猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

秋を感じる色々なことがら

2022-08-31 19:34:20 | 身辺雑記

2022/08/31 水曜日 

今日で8月も終わり。

日がきゅうに短くなった。

虫たちのすだく声。

風の中に忍びこむ秋の気配

朝夕は涼しく過ごしやすくなった。

 

夏の間はひんやりとしたフローリングの床に寝ていたルナ。

わたしのところに寄り付かなかったのに。

涼しくなったので、気が付くとベッドのわたしの足もとで寝ていた。

 

アイスバーグがいつの間にかたくさん花を咲かせていた。

陽が沈み薄暗く澄みきった空気の中、白い花が気品を漂わせて。

    

    

    

    


仙台育英と下関国際の決勝戦をテレビで観戦

2022-08-22 20:19:13 | 俳句

2022/08/22 月曜日

夫と仙台育英と下関国際の決勝戦をテレビで観戦。

 

●白球をふとカラス追う甲子園

 決勝戦をテレビで観戦中。 球場の上を、速球のようにカラスが横切った。

●ひと掬の思い出の砂甲子園

●砂すくう手に光あり甲子園

 勝っても負けても、すべての力を出し切って戦った夏。青春の忘れられない思い出になるでしょう。

    

●うたた寝の猫うなされて夏の午後

 眠っていたルナがとつぜん鋭い鳴き声をあげた。夢でも見たのでしょう。

●庭をみて端居顔なる猫優し

 猫は好んで縁側などで、香箱をつくってひとりで庭を眺めているのが好きらしい。

 猫は穏やかな優しい顔をしていた。

●猫のひげツンツンと引く端居かな

 縁側で涼みながら、手持ちぶさたで、猫のひげをツンツン引っ張って遊んでいるわたし。

●猫の背を撫ぜなぜしてる夕月夜

猫の背を撫ぜなぜすれば夕月夜

 傍らの猫の背を撫ぜなぜしていた。ふと見ると綺麗な月が出ていた。

   


暑い夏もようやく峠をこえたかに見える

2022-08-20 17:13:17 | 身辺雑記

 

2022/08/20 土曜日

朝夕だいぶ涼しくなった。

朝や夕暮になると、カナカナ、カナカナとヒグラシが鳴く。

その響きは澄んで涼しさを感じる。

暑い夏もようやく峠をこえたかに見える。

夜のとばりが降りると、家の中に迷い込んだのか虫が鳴きだした。

ハンターキャットのルナは、鳴き声に狙いをつけている。

ルナが近寄ると、パタッと鳴き声が止む。

わたしはホット胸をなでおろす。

 

庭では、蕾を摘み忘れたバラがぼつぼつ咲いている。

 フレンチレース

     

          

7月に剪定した紫陽花ですが。

墨田の花火が2輪涼しそうな花を咲かせた。

 墨田の花火

     

     

     

クレマチスのアフロディーテ、ベルベットも1輪づつ。

 アフロディーテ

     

 ベルベット

     

     

庭の住人?

     

     

夫が老後の楽しみに句作を煩くすすめるので。

初めての作。

●端居(はしい)して花烏瓜眺めいる

 夕方になるといくらか涼しくなった。縁側で涼をとりながら庭の烏瓜を眺めていた。夫の好きな烏瓜。

 今年はたくさん花つけた。暑さのためか花が落ちてしまう。

 緑色から朱色になり、小鳥が実を食べに来るまで実をつけていて欲しい。

●水打って草木を守る夕べかな

 暑い一日が終わろうとしている。打ち水をすると草木も庭石も涼しくなったようで生き生きと蘇る。

●片影を探して歩く炎天下 

 容赦なく照りつける太陽。木陰や日陰を探してそこをつたうように歩いて、暑さをさける。

●ひそやかに秋しのびいる空の青

 空の色も光もどことなく澄んで感じられるようになった。秋はいつの間にかひそやかにおとずれるようだ。