猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

クリスマスローズ/愛らしいつぼみたち

2012-03-17 17:36:11 | クリスマスローズ
春の彼岸がやってくる季節になると、決まって雨が降り出す。
北国に住むものにとっては、春をもたらしてくれるありがたい雨だ。
それにしてもよく降っている。
腐れ彼岸などとむかしのひとはいっていた。
夫と散策する川のほとり。
水かさも心なしか増えてきている。
長い渇水期がおわり、自然はまさに春をむかえようとしている。
だが――震災のあとの河原の傷跡はまだそのままだ。
これからは一雨ごとに暖かくなる。
椿の葉が雨に洗われて、芥川の俳句ではないが、ペンキの塗りたてのように鮮やかに目にしみる。
杏、白モクレン。夏椿。アジサイ。狭いわたしの庭を見わたしただけでも、芽吹きだした落葉樹。
沈丁花のつぼみが膨らんできた。

    

それにしても今年は寒さが厳しかった。
クリスマスローズの開花もバラの葉の展開も遅れている。

   愛らしいつぼみたち
    うつむいたまま少しずつほころんでいく姿が愛らしい

    バイカラー
    

    

    

    ニゲル
    

    

    

    リバーシブル