猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

三匹の来訪者/花篭

2010-02-27 22:20:45 | Weblog
    玄関にチビ猫。
    裏の勝手口にクロと、あの子猫をなくした母猫。
    三匹の外猫ちゃんがやってきた。
    こんなこともあるんだなぁと……わくわくニコニコうれしかった。

    玄関に聞き覚えのある鳴き声。
    飛び出してみたら半年ぶりにご来訪のチビ。
    れいによってごろっと横になって可愛い。
    抱きかかえて顔をすり寄せると懐かしい日向の匂いがする。
    餌をあげると美味しかったのか催促。
    また、ペロリと平らげて帰っていった。

         

         

    それからしばらくして、こんどは勝手口に。
    裏庭の方で猫の鳴き声がする。
    いつも来ているクロと、肉屋さんのとなりの空き地に住んでいる猫だった。
    子猫をなくして悲嘆にくれていた母猫。
    その後2匹の子猫を生んだ。こんどはぶじに育っている。
    お肉屋さんで餌をあげて可愛がっているようだ。

         2匹の子猫
         

         母猫
         

         

    子猫が生まれて餌場を譲ったのか、わが家にたびたび姿をみせるようにった。
    ときどき餌を食べにきてクロとぶつかりクロに威嚇されていた。
    なぜか今日は夫婦気取り。
    複雑な気持ち……。
    また子猫を生んだら可哀想な猫がまた増えてしまう。
    わたしが色々悩んでいたら夫が「whatever will be will be.」
    とつぶやいていた。


    杏の木の梢では小鳥がさわいでいる。
    スズメかしらオナガかしら姿は良く見えない。
    でもああ春がきたなぁと楽しくなった。

    推薦で高校合格したお二人からこんな素敵なお花をいただきました。

         

         

                               
               



里帰りした桜草

2010-02-24 18:15:39 | Weblog
    今年も亡き義母が慈しんでいた桜草が咲いた。

         

    この桜草をみていると、義母の優しいまなざしが思い浮かぶ。
    義妹が数株持ち帰って大事に育てていた。
    昨年のいまごろ一鉢いただいてきた。

    ここをクリックすると昨年の桜草のブログがでます。

    義母の部屋の廊下の前に何株か植えたが枯れてしまった。
    花壇と鉢植えに分けて植えておいてよかった。
    鉢植えのほうは、可愛い小さな花芽がいくつも立ち上がってきた。
    葉が柔らかくとても綺麗な若草色をしている。
    桃色の花色と葉の若草色が優しさをかもしだしている。

          

                  

    花形が桜に似ている。
    桃色の可憐な花。
    桜草とはよくも名づけられた。

    一茶の「わが国は草もさくらを咲にけり」という句がある。

            

                                
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ノイガーの華やかな変容/夕焼け

2010-02-22 17:40:28 | Weblog
   咲き始めは純白の花弁だったクリスマスローズのノイガー。
   咲きすすむにつれて刷毛で描いたような、ピンクがさしてきた。
   初めて見る清純なノイガーのピンク色をおびた華やかな変容。
   ノイガーの花色は純白でまれにピンクもあるらしい。

         

   パラー・ディアェ、バイカラーも蕾が膨らみだした。
   開花もまじか。

        パラー・ディアェ
         

        バイカラー
         

         

        ?
                  

   ホームセンターでは、バラの苗が入荷。
   わくわくしながらラベルの説明を見て品定め。
   悲しいかなわが家の日当たりに置くにはもう飽和状態。
   でも一鉢ぐらい何とかスペース作れるかな。
   なんて考えながらバラ熱は、いよいよ季節到来を前にして燃え上がる。

   夫の薦めでツル・アイスバーグを一鉢かってかえる。
   すっかり日が暮れてしまった。
   夕焼けが綺麗だった。

         

         
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衝動買い/クリスマスローズ

2010-02-21 12:51:10 | Weblog
   ホームセンターの制服をきた女性が、クリスマスローズの鉢を抱えてこちらに歩み寄ってきた。
   出会い頭に「このクリスマスローズ1000円ですよ」と声をかけられた。
   とっさに「いただきます」とわたし。
   そばにいた夫は、目が点になっていた。

   わたしも自分の行動にビックリ。
   これこそ、まさに衝動買い。
   手に取ってみるでもなし、まるでクリスマスローズの呪縛にかかってしまったようだった。

   数年前この鉢ぐらいに大きくした、クリスマスローズを枯らしてしまったことがあった。
   そのときのクリスマスローズのことをまだ忘れられない自分がいたのかもしれない。

         1000円のクリスマスローズ 安い? 高い?
         

         

         
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バラの剪定/春の足音・オオイヌノフグリ

2010-02-19 22:13:46 | Weblog
   バラの剪定がまだ数鉢残っていた。
   鋏を握るがなかなか枝を切りだせないでいる……。
   いつものことだが剪定は勇気がいる。
   細すぎる枝、枯れた枝、混みあった枝、内側に伸びた枝を切っていく。
   切っているうちに度胸がついて鋏の音もカチカチと軽やかになっていく。

   しだいに小さな棘だらけの姿になっていく。
   棘と棘のあいだに小さな小豆色の芽がでている。
   裸になったバラはかえって力強く感じられた。

   河川敷で小さなオオイヌノフグリの花を見つけた。
   オオイヌノフグリの花が咲き出せば春はそこまできている。
   春の足音がきこえる。


         

         

         



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原宿/アイヴィ/影と戯れる少年/クリスマスローズ

2010-02-16 22:08:03 | Weblog
   久しぶりの原宿。
   Wonder Landに迷い込んだアリスの心境だった。
   道行く若者の服装もずいぶん変わった。
   男の子が柄物のタイツのようなものを穿いている。
   一見して女性か男性かわからない。

   どうやら表参道ヒルズの裏らしい。
   コンクリートの打ちっぱなしの壁面。
   金網がかけてあった。
   蔦がはっていた。
   わたしの好きな風景だ。
   蔦のはった建物になぜ惹かれるのかわからない。
   が、このような風景に郷愁を感じる。
   カメラをかまえパチパチ撮っていると、プロのカメラマン気分。

         

         

         

         

   ヒルズができたころ物見高いわたしと夫は一度来ている。
   あの時はすごく混雑していた。
   今は人も疎らだった。
   街の歩道をおもわせるヒルズの内部。
   ライトが歩道に木漏れ日のような影を映していた。
   子供がその影のなかで戯れていた。
   そばで父親がそれを見て楽しんでいるようだ。
   優しい光景だった。
   人口で造り上げられた空間。
   だがそこで遊ぶ親子の情愛はごく自然なものだった。

         

         

   ノイガー
   自然の造形の素晴らしさ、色彩の調和に感心する。

         

         

         
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冬枯れた庭に立って

2010-02-13 21:47:22 | Weblog
朝庭に出ると雪が降りつもっていた。
白い雪の上に足を踏みだすのはためらわれた。
それほど白く清らかだった。
気がつくとわたしの前に先客がいた。
可愛いクロちゃんの小さな足跡だ。
いつもは裏の勝手口に置く餌皿を、玄関の軒下に移動しておいた。
雨が降ると表に置いてあるのを覚えている。
玄関にまわってきた。
足跡をみていると餌にたどりつき、クロが餌をたべているようすが瞼に浮かんだ。

庭の樹々には枝のそのままの形で雪がつもっていた。
赤い烏瓜がハコネウツキの小枝にぶら下がっていた。
いつのまにか、跡形もなくなくなっていた。
茶色に枯れた細いツルだけがのこっていた。
鳥が残らずついばんだのだろう。
餌の少ないこの時季、鳥たちにとってはご馳走なのだろうか。
本などにはまずいので鳥は食べないと書いてあるが。

昼近くなっても雪が舞っている。
3日間家を留守にしていたので、買い物に出た。
いつもの河川敷に下りて枯れ葉色の川面を眺めた。
水かさが増していた。
枯れススキの上に雪の花が咲いていた。
遠くに鴨の親子が泳いでいた。
夫はこの鴨の親子を見るのが好きらしい。
しばらく姿が見えなかったときは寂しそうだった。

         

         

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細雪/外猫/カクタス

2010-02-06 20:47:43 | Weblog
   寒明けにその年一番の寒さがやってくる。
   この地方の古老からの言い伝えだ。
   今日がどうやらその日らしい。
   朝からサモメターはあがらない。

   山や日陰に残っていた雪の上にちらちらと雪が舞い落ちる。
   この分では今夜あたり本降りになりそうだ。
   庭が粉砂糖をまぶしたように薄っすらと白い。

   すっかり葉を落とし寒々とした枝のバラを眺めた。
   この春にはどんな素晴らしい花を咲かせてくれるのかしら。
   などと想像して楽しんだ。

   外猫がきになって餌をやりに裏庭にでた。
   クロちゃんは餌を待っていたようだ。
   飲み水はすっかり凍っていた。
   「寒いから家の中においで」とよびかけた。
   ただもくもくと餌を 食べていた。
   凍てつく地面を裏のさつき畑のほうへ帰っていった。
   一声だけ、ニャンとないて……。

   カクタス
   15年位前になるだろうか。
   小さなポットに植えたカクタスを家に連れてきたのは。
   暖かくなると庭の半日陰にだしてあげ、11月になると室内の窓辺に置く。
   これといって世話をしていないのに咲いてくれた。

          
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雪の造形/クリスマスローズ開花

2010-02-03 19:41:24 | Weblog
昨日の朝。
いつもの見慣れた杉山が雪化粧をしている。
一瞬どこか温泉旅館にでもいるような錯覚にとらわれた。

夢中でシャッターをきる。
日ざしがつよくなれば解けてしまうだろう。
わずかの時間だが天工のあたえてくれた雪の造形を満喫した。

       二階の窓から
         

         
 

夫に誘われていつもの河畔公園にでかける。
さすがに雪の上を渡ってくる風は冷たい。
雪の古賀志山はめずらしい。
恐竜が伏せているようなゴツゴツした岩肌が雪にかくれている。
優しい感じがする。
雪の白さがまぶしい。
渇水期なので川音は静かだ。
遠くの橋をいく車の音が微かに聞こえてくる。

クリスマスローズの開花
       ノイガー
         

         

       花嫁さんの綿帽子をかぶったようなノイガーうつむいて
         

         

         

       陽射しが暖かなので外で昼ねのブラッキー
         

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寒椿

2010-02-01 15:56:41 | Weblog
   花の彩りのない真冬の庭。
   椿の花だけが咲いている。
   寒中の寒さの中に咲く椿の花は、ひたむきな美しさがある。
   葉は年中つややかな緑をしている。

   秋ごろから咲く椿は花びらも綺麗だ。
   寒さが厳しいと、花びらが茶色になってしまう。
   痛んだりする。
   こんな花を見ると、いつも不思議になる。
   こんなに傷んでしまうのなら春に咲けばいいものを…と。

   白侘助
   小輪で可憐な花。
   よくみると、蕾を霜や風雪から守るように葉がついている。
   いつも自然の摂理には感動させられる。
   無垢な白い花が咲くまでには、こうした自然の恩恵があるのだ。

          

          

   この椿は亡き母が実家の椿を挿し芽してくれた思い出の椿。
   真っ赤な花びらの中の黄色いしべが綺麗。

          

          

          
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