みいちゃんの”おかげさま”

ひとり暮らし12年を経て 2016年秋から長男宅で暮しています

関西から関東へ生活の変化を記録します

高貴な香リ・・唐菓子

2012-12-03 09:28:55 | インポート


歓喜団という唐菓子です

おかず友達の1人が

古典を学んでいます

「京都に行ってきたから・・」 と

私にとっては初めての

高級唐菓子をいただきました

栞には

「奈良時代遣唐使により仏教とともに伝えられ
密教のお供え物であった」

「七種の香を入れて包み
八葉の蓮華は八つの結び目で表し
金袋は煮えたぎったごま油で揚げた」

とありました 

今に伝える さすが京都のお菓子です

中身は当時は栗、柿、杏だった由ですが

今は こしあん、高貴な香りが仄かに匂う

珍しいお菓子です

「皮は硬いから気をつけてね」と言われたとおり

本当に硬い、木槌で割っていただきました

高貴な香りは口の中に広がって

「やっぱりこれは貴族のお菓子

お茶は勿論 高級中国茶かなあ」

「これ、こんなに硬く揚げてあると

平安時代でも日持ちするよねえ」

老女 二人の会話です