猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

冬の雨/嵐/朧月?

2009-01-31 19:33:47 | Weblog
■大寒なのに昨日は朝から雨。
この季節とくゆうの氷雨ではなく、なにか春を感じさせる雨だった。
自然が恵みの雨を喜んでいるようだ。
常緑樹の椿の葉が雨に洗われて艶やかに光っている。
気温も高く日中は暖房もいらない暖かさだった。
体中の筋肉が少しずつほぐれていくようだった。

■今日は一変して嵐。
風が不気味なうなり声をあげて吹き抜けていく。
和室は昔ながらのガラス戸のままなので、ガタガタとはげしい音を立てている。
この音を聞くと心細くなる。

■窓の外にカラス瓜が、一つは半分になりもう一つは空洞となって風に揉まれうなずくように揺れている。
窓枠のなかのモノトーンの世界に鮮やかな朱のカラス瓜。
日本画をみているようだった。

■夕闇が迫って空には朧な三ケ月が昇っていた。

■今日の花は、10日前に切花にしたミニバラ、固まったまままだ元気です。
未練がましいですね。

       

              

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枯れ草の中のうたたね/ゼラニウムの仲間

2009-01-30 19:21:20 | Weblog
■わたしの家の裏は今枯れ草に覆われている。
15年前の節分の日の夕方火事が起き、消失したままになっている。
住んでいた方達は越していった。

■日当たりがいい。猫たちが枯れ草の中でよくまどろんでいる。
今日(三日前のお話です)も二階の書斎を掃除するため北側の窓を開けると、枯れ草の中に黒いものが見える。
どうやらクロらしい。

       

■窓を開ける音で目覚めたのか、むっくりクロが起き上がった。
わたしを確認すると可愛い声でニャーと鳴いてこちらを見ている。

    ちょつと眠そうですね
       

■そのうち姿が見えなくなった。
餌を食べにわが家にくるのかと。
わたしも階下に急いだ。
勝手口の戸を開けると、もう餌皿の前で神妙な顔をしてクロは待っていた。

■餌を皿に開ける。近くへ寄るといまだにシューシューと威嚇する。
「ずいぶんいじめられたのね」
「可愛そうにね」
人間不信になっている。
わたしはクロを慰める。
わたしが[ニャオ]と泣き真似するとクロも「ニャオ」と可愛い声で返事を返す。

■普通の毎日の生活でふと感じる寂しさを猫が癒してくれる。

■今日の花はゼラニウムの仲間

       

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川べりの風景/カランコエ

2009-01-29 15:34:56 | Weblog
■渇水期なので水面はさざなみをたててゆったりと流れている。
川底の小石や魚が透けて見える。
岸辺には枯ススキが寒風にゆれていた。

■水音がした。
この音にはおぼえがある。
先日、鴨が5、6羽北へ飛んでいく途中羽を休めていた。
餌を獲っていたのかさかんに頭を水の中にいれ、水しぶきをあげていたあの水音だ。
そのときはすぐ飛び立ってしまったので写真に収められなかった。

■そうっと川岸に近寄ってみた。
数羽水浴びをしていた。
対岸の水際なので、できるかぎりズームして数十枚撮ってみた。

       

       

       
       
■大きなカラスがそうっと鴨に近づいていった。
ハラハラしながら見ていると鴨が水の中に飛び込んだ。

       

■なにもかも忘れて鴨を見ていた楽しい数十分だった。

■今日のお花はカランコエ。
数年前母の日に息子から贈られた。
昨年あまり大きくなったので刺し芽したカランコエ。

花言葉…たくさんの小さな思い出。あなたを守る。おおらかな心。

       

       

       



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出だしは「言葉」/クリスマスローズ

2009-01-27 17:17:14 | Weblog
■今日は書くことがない。
と、つい口に出して言ってしまった。
主人に言わせれば書く材料はたくさんあると言う。
一行書き出せばあとに言葉が続くと。
「言葉が言葉を呼ぶよ」
さすが昔とった杵柄。
主人はうまいことを言う。

■今日の天声人語に週刊朝日の名物編集長だった扇谷正造さんは、取材メモを前に苦吟する新人の肩をたたき、「とにかく大変だった、と書き出してみたまえと」語りかけたと言う。

■今日はクリスマスローズを植え替えた。
と一行書き出してみた。
2月10日から始まるクリスマスローズ展まで待ちきれず近くのホームセンターで
クリスマスローズの苗を買ってきた。
わたしは欲しくなったら待てない悪い性格だ。
わたしの性格をよく理解している主人のほうから「クリスマスローズ買いに行こう」と誘ってくれた。

■若い苗なので花は来年にならないと見られないが、とにかく来年は可憐な花を咲かせてみようと意気込んでいる。

       

       

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夕暮れの散歩/シンビジウム

2009-01-25 01:12:36 | Weblog
■朝カーテンを開けると雪が舞っていた。
いつしか雪はやんで昼近くになると日が差しこんできた。
空気がしっとりとして気持ちいい。

■夕方散歩に出た。
昨日新調した靴を履いている主人。
軽くて履き心地がいいと何度も繰り返し喜んでいた。
良かった……こんなに喜んで。
わたしも嬉しかった。

■新しい靴を履いた主人が背筋をピンと伸ばし歩いている。
わたしとの身長差がますますあるように思えた。

■マンションの窓に日没を反射する光彩。
遠い山脈のように見える夕暮れの雲。
「テーマーを決めて雲なら雲ばかり撮るのもいいね」と主人。
「そうね、一つとして同じ雲は見られないものね」

       

       

       

■弟から贈られたシンビジウム。
姉さんは白い花が好きだから……といって……うれしかった。
育て方、勉強して来年も咲かせて見たい。

       

       
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ぽかぽか陽気/夫靴新調/クリスマスローズ

2009-01-23 22:34:14 | Weblog
■暖かだった。
ともかく暖かだった。
大寒なのにぽかぽか暖かだった。
薄めのコートを着てでかけた。
頬にあたる風が心地よかった。
テレビで報じていたように桜の咲く季節のようだった。

■わたしには思惑があった。
主人をなんとか靴屋につれていきたかった。
両足の親指のところに穴の開いているスニーカーをはいている。
穴はまだしも底が平らになってしまって滑りでもしたらと、危惧していた。

■わたしが、主人が今履いているニューバランスを選ぼうとしたら、主人は前からハイドロテックスポーツと決めていたらしい。これならウォーキングからタウンにも履けると。
これにはちょっと驚いた。
わたしが紳士服売り場をみているといつの間にか居なくなってしまうのに……。

■とにかくよかった。
やっと靴を買った。

■実はもう一つ思うことがあった。
クリスマスローズ展2月10日から15日神代植物公園(東京)へいきたい。
クリスマスローズ昨年は咲いてくれなかった。今年も新芽がない。
バラも大好きだけれど、この可憐な花が好きだ。
花色も色々あり花の形状も八重咲きカップ咲きと魅力的。
もっとも、この花の――語尾のひびきはローズだ。

    昨年のクリスマスローズ
       

       

       

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春のけはい

2009-01-22 18:49:30 | Weblog
■暖かなので……「春雨じゃ、濡れていこう」なんて夫はそんな洒落た、ロマンチックなセリフは吐かない。まるで春雨のような感触の雨の中を二人でパソコン教室に急いだ。
ところが急ぎすぎて、まだ時間までに20分もあることに気づいた。

■「回り道していこうか」はいはいはい。そうですね。まあ……夫のいえるマックス……ロマンチックなお誘いの言葉。

■教室への道の手前で左折する。この通りには農家が点在していて、知りあいも多い。
みなさん元気だろうか、などと話し合いながらさらに郊外にでる。

■「雨にけぶり……雑木林が夢幻の世界に在るようだ。ここでどうだ。一枚、シャカットやろうよ」

■最近ではすっかりわたしのアッシスタントぶりがイタについてきた夫が立ち止まる。

■なるほど。霧に浮かぶような遠景の林がみえる。
「枝先で春の芽がふくらんでいるようだ。みてごらんよ。色合いがちがうだろう」
木の芽がといわずに、春の芽と表現したところに夫のセンスがちょっぴりひかった。

■そのちょうしよ。もうすこしで、なにかロマンチックなことばがきかれそうだ。
だがそれっきり夫はだまってしまった。
わたしが遠景にカメラをむけているのをじっと見守っている。

■ともかく雪でなくてよかった。
雨降ればバラ遠からじ。わたしもあまりシャレタことばはでてこない。
シャカシャカ写真をとりつづけた。
林がたしかに薄紫色に霞んでいる。

       

       

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冬の夜の雨

2009-01-21 23:20:30 | Weblog
■しばらくぶりで雨の夜となった。静かに屋根に降る雨の音にききいっている。暖かなので雪にはならないだろう。

■午後、庭に出てバラの植えかえをした。どうもまだよく植えかえの方法がわからない。うまくいっているかどうか不安だ。

■夜の雨の音をききながら、バラの手入れや植えかえについて書いてある雑誌を読んだ。

■それぞれ書いてあることが微妙にちがうので、困ってしまう。
ぱらぱらとページをめくる音がむしょうにおおきくきこえるのも冬の夜の静かさのためなのだろう。

■ブラッキーはコタツにもぐりこんだままでてこない。
夫がコタツでうたた寝をしているからだ。

■昨夜はオバマ大統領の就任式典をみた。寝不足がたたってわたしも横になりたい。
「ブラキーはいいな。いつもパパとお昼寝できて」
コタツの中のみえない猫ちゃんに声をかけた。

■さて、ブログでも書こうか。なにも書くことのない、この雰囲気がでるような文章がかけるかしら。

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猫と亭主/ミニバラ

2009-01-20 22:05:55 | Weblog
■寒さがもどった。
ブラッキーはこのところ外に出たがっている。
「はい どうぞ」と玄関をあけてあげる。
冷たい風が庭に吹きつけていた。
庭はしろっぽく凍てついている。
一瞬くびをひっこめた。
行くか戻るか思案しているようだ。
しぶしぶ戻ってきた。
「そうよ 外は寒いの炬燵にはいっていなさい」

■うちのブラッキーは何もしない主人にかしずいているので、主人を見習って何にもしない猫ちゃんです。
そんな訳で炬燵にもぐっているか、ソファの肘掛に座っているかなにはともあれいつも主人のそばを離れません。

■わたしのところへきて猫なで声でなくときは、餌を貰うときと、主人の書斎のドアを開けてと、頼みごとのあるときだけです。
それでもわたしはブラッキーにニャオーと声をかけられるとめろめろになってしまいます。

    わたしは女の子です。よく男の子とまちがえられます。

       

■今日は鉢植えのミニバラをカットして花瓶にかざりました。
もうこれ以上開かないままおわってしまうだろうから……。
冬でも咲くバラなのか選定したところから新しい葉がでています。

       

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春を待つ

2009-01-19 21:54:55 | Weblog
■寒さも一休み。
午後、ふたりでホームセンターへ。

■猫チャンの餌を買った。花売り場には、剪定されたバラが並んでいた。
春をまっている感じだ。
「これは……」
「腐葉土」
「雲が春めいている」
 夫は、もう、わたしのいうことは聞いていない。 
ふっくらとしたメロンパンみたいな雲がいくつも浮かんでいる。
「いよいよ大寒。これからまだまだ寒くなるのよ」
「春遠からじ。このあたたかさで春が来た気分だ」
 何でもいいほうへ考えるポジティブな夫は、ハルウララな声をだす。

■こちらは冬。バラブログのネタ切れですこしいらいらしている。
何か書くことないかしら。
バラの鉢をみながら「あっ、これ芳純。Tさんがもっている」

■バラをみているとブログをつうじてしりあったひとたちが脳裏に浮かぶ。
いちどもお会いしていないのに、すごく懐かしい。

■猫をかっているひとたちの顔も浮かぶ。
とくに、たまさんのユーモアたっぷりのニャンズちゃんたちとの生活。
Tさんの愛くるしい二ひきの猫ちゃん。
I さんの猫にそそぐ愛情、それぞれの猫ちゃんの個性があいらしい。

■ことしもみなさんの若いエネルギーをいただいて、がんばらなくては。

■夫はまだふっくらとした雲を眺めている。

■どんな花が咲くのかしら? どれを買おうかなとまだわたしは迷っていた。

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倒影

2009-01-17 20:09:42 | Weblog
■いつもの河川敷を夫と散策。
この河川敷は、わたしにとってはありがたい場所だ。
いままでにもかずかずのブログのネタを提供してもらっている。

■「あの枯れすすきの穂だけとってみないか」
「ワイエス。亡くなったわね。あの画家のもつ寂しさがでればいいのだけれ ど……」
写真をブログに載せるようになってからというもの、自然を見る目がかわってき た。
「向こう岸の川面にすすきがうつっている。あれすてきね」
「倒影」
「……」
「さかさに影が流れに映っている」

■枯れ葉が流れている。
枯れすすきの倒影がゆらいでいる。
陽炎のようなうごきは、薄茶色に染まっていた。

■ススキの穂群をつめたい風がふきすぎていく。

       

       

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カラス瓜/なかは空っぽ

2009-01-14 23:13:59 | Weblog
■寒い日がつづいている。

■ハコネウツキの葉もほとんどおちつくしてしまった。
カラス瓜がよくみえるようになった。

■皮の部分を残して、中身はすっかり鳥についばまれていた。

■よくもこうみごとに、皮だけを残してたべてしまったものだと感心する。
鳥にそなわった自然の本能とでもいうか、必要な部分だけたべつくしていた。

■わたしにはそれはみえず、表面の皮だけを鑑賞していたわけだ。
おもしろい。おもしろいなぁ、と思った。

■自然とは、なんとすばらしい叡智にみちていることか。

■命の瀬戸際にあって、たべられるものは、たべる。

■そのぬけがらを、鑑賞して逸にいっている人間もいる。

■自然はすばらしい。

       

         
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カラス瓜

2009-01-10 18:38:13 | Weblog
1月9日 金曜日
■朝から冷たい雨。
外猫のクロや、子猫を亡くしたあの猫のことが頭によぎる。
この寒さのなか、どこで暖をとっているのか。
心が痛む。

■ソファに座ってふと窓の外をみる。ハコネウツキが風にさわいでいる。揺れる枯れ葉のなかに――。
オレンジのカラス瓜がひっそりとぶら下がっている。
よくみると鳥についばめられた痕がある。
この季節には鳥たちも餌が少なくて実を食べにきたのだろう。

■なんと寂寥感のある風景だろか。
冬の雨は寂しすぎる。
   
       

       

    ハコネウツキの花 08-5-31撮影
       
       

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空のX

2009-01-09 18:43:03 | Weblog
1月8日 木曜日
■夫が空を見上げて「Xだ」と叫んだ。
見上げると青い空に、飛行機雲が大きく交差して鮮明にXと描かれていた。
カメラを構えたが太陽の光で映像がぜんぜん見えない。
液晶モニターが反射する。被写体をとらえているのか? 判断できない。
デジタルの悲しいい定めか。

■歩きながら何枚かめくらめっぽう撮った。
X……未知数。
今年はまだ、未知数。これからの一年どんな年になるのか……。
何がおきるか?
何かいいことないかな?
空はどこまでも澄みきって青い。
優しさがわたしの心にしみわたる。

       

       

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冬の枯野を歩く/バティオヒトホノラ

2009-01-06 23:34:55 | Weblog
■橋のたもとでたたずんだ。真っ直ぐ行こうか、右にまがり橋を渡ろうか。
とりあえず真っ直ぐ歩いて日光連山を視野にいれて歩き出す。
最近とみに人家が増えいい被写体がなかなかない。

■「どうしようか、戻ろうか」
「橋を渡ってK中学の正門の前を下りJRの線路の向こう側に出ようか」
すぐに決断しないで夫と相談している時間がこれまた楽しい。
引き返して橋を渡ることにする。
視野のなかに男体山がときおりみえかくれする。

       

■どこまでいっても家の途切れる気配はない。
ずいぶんこの辺も新しい家が建ったものだ。
「この前きたのはいつかしら」
少し息切れがする。

■急に視野が開け田園地帯が広がる。
「この辺で道にまよったのよね」
そう八年ほど前になる。
東京から帰省した娘の車で来たことがあった。
あの時は車から降りなかったから歩いた記憶はない。

■ウオーキングしている中年のご夫婦がわたしたちを追い越していった。
時おり甲高いカラスの鳴き声が静かな田園に響く。

■野歩きを楽しんでいると日が傾きだした。
「もう少しここにいれば、落陽が撮れるな」
「雑木林の空に突き立っているような繊枝が素晴らしい」
「そうね、繊枝の網目をとおして陽がさしこんだら美しいでしょうね」

       

■小川に陽がふりそそいでキラキラ輝いている。
「風がでたわ」
しめて11514歩の散歩。

       

■白と薄緑のバラが紅をさしてお洒落。
ミニバラ・バティオヒトホノラ12月4日に買って以来まだ咲いています。

       

       

       

         
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