見晴台学園トピックス

 1990年、学習障害や発達障害の中学生・高校生が学ぶ全国にも珍しい父母立の学園です。

遠足へ行ってきました!

2017年05月01日 | 日々つれづれ

4月27日(木)、本科と中等部が合同で遠足に出かけました。

行き先は岐阜市のシンボル・金華山(標高329m)。
山頂にある岐阜城を目指して、1時間ほどの山行です。

名古屋出発組はJRと岐阜バス
(偶然、「清流ライナー」という2両連節の珍しいバスに乗ることができて一同感動!)
を乗り継いで、登山口のある岐阜公園へ。
前日の雨もすっかりあがった爽やかなお天気の中、
山頂をめざしてそれぞれのペースで登り始めました。

今回のルートは百曲り登山道。
ところどころに剥き出しの大岩がある健脚向きのコースです。
時には岩場をよじ登りながら、どこに足をかけたら安全か、
を慎重に考えながら、みんなしっかりとした足取りで一歩一歩登り続けました。

私はゆっくりペースのグループと一緒に登ったのですが、
山登りはどんなに疲れても苦しくても、自分の力で足を動かさなければ前には進めません。
そんな時に聞こえる「がんばれ〜!」や「もう少し登ったら休憩しようね」
という先生や友だちからの励ましの言葉。
これは何よりの推進力です。
そして、速いペースでも登れるのに、ゆっくりな友だちを気遣い励ましながら、
一緒に歩く優しい姿にも出会うことができました。
毎日の学園生活で育まれた思いやりを間近に感じられたひとときでした。

山頂でのお弁当のあとは、お城のことならお任せ!という頼もしいOBも合流して、いざ岐阜城へ。
楼上の展望台からは、麓に長良川、遥か向こうに名古屋の街並みも見えて、
ここまで登ってきてよかった、とみんな大満足でした。

岐阜城ゆかりの武将・織田信長とも一緒に記念撮影?!をすることができ、
帰路はロープウェイを体験し、充実した山行の締めくくりとなりました。