猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

北の丸公園/桜

2009-03-29 22:56:44 | Weblog
       

3月28日 土曜日

■早春の北の丸公園を散策する。
風が肌寒い。
こんなわけではなかった。
あの暖かさが続けばいまごろは桜も半ば開花していた。
ところがここにきて冬に逆戻りしたような寒い日がつづいた。

■がっかり。
あんなに楽しみにしていたのに。
桜はまだまだだった。

■それに千鳥が淵の菜の花が激減していた。
どうしてなのだろう。
咲いていないのではなく、群落が消えかけていた。
何年か前にみた桜と菜の花のコラボが素敵だった。
もういちど見られなかったのが寂しかった。

■咲ている桜を探してどうにかカメラに収めた。
すこし寂しいかんじがでてしまっているかしら。
心配だ。

       

       

       

       

       

■桜は爛漫と咲き誇っているのがわたしには好ましい。

■夫は「花は半開。お酒はほろ酔い」と嘯いていた。

■あまりの寒さでビールものめず、ほろ酔い気分にすらなれない彼と、
肩を落として帰路に就いた。

                 ブログランキングに参加しています。お力添えをいただけると、とてもうれしいです。
           ↓どちらかクリックよろしく。
     にほんブログ村 花ブログ バラ園芸へ
     ブログランキング・にほんブログ村へ
     応援ありかとうございます 

杏花の家

2009-03-25 14:57:47 | Weblog
       

3月25日 水曜日
■陽光のうららかな日がつづくと思うと、今日は冬へ逆戻り。
春への足取りは、冬への未練と春への誘いのはざまでためらっているようだ。

■わが家の春を知らせる花は、裏庭で伸びるにまかせ、咲くがままに
なっている白モクレンと杏の木だ。いままさに咲き誇っている。
何回か剪定はした。素人には剪定は無理だろうと思った。
あまりの枝の多さにどれを剪定したらいいのか迷ってしまう。

■昨日は陽射しの暖かな一日だった。
白モクレンと杏の花は満開。
杏の花は桜を思わせるような色合いと花弁だ。
遠めには同じように見える。

■実がなっているわけはない。でも野生の鳥がきて何かついばんでいる。
小枝に虫でもいるのかしら。
花の中をあちこち、とびまわっている。
春がきたよろこびを仲間の鳥たちとあじわっている。
うれしくて、はしゃいでいるそんなふうに思いたい。
その春のよろこびに共感。
心には小鳥の声が共鳴している。
わたしは、小鳥たちとわかちあったよろこびを指にこめてシャカ。

       

       

       

       

                 ブログランキングに参加しています。お力添えをいただけると、とてもうれしいです。
           ↓どちらかクリックよろしく。
     にほんブログ村 花ブログ バラ園芸へ
     ブログランキング・にほんブログ村へ
     応援ありかとうございます 



畦道/オオイヌノフグリ

2009-03-22 21:25:41 | Weblog
3月22日 日曜日
■春風に誘われて郊外に散歩にでた。

■南風がさわやかに吹いている。
すぐに田園にでる。

■畦道を歩いた。
ヨモギが緑の芽をだしていた。
草がやわらかく靴底にまとわりつく。
これからますます畦道を歩くのがたのしくなる。

       

■畦道から河原の土手に登った。
オオイヌノフグリの水色の花が畦道の野趣をきわだたせていた。

       

竹藪があった。
藪ごしに川面の光をカメラにおさめた。
川の流れはきらきら光っていてきれいだった。

       

       

■帰路イチゴをくわえた子どもたちにあった。
ちかくの農家でイチゴ摘みをたのしんできたらしい。
すれちがって、しばらくしてから、イチゴの匂いが風にのってきた。
そのイチゴの甘い香りがいかにも春らしかった。

■家に戻ると庭の白モクレンがウコン色に染まってみえた。

       

                 ブログランキングに参加しています。お力添えをいただけると、とてもうれしいです。
           ↓どちらかクリックよろしく。
     にほんブログ村 花ブログ バラ園芸へ
     ブログランキング・にほんブログ村へ
     応援ありかとうございます 






バラの芽/桜

2009-03-20 22:59:12 | Weblog
■昨日は暖かな一日だった。
蔓バラ、アンジュラの初々しい芽が陽の光に透けて美しい。

       

ハクモクレンの蕾がふっくらしてきた。まもなく咲きだすだろう。
杏の花芽も暖かな陽の光を存分に浴びて色ずきだした。
バラのあるかないかの小豆色の微かな芽がここ数日はっきりとおおきくなった。

       

       

       

■弟が彼岸で供養にきてくれた。
そのとき桜の花をかってきてくれた。
わたしは桜の色がことのほか好きだ。
花びらとしべの色合いがまたいい。
一輪のさくらもいいが、花として全体の姿の上品な華やかさがいい。

       

    一日でこんなに開きました。
       

■暖かだったので働きやすく一日掃除に明け暮れた。
部屋の空気が清々しく気持ちよい。


           ブログランキングに参加しています。お力添えをいただけると、とてもうれしいです。
           ↓どちらかクリックよろしく。
     にほんブログ村 花ブログ バラ園芸へ
     ブログランキング・にほんブログ村へ
     応援ありかとうございます 



          








鶯/シャリファ・アスマ

2009-03-17 21:52:38 | Weblog
■うららかな春の朝。
裏庭で鶯が鳴いていた。
鶯の鳴き声で目覚めた。
ベルの音で起きるより、趣があった。
いかにも春眠から目覚めたという感じがうれしい。

■このところ急に気温が上がった。
薔薇の芽もふくらんできた。
いよいよですね。
待ちにまったわが愛しの薔薇の季節到来。

■もう待ちくたびれていただけに、薔薇の花々への期待でわたしの心はときめいている。
心配なこともある。
エイローシンプリティがまだ芽をださないことだ。
枯れてしまったのかしら……。
植えかえがうまくいかなかったのかしら。

■きょうはめずらしいことがあった。
まえにこのブログで紹介したことがあった。
子猫を事故で失ったあの黒ぶちのねこが迷いこんできた。
「車がこんなに通るところで子育てはたいへんよね」
「家のほうまでくればいいのに」
と、スーパーへの道すがらよく話していた。
わたしたちの言葉が聞こえたのかしら。
おなかがだいぶおおきくなっている。
「ここにきて、産みなさいよ」
と声をかけておいた。
はたして理解してくれたかどうかは、ねこのことだからニャンともわからない。

■神戸からの話題だった。
野良猫をつかまえて不妊手術をしている。
……というテレビの報道をみた。
おもいやりのあるいい話だった。
そのあとでそのねこを地域ぐるみで世話をしていた。
すばらしいニーュスだった。拍手。

■ほのぼのとした……春がきたのだと実感できた一日だった。

■新しいバラを迎えた。
Tさんのブログで何度もお目にかかっていた。
イングリッシュローズのシャリファ・アスマ。
ピンクの色合いが美しく、ふっくらと膨らんだ咲きかたが初々しく印象に残っていた。
香りも素晴らしく、樹形もⅠメートル位で鉢植えに向いている。
今からドキドキするほど開花が待ち遠しい。
Tさん咲いたら見てくださいね。

       

       

     
           ブログランキングに参加しています。お力添えをいただけると、とてもうれしいです。
           ↓どちらかクリックよろしく。
     にほんブログ村 花ブログ バラ園芸へ
     ブログランキング・にほんブログ村へ
     応援ありかとうございます 







のどかな光景/ワリンガーベル(椿)

2009-03-16 00:37:04 | Weblog
■狭い三角州。

まだススキや枯れ草で覆われている。

そこに白鷺が群れをなしていた。

春の日を浴びてのどかな光景だった。

       

       

       

       

       

    庭のワリンガーベル(椿)

       

       

       
       

           ブログランキングに参加しています。お力添えをいただけると、とてもうれしいです。
           ↓どちらかクリックよろしく。
     にほんブログ村 花ブログ バラ園芸へ
     ブログランキング・にほんブログ村へ
     応援ありかとうございます 




春の雨/沈丁花

2009-03-14 13:58:45 | Weblog
■昨夜久しぶりに映画「ガス灯」と「燃え尽きるまで」を見た。
映画を見ると心が高揚して夜眠れなくなる。それも二本も見たのだから疲れたのだろう。

■蔓バラを壁に這わせて窓辺から眺められたら……などとできるわけないことをうとうとしながら想像したり……。(漆喰の壁では無理だろうな)。
映画の結末を自分なりにアレンジしたり……ますます目が冴えてくる。

■今朝は雨。
MJQのジヤンゴがながれていた。
十数年前、夫とMJQの生演奏を聴きに行った。
鎖樋から流れ落ちる雨を眺めていると懐かしい思いでが断片的に頭をよぎる。

■時おりジャズが大きく聞こえる。
昔ながらの木のガラス戸が風に煽られガタガタ音をたてる。
外は風が吹いているのだとわかる。

■ブラッキーも窓の外の雨を楽しんでいるのか。
瞑想しているような風情で座っている姿がかわいらしい。

       

■チエンの雨どいを雨滴がつぎつぎに下にたれていた。
地面には益子焼の壷が埋けてある。樋を伝った雨水が溜まっている。
昨夜からずいぶん降った。それで水が縁までいっぱいになっている。
いろいろかんがえているうちに時間がすぎていった。

■わたしのカメラの気配を察知してブラッキーがきょろきょろしだした。

       

■姫椿の木に小鳥が飛来。カメラに収まった。

       

■雨上がりの庭に誘われて外に出た。
かすかにいい香りがしていた。
沈丁花が咲いていた。

       

       

           ブログランキングに参加しています。お力添えをいただけると、とてもうれしいです。
           ↓どちらかクリックよろしく。
     にほんブログ村 花ブログ バラ園芸へ
     ブログランキング・にほんブログ村へ
     応援ありかとうございます 





心にいっぱいの春/クリスマスローズ

2009-03-11 00:05:11 | Weblog
■どうしてこうなるの? 

■カメラも忘れた。ケイタイも忘れた。
それなのに河川敷には白鷺がむれていた。
飛び立ったり中州で遊んだりしている。
その姿が春の来た喜びあらわしている。

■かわせみが低空飛行で魚をねらっている。
テテラポットをこえての流れにも水ぬるむといった風情がある。

■カメラもケイタイもないのにざんねんだった。
主人がれいによってなぐさめてくれた。
「こころのカメラにこの春の息吹をおさめればいいさ」

■よもぎの芽がだいぶのびてきた。
靴底に芝生がやわらかい。
黒味を帯びてきた土。

■わたしは五感を使って春をあじわっていた。
春はわたしたちに生きる力をよびおこしてくれる。

■小指の先ほどもないクリスマスローズの可愛い花芽がでた。
花芽、新芽のじゃまになる花茎を切って食卓飾った。
ずーと眺めていられるので切り花としても楽しめる。

       

    ノイガー

       

    切り花
      
       
       

      ブログランキングに参加しています。お力添えをいただけると、とてもうれしいです。
           ↓どちらかクリックよろしく。
     にほんブログ村 花ブログ バラ園芸へ
     ブログランキング・にほんブログ村へ
     応援ありかとうございます 



雨に洗われて

2009-03-06 17:52:52 | Weblog
■主人が1日(日)から風邪をひいて寝込んでしまった。
わたしは絶対風邪をひかないと自分に言い聞かせたが、4日(水)ごろから喉が痛みだした。
暫くブログを休んでしまった。
休んでしまうと書くのが億劫になる。

■昨日みごとに晴れていたとおもうと今朝からまた雨になっていた。
いつもより雨脚が強く、落ち葉で樋が詰まったのか雨が落ちている。
樋を流れないので屋根からストレートにばしゃばしやと流れ落ちていた。

■殺風景だった冬の庭も木々が少しずつ芽生えてきた。
雨に洗われ緑がますます緑色を主張している。
いままでだって常緑樹の葉は緑だったのだが、乾期をくぐりぬけてきたので埃で白っぽく感じられていたのだ。
雨で冬の垢がおちたようにみずみずしい緑色に冴えていくのをぼんやり眺めながめた。
これからくるバラの季節を思っていた。

■庭の隅にある姫椿も雨で生き生きとしてきた。

       

■風邪など引いて陰鬱な気分ではいられない。
これからくるバラの季節を思っていると、雨で冬の垢を洗い落とされた葉のように、わたしの肌も春の息吹を感じ取りすべすべとなめらかに……とはいかないか? それは筆のすさび――キーボードの打ち過ぎですね。


ブログランキングに参加しています。お力添えをいただけると、とてもうれしいです。
           ↓どちらかクリックよろしく。
     にほんブログ村 花ブログ バラ園芸へ
     ブログランキング・にほんブログ村へ
     応援ありかとうございます 


オオカン桜/ルーヴル美術館展

2009-03-01 21:04:23 | お出かけ
2月28日 土曜日

■昨日の雨もあがって陽がさしてきた。
上野公園では桜が咲いていた。
オオカン桜、カン桜、寒緋桜きれいだった。
まさか2月中に桜を見ることができるとは思わなかった。

    オオカン桜とかもめ
       

       

       

    カン桜
       

    カンヒ桜
       

■噴水の池の向こうの桜を見ながら娘が作った稲り寿司をたべた。
なにか親子三人で花見をしている気分ですごく楽しかった。

       

■噴水から流れてくる水しぶきはしかしまだ冷たかった。
風は頬をさしでも心は、はや桜色。

■帰り国立西洋美術館の前をとおりかかると
「ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」にジョルジュ・ド・ラ・トゥールの「大工聖ヨセフ」の絵が目にはいり急遽、美術館にはいることになった。

       

■2005年にみたラ・トゥール展の「大工聖ヨハネ」はルーヴル美術館所蔵作品の模作だった。(ラ・トゥール工房による模作)
多くの作品の中、真作「大工聖ヨハネ」は精神性が描かれていて感動した。


ブログランキングに参加しています。お力添えをいただけると、とてもうれしいです。
           ↓どちらかクリックよろしく。
     にほんブログ村 花ブログ バラ園芸へ
     ブログランキング・にほんブログ村へ
     応援ありかとうございます