕾をつけ咲いてくれるかも。
……などと期待しています。
でも……蕾を摘んで来年の春まで待ちます。
待てるかな……。

       

           

    

     


ルイ14世

2011-10-20 23:06:02 | わが家で咲くバラたち
夜の薄闇にバラの香りがとけこんでいる。
微風がわずかにバラの花を揺らしている。
周りの木々の葉も微かに揺れている。
秋もだんだん深まっていく。

   二年目の秋を迎えたルイ14世(チャイナ系オールドーズ)
  すいこまれるな深い黒紅色。


    

    

    

    

夫依存症のわたし/リルケの薔薇・ゴールドバニー…

2011-10-15 00:13:52 | わが家で咲くバラたち
夜になって雨となった。
朝、バラに水やりをすませてから隣町まで行ってきた。
ひとりだった。
夫は留守番。
ひとりだとおもうように買い物ができると思っていたのに。
相談する夫がいないとなかなかふんぎれない。
買いたかったブーツはあきらめた。

夕刻帰宅。
庭仕事をするつもりだったのにソファでついうとうとと。
何時間寝てしまったのだろう。
気づけば秋の雨が静かに降っていた。
「あす、そのブーツ見にいってあげようか」と夫が言った。
その前にわたしは撮りためたバラの写真をみなさまに見ていただきます。

 リルケの薔薇 (30年近くなるバラ。名前が不明のためバラを愛した詩人リルケの名前を拝借)
    このバラはとりわけ秋には春に負けない花数と大きさで咲いてくれます。    
    また、香りも素晴らしく秋ならでわの楽しみをあじわえます。

     

     

     

 ゴールドバニー 
    このバラも秋にたくさん花をつけ黄色も鮮やかに元気です。

     

     

     

     

 ラベンダーピノキオ 
    春から夏にかけてたくさん花を咲かせた。
    少しお疲れ気味。
    花弁の数が少ない。
 
     

          
    夏のラベンダーピノキオ
     

     
    春のラベンダーピノキオ
     
     

       

龍王峡/庭のバラ  ディンティベス・アルブレヒトデュラーローズ

2011-10-10 23:49:40 | お出かけ
風邪で一ヶ月以上歩かなかった。
足が少しなえた感じ。
「日光の山道でもどうかな」
と、いう夫の言葉。
わたしは賛同した。
家をでる間際になって
「龍王峡に行こう」と夫が急きょ変更。
よくある夫の癖だから驚かない。

東武電車で下今市下車。
秋風の吹くプラットホームに降り立つ。
ベンチに座って連絡まち。
こんなひとときも小さな旅の楽しみ。
プラットホームには年老いた駅弁売りのおじさんがいた。
しわがれた声で「弁当。弁当」という声が旅情をさそった。

会津田島行に乗り換え龍王峡へ。
(東武浅草から会津田島行に乗ると龍王峡駅まで直通)

龍王峡は、3年前に訪れたときと同じ風景で
わたしたちを迎えてくれた。
噴火やマグマが噴出してできた巨岩の間を、
青い竜のようにゆったりと水は流れている。
青い色をした疑灰岩が多いので水が青く見えるのだろうか。

    

    
 
     虹見の滝

     

    
     むささび橋の上から

    

    

       
   
   


虹見橋わたって約一時間、
むささび橋のたもとの「むささび茶屋」で一休み。
野の花に秋の風情をみて疲れを癒した。

    

    

    

    

庭の秋バラ  

     ディンティベス

    

    


     アルブレヒトデュラーローズ
 
    

    






曼珠紗華・紫雲

2011-10-02 22:12:00 | その他のお花たち
真直ぐのびた一本の茎。
その先で真っ赤な花が八方に拡がっている。
ふかみゆく秋空の青と赤のすばらしいコントラスト。
線香花火を逆さにしたような美しい形姿。
曼珠紗華が満開となった。


   曼珠紗華

    

    

    

    

   紫雲 

    

    

   散歩からお帰りのブラッキー