猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

おもわぬ客と忘年会

2017-12-28 21:24:42 | 身辺雑記
どことなくあわただしい街の人の動き、今年もあとわずか。
仙台の帰路弟がわが家に。
わたしの好物「仙台駄菓子」夫には塩釜の原酒「浦霞」を土産に。
夫と弟と忘年会。
おそらく忘年会なんてはじめてのことかも…。
すき焼き鍋を囲んでまずは、ビールで乾杯。
あとはお酒を熱燗でいただく。
酔いが回ってくると弟は饒舌になった。
弟の顔をながめながらどこかに父の俤を思いだしていた。
弟もわたしの中に母を思いだしていたかもしれない。
気が付くと午前一時を過ぎていた。
夫が寝床に去った後も、二人はほろ酔い気分で思い出話に華がさいた。
冬の夜が静かに過ぎていった。
楽しい暮れの一コマだった。

   仙台駄菓子
   

                  
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ナエマからのプレゼント

2017-12-26 15:23:50 | わが家で咲くバラたち
寒々とした冬の空にナエマの蕾が固くなってうなだれていた。
数週間前切り取って瓶に挿して暖かいキッチンにおいといた。
半ば諦めていたナエマが開花した。
やさしいピンク色の花弁が喜びにあふれているように花ひらいた。
そっと花びらに顔をよせ香りを吸い込んだ。
今年最後の嬉しいプレゼント。

    

    


                   
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冬枯れの河川敷で尺八を吹く老人

2017-12-22 19:26:05 | 身辺雑記
熊沢書店で「2018年絶対に見逃せない美術展」日経おとなのOFFを買う。
来年は美術展をたくさん見たい。
買い物をすませいつもの河川敷におりる。
風景が春をおもわせるようなまばゆい明るさだ。
背中に陽があたりぽかぽか暖かく気持ちよい。
尺八の音色が微かに聞こえてきた。
川面に向かって白い杖を傍らに置いた老人が尺八を吹いていた。
水音と尺八の音色が渾然ととけあって冬枯れの川面をながれていた。
老人の姿は寂しそうだった。
主人はこの光景を見てショウト、ショウトが書けるなぁと低くつぶやいた。

                    
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今年最後のバラ

2017-12-21 18:13:43 | わが家で咲くバラたち
風邪をひいていたので10日ぶりに庭にでた。
バラの鉢土はカチカチに凍りっていた。
土の表面を軽く掘った。中までは凍っていなかったので安堵した。
最後の花、地植えのバラアイスバーグとコーネリアは切り戻し花瓶に挿して楽しんだ。
コーネリアは蕾を摘まなかったのでローズヒップが楽しめそう。
クリスマスローズは2階の日当たりに移した。
クリスマスローズも新葉が伸びだした。
春の日ざしを浴びて蕾が頭をもたげてくれる瞬間を想像しながら。
久しぶりに庭で風を感じながら自然に触れる喜びを感じました。

    アイスバーグ
    

    

    

    コーネリア
    

    
                     
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日光霧降「山のレストラン」にて

2017-12-10 20:42:38 | 身辺雑記
2017/12/09 Sat.
次女のR子からこれから行くと連絡があった。
「心配だからこなくていい」
娘とわたしが電話で話している傍らで心配性の夫が叫んでいる。
初めて車で高速でくるのを心配している。
「途中まで来てしまったから……」
わたしはちょいちょい会っているが、夫は久しぶり。
本当は会いたいのだろう。
そうこうするうちに娘の明るい声が玄関でした。

夫は車に乗せてもらうのが大好きだ。
「お父さんどこへ行きたい」
「ちょっと早いがmimaの誕生日祝をしようかと前々から話していた」
「実は山のレストランに行くつもりだったの—―」
昼を過ぎていたが「山のレストラン」(日光霧降)に決まり。
日光例幣使街道を走っているうちに雨がぽっぼっ降りだした。
娘は雪になることを心配していた。
霧降につくと、ちらちら雪が舞っていた。
レストランのなかは暖炉の火が赤々と燃えていた。
カナダ材で建築したアットホームな空間がわたし達を迎えてくれた。
夫は毎回「虹鱒のチーズ焼き」ライス。
娘は「的鯛のグリルとフィットチーネ」とカフエラテ。
わたしは「季節の白身魚のムニエル」全粒パン、紅茶を注文した。
話好きの夫と娘の会話は楽しかった。
食事がすんでから気が付いたが後の祭り。
お料理の写真を撮り忘れていた。

    日光例幣使街道
      

        

        

     

     

     

     

     

     

      

     

   樹の降りの滝
     

        

                     
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師走 椿「侘助」

2017-12-06 16:22:49 | その他のお花たち
師走。
いつもの暮らしの延長でもいいのに、急に身辺があわただしくなる。
たまりにたまった書類の整理。衣類や暖房機具の準備。
このころになると、薪を使う暖炉がほしくなる。
赤々と燃える薪。暖炉を囲んでの子供たちとの団欒。
それでさらにロマンチックなスタンドがいくつもあればいいのになぁ。
と、いつになっても少女趣味。これで、よく夫に笑われないものだ。
おせち料理の献立をあれこれ考える――。

いつも散歩する公園の木々はほとんど枯れつくした。
枝に残った数枚の葉が風に揺れている。
一陣の風が吹くとクルクル舞いながら落ちてきた。
すかすかになった木々の間から真っ青な冬の空がのぞいている。
枯れ葉のたまった遊歩道を子供のように踏みしめながら歩いた。
夫とわたしの足音が交差した。カサカサなる音を楽しんだ。
いよいよ北国の長い冬が始まる。
庭の椿「侘助」。この時期がいちばん綺麗。真っ白な花びら。
寒さが厳しくなると白い花びらが寒さで茶色になってしまう。
いつものことだが残念に思う。

    

    

    

    

    

                   
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