まだ咲いてくれるの/ドミニク・ロワゾー(デルバールローズ)

明日から師走。
慌ただしい月がやってきます。
一番嫌いな月です。
ブログ開設から755日、皆さんに励まされて何とか継続しています。
「継続は力なり」というからもう少しがんばってみようと思います。
「猫と亭主とわたし」で身辺のことを書きながら文章を書く勉強になればとおもっていました。
それがどうしたのか、バラを育てるようになっていつの間にか「バラブログ」になっていました。
ときどきこれでいいのか自問自答しています。

ドミニク・ロワゾー（デルバールローズ）が開花しました。
初々しい蕾をたわわにつけて。
日照時間数１０分という悪環境にもまけずに咲いています。
これって恩返し……。
ホームセンターで無残な姿で3鉢残っていたのをわが家に迎えて2度目の開花です。
せみダブルの透きとおるような繊細な白い花びら。
白いバラがますます好きになりました。

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　

マダム・フイガロ（デルバールローズ）もわが家にきてはじめて蕾をつけました。
カップ咲きのとても愛らしい淡いピンクの花だそうです。
花びらはハート形、香りはシトロン、アニス、ローズのミックス香。
香りはまだわたしには識別できません。
早く対面したい。
咲いてくれますように。

　　　　　　　

もう一鉢は(HT)カフェテラ。
生き生きとした葉を茂らせていますが蕾はありません。
春が楽しみです。

　　　　　　　
　　　　　　　　　

　　私事ですが、夫が「星の砂」に「初恋の白いバラ」を載せました。そちらもお読みいただければうれしいです。 (ケイタイ小説) 　　　　　

　　　
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大展望/イングリッシュ・ミス

１１月28日　土曜日
昨夜はPCで午前様になってしまった。
厚いカーテンを引いておくと、朝になても部屋は暗いままだ。
薄いカーテンだけにして寝た。
10amごろ電話の音で目覚める。
弟からだった。
結局、だいぶ寝過ごしていた。

窓から暖かい陽光がさしこんでいた。
緑の葉を透かしてこぼれる光。
右側の窓からバラをのぞくと、寒々とした庭にアイスバーグ、マチルダの白い花びらが風に微かに揺れていた。
この子たちにもこの慈愛に満ちた暖かい光をふりそそいであげたい。

　　　　　　　

夫の友人の「春陽会の美術展」を観に隣町まででかけた。
絵の先生が出品者の絵の前で批評や質問に答えていた。
皆さんの懸命に描いた心が伝わってくる作品だった。

近くが県庁だったので１５階まで上がって遠くに見える山々や空を眺めてきた。
東の空の遥かかなたに富士山の三角形の山の頂がみえる。
北には日光の峰々が展望できた。
その右手は那須野が原、茶臼岳。
習慣にすっかりそまった日常に、この雄大な風景はわたしになにか語りかけているようだ。
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　中央に小さな三角形が見えますか、富士山です。

　　　　　　　
　　　　　　日光連山　

　　　　　　　

　　　　　　　

庭のバラ
イングリッシュ・ミス　今日のイングリッシュ・ミスさんはころっとした咲き方。
写真は色が良く出ませんでした。もっと薄い色です。この咲き方も可愛い。　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　

　　　　　　　　


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白の魅力アイスバーグ、フレンチレース、マザーズディ

ここ数日暖かさが続いている。
蕾だったバラたちが開花した。

フレンチレース(F)
春の花とはちょっと雰囲気が違って見える。
本来はクリーム色。
花弁のフリルも少なく花色もアプリコット色がかっている。

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

アイスバーグの蕾が開花。
わたしはアイスバーグの虜。
白いバラが好き。
透きとおるような白がはなつ呪縛からわたしは逃れられないのかもしれない。

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

マザーズディ別名「モルスダック」
小輪カップ咲きのポリアンサ系の代表品種。
春は5～10の房咲きになる。
気温が低くなったので一輪ずつころっとした愛らしい花を咲かせている。

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　
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庭を彩るゴールドバニー、アイスバーグ、マチルダ

二週間ほど前から咲きだしたゴールドバニー、アイスバーグ、マチルダが庭を華やかに彩ってくれている。

ゴールドバニーの黄色の花が庭に奥行きと変化を与えている。

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

アイスバーグのピンクを帯びた細長い蕾が愛らしい。

　　　　　　　

ひとつは微かに蕾を開きかけている。

　　　　　　　

もうひとつは開いたばかりの初々しい姿。

　　　　　　　

そしてもうすぐ散りゆく花。

　　　　　　　

透明感のある白い花弁はひんやりとした雰囲気をまわりに漂わせている。

マチルダはアイスバーグより少し丸みがかった花弁。
花弁が波打っておしゃれな雰囲気。
白いマチルダもシックで素敵。

　　　　　　　

　　　　　　　

同じまチルダでもピンクに咲いたまチルダ。10月23日のブログ
ぜんぜん違う雰囲気ですね。
バラを育てていてこんな事がまた楽しい。

　　　　　　　

　　　　　　　


　　　　
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フレンチレースの蕾

　　初冬の空はあくまでも高く青く澄みきっていた。
　　秋物の片付け。
　　冬物の準備。
　　パソコンを掘りごたつに移した。
　　足が温かく快適空間。

　　疲れたのでバラを見たくなった。
　　一週間前とほとんど変わらない花姿。

　　アイスバーグが俯き加減に咲いている。
　　茎が細く長く垂れ下がりこれってツルバラ？とおもうほど花がみな俯いている。

　　　　　　　

　　ゴールドバニーは日陰の庭に咲いている。
　　黄色のフレアが花から立ちのぼっている。
　　ほのぼのとして暖かに感じられた。

　　　　　　　

　　　　　　　

　　フレンチレースの蕾が可愛い。
　　一週間たってゆっくりゆっくり花弁をほころばせて。
　　陶器のような質感。

　　　　　　　

　　　
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イントゥリーグ 開花を望みながら

　　　イントゥリーグ（F）のワインレッドの蕾が親指ぐらいの大きさになった。
　　　もう一度花を楽しむことができると大事にしていた。
　　　ちょっと指先が触れた程度だったのに、ポキッと音がした。
　　　今も鮮明にその音が頭にのこっている。
　　　細い茎が蕾のすぐ下の花首のところで折れてしまった。
　　　わたしは唖然とした。
　　　悲しかった。
　　　悔しかった。
　　　可哀想なことをしてしまった。
　　　ごめんね。
　　　これから開花するところだったのに。
　　　ワインレッドのとても香りの良い大好きなバラ。
　　　どんな花色、花形で咲いてくれるのかすごく楽しみにしていたのに……。
　　　この寒さで濃厚な色合いで咲いてくれたと思うと……。
　　　柔らかく暖かい陽をいっぱい浴びることができたのに。
　　　わたしを楽しませようとしていたのに。
　　　わたしはそっと小さな蕾をひろいあげてガラスのミニ花瓶にさした。
　　　花が開いてくれることを望みながら。

　　　　　　　

　　　　　　　
　　　　　　　
　　　名前の意味は「はかりごと」
　　　どんなことをもくろんでいるのか謎めいたバラ。

　　　　　９月に咲いたイントゥリーグ
　　　　　　　

　　　　　　　

　　　
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落ち葉時雨/マチルダ

少し風が出た。
落ち葉時雨が川面のほうに流れていった。
むすうの赤や黄色、茶色の枯葉が斜陽を浴びて更なる光彩をきらめかせた。
川の中央までいって、風向きが変わって……凪いだ。
落ち葉がはらはらと……川の中ほどに乱舞しながら落ちていく。

いつものなんの変哲もない川沿いの道を夫と歩く。
いつものなんの変哲もない会話を交わしながら。


今日のマチルダ。

　　　楚々とした白い花を咲かせている

　　　花弁が微かに波うって

　　　白くほのかなよどみの中にわたしをいざなう

　　　やさしい姿にわたしの心はなごみ

　　　疲れたからだはいやされる

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　


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落ち葉ひろい/フレンチレース…

雨上がりの午後いつもの川沿いの道を歩いた。
空はうっとおしく真っ黒な雲ともくもくした白い雲が二層になってたなびいていた。
ときどき雨がぱらぱら降ったかと思うと、ヒョウが降ったり天気は荒れ模様。

　　　　　　　

川音がはげしい。
このところ雨が多いので水かさが増していた。
毎年のことだが、わたしは真っ赤に染まった桜の落ち葉を拾いながらこの川沿いの道を歩く。

桜の木の下で落ち葉を拾っている若い女性がいた。
目が合った。
何か言葉をかけたい親近感をおぼえた。
言葉をかけたかったが黙ってとおりすぎた。

　　　　　　　

フレンチレース、イングリッシュ・ミス、アイスバーグ、イントゥリーグ、紫雲、マチルダと蕾をたくさんつけている。
まだまだ花を楽しめそう。

フレンチレースの蕾 茎にうどん粉病らしきものを発見

　　　　　　　

　　　　　　　

イングリッシュミスの蕾

　　　　　　　

アイスバーグの蕾

　　　　　　　



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銀杏並木/アイスバーグ、アルブレヒト・デューラーローズ、ゴールデンバニー

初冬の空は滑らかで青かった。
ＪＲの駅は坂道を登りつめたところにある。
坂の傾斜が急になる。自然と足の運びが遅くなる。
日を避ける。日陰になっている歩道を歩いた。それでも汗ばんで上着を脱いだ。

昨日、電車で15分の隣町まで散歩をかねて買い物に。
黄や赤に染まった木々や田や家々が車窓を流れていく。
駅を降り20分ぐらい歩いていつもいく銀杏並木のある公園へ。

　　　　　楓並木
　　　　　　　

　　　　　銀杏並木
　　　　　　　

　　　　黄色をひきつめて　　　　　　　　
　　　　　　　

　　　　　　　

公園は家族ずれや写真を撮っている人々で、にぎわっていた。
遊具のある広場。サッカーボールに興じる子供たち。
ときどき強い風が身体を吹きぬける。
頬に心地よい風。

広場の中央を欅の落ち葉が小波をたてて流れていった。
乾いた音を立てて流れる小さな小さな落ち葉の波頭に秋の陽射しが煌めいていた。
どこかで女の子が泣いている。
サッカーボールが私の足元に転がってきた。

　　　　　夕暮れの空
　　　　　　　

　　　　　アイスバーグ　あくまで透明な白　気品
　　　　　　　

　　　　　ピンクをおびた可愛いつぼみ
　　　　　　　

　　　　　みんな下をうつむいて　下からイングリッシュ・ミス、アイスバーグ、デューラーローズ
　　　　　　　

　　　　　　アルブレヒト・デューラーローズ
　　　　　　夏の情熱的な花色が薄くなってこの色も素敵
　　　　　　　　

　　　　　　　　

　　　　　ゴールデンバニー
　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　
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イングリッシュ・ミス

立冬を過ぎてから小春日和がつづいていたが、ここ数日天気が崩れ荒れ模様。
雨がいっときやんだので買い物に出かけた。
ホームセンターでお手ごろのバラの苗を見つけた。
待てよ一呼吸おいてわが庭のバラを思い浮かべた。
ああ、これ以上育てるのは無理とそうそうとその場を離れた。

今日のバラは先日から撮りためたイングリッシュ・ミス。
作出者が娘に捧げたバラ。
まだ娘が幼かったのでイングリッシュ・ミスとなずけたということです。
やさしい淡い桃色が可憐な天使のように舞っている様は美しい。

　　　　　１１月９日撮影
　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　１１月１２日撮影

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　
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桜紅葉/シヤルル・ドゴール

空はどんよりとして雲が低くたれこめている。
頬をさす風も冷たい。
用事をすませたあと遠回りして新しくできた道を散策した。

　　　　　　　

歩道に敷き詰められたタイル？もまだ真新しく歩くのが気恥ずかしい感じ。
歩道のタイルにも色々な表情があるのに気がついた。
白味をおびたグレーの濃淡。
初々しい感じだった。

いつも見慣れた風景がとても新鮮だった。
盆地になっているので坂を下りながらわたしの家に向かうことになる。
高台を下りながら山々を目線の高さで見るとまったく違った山にみえる。
夫と正面にみえるのが富士山（ふじやま）右にみえるのが岩山など話しながら下りる。
山が幾重にも重なってみえる。
今日は曇っているので日光連山はみえない。

坂を下ると見慣れた風景が目の前に広がった。
いつも散歩する道。
霜が降りだして一段と桜紅葉が美しくなった川原の堤を歩く。

霜葉は二月の花よりも紅なり　　　杜牧

春の花よりも秋のもみじ葉のほうが美しいなどというと、皮肉屋のような印象に受け止められてしまうが、わたしはこの中国の文人の感性にまったく同感だ。
紅葉に感銘をうけるのはやがて枯葉、そして葉の落ちつくした木をみなければならないという予感がしているからだろう。
冬になる前の一瞬の華やぎ。
寂しさを予感していっそう感動は深まるばかりだ。

　　　　　桜紅葉

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　黄葉　緑と黄色のコントラストが美しい。

　　　　　　　

　　　　　いつもの木島堀

　　　　　　　


　　　　　今日のシヤルル・ドゴール　色は褪せたがしっかりした花形を保って。

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　　　
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夜来の雨/アイスバーク…

数日前から撮りためたバラの写真。
気温が低くなり、つぼみから開花、散るまでのプロセスがゆっくりとなって長く花を楽しむことができる。
わたしまでゆったりとした気分になって、ついつい写真をためてしまった。

　　　　アイスバーク
　　　　　　　
　　　　　　　

　　　　　　下から覗き見。

　　　　　　　

　　　　　　細い枝が花の重みでうなじをたれてまっさかさまに。

　　　　　マチルダ

　　　　　　　

　　　　　　気品を漂わせて。

　　　　　　　

　　　　　シヤルル・ドゴール

　　　　　　　

　　　　　　１１月４日に撮影

　　　　　　　

　　　　　　清純な乙女のように　シャルル・ドゴール(花名は元フランス大統領)さんごめんなさい。

　　　　　　　

　　　　　　１１月９日に撮影　まだまだシャキットしいてます。

今日は夜来の雨が時おり風をともなって激しく降り続いた。
バラの鉢を昨夜のうちに軒下にとりこんでおいた。
地植えだと取り込むことはできない。
鉢バラも神経質にならないでほうっておけばいいのかもしれない。
雨の日はなにか心が落ち着く。
路地裏にあるわが家は、物音一つしない静けさに包まれている。
空気がよどんでいるので、バラの芳香はどこにもながれださない。
わたしだけが、独り占めにしているバラ。
そしていい香り。
雨の日が好き。


　　　　　　　　　
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新宿御苑のバラPART3

新宿御苑の秋のバラいかがだったでしょうか。
PCのバラはいつになっても散りません。
またお出かけください。

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　　

スズカケの並木

　　　　　　　

たくさん見ていただきありがとうございました。

　　　　　　　
　　　　　　　　　　
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新宿御苑のバラPART2

解説は抜きにしました。
皆さんが新宿御苑のバラ園を訪れた気持ちになっていただければ幸いです。

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　
　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　　　　
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新宿御苑のバラ/ブラックティーPART1

大江戸線西新宿駅に着いたころには３時を少し過ぎていた。
外に出て新宿御苑に向かって歩いた。
新宿御苑に着いたのは3時半になっていた。4時半が閉園。
どうしようか迷ったがバラ園だけでもと思って入園した。

一目散にバラ園に向かった。
遅い時間なので人もまばら。
とりあず写真を片っ端から撮った。
日当たりも手入れもいいのか、花数も多く葉も綺麗に大きな花を咲かせていた。

それぞれみな素敵なバラたちだったがことのほか、わたしの心の琴線に触れたバラがあった。
ブラックティー。
花色は青みを帯びた渋くくすんだ朱色、濃い紅茶色……微妙な色。
野性味がある。
円形のバラの植え込みを一周したところでチャイムがなってしまった。

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

樹木の陰に太陽が沈んでいく。
新宿の西の空に茜色の空が広がっている。
バラたちがこの光の変化をうけて仄かに色合いをかえた。
この変化はカメラでは、とてもわたしの技ではとらえることができない。
わたしもバラとともに、夕暮れの大気がかもしだすメランコリーに身をゆだねた。

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　
　　　　　
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