猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

十五夜

2018-09-24 21:56:58 | 身辺雑記
朝夕すっかり過ごしやすくなった。
きょうは十五夜。
ふと、気づいてカメラをもって庭にでてみた。
群青色の空に月は雲の中に見え隠れしていた。
雲は月のまわりを静かに移動している。
すだく虫の音がきわだっている。
夜風が気持ちよい。


    

    

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季節の訪れをしらせてくれる植物たち

2018-09-17 20:08:31 | その他のお花たち
庭も秋の色をまといはじめた。
異常な暑さがつづいた今年の夏。
秋の花は変わりなく咲いてくれた。
風も空も秋を感じさせる。
庭にでて風が木の葉や草花をゆらす音に耳をすませる。
季節の訪れをしらせてくれる庭の植物たち。
秋海棠、ホトトギス、シュウメイギク、紫式部、萩。
しみじみと自然の豊かさの中で生きる楽しさを味わっている。

    シュウカイドウ
    

    

    

    彼岸花(曼珠沙華)
    

    

    紫式部
    

    萩
    

    シュウメイギク
    

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藤田嗣治展をみる

2018-09-11 23:14:26 | 身辺雑記
2018/09/08 Sat.
次女と孫のNと、東京都美術館にて没後50年藤田嗣治展をみる。
館内はそれほど混みあっていなかった。
最初に出迎えてくれたのは、みなれたおかっぱ頭で猫をだく藤田の大きな写真。
80年を越える長い生涯にのこした絵画作品をみることができて嬉しかった。
藤田の作品の中にたくさんの画家から影響を受けているのを感じた。
人物画では黒田清輝、モディリアーニ、マリーローランサン。風景画ではキリコ、ユトリオなど。
裸婦像は乳白色の下地に女性の透明感ある肌の美しさがきわだっていた。
水彩画のような油絵の薄塗の極致、面相筆と墨を使い東洋と西洋のこんぜんとした美の極致。
絵の中に猫ちゃんがいたるところに顔をだして、猫好きのわたしはほくそえんだ。
わざと下手に描いた、画題もサインもない絵があった。
「闘争(猫)」第二次世界大戦勃発後、ドイツ軍が迫るパリで描かれた。
飛びあがる猫、うなり声をあげる猫、転げまわる猫など14匹がさまざまな姿態を見せて格闘している。
圧巻だった。
藤田手作りの小物たちも可愛い。
ひとりの画家がさまざまなモチィーフにしたがって画題がかわり、その都度新しい技法に挑戦している。これこそ芸術の魂と感動した。
藤田嗣治は天才だと思った。

帰途、上野の森パークサイドカフェでひと休み。
紅茶シホンケーキ&ホットコーヒーをのみながら三世代で歓談。
夕風が疲れたからだを優しく愛撫するようにとおりぬける。
まだ興奮冷めやらぬからだに心地いい。

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

      

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いわさきちひろ展

2018-09-10 11:32:07 | 身辺雑記
かねてから憧れていたいわさきちひろの展覧会を東京ステーションギャラリーでみた。
「生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。」
――のちの伴侶と出会ったさいに自己紹介した言葉をタイトルとした展覧会。

清純な抒情にみちあふれている子ども、花、平和などをモティーフにした絵。
かわいい、やさしさ、線の魅力、色彩、にじみといった印象きりもっていなかった。
この展覧会をみていわさきちひろのイメージが変わった。

油彩から広くいきわたっている今の絵にいたるまでの、プロセスが展覧会をみてわかった。

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

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至福のひと時

2018-09-01 10:16:59 | 身辺雑記
昨夜は疲れて早く就眠。
今朝はすっかり疲れがとれていた。
5時起床。庭にでる。
朝のすがすがしい空気を胸いっぱいにすいこんだ。
木々も生き生きとしている。
秋の気配を感じる。
ジャズが聴きたくなった。
CDではなくレコードで。
大好きなチック・コリア(ピアノ)ゲィリー・バートン(ヴァイヴ)
「クリスタル・サイレンス・ラィヴ」1979/10/28 スイス、チューリッヒに於けるライヴ。
そしてコーヒー。
コーヒーの香りと美しい旋律が室内にみちあふれた。
ひとり至福の時を過ごした。

    

    

    
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