佐世保便り

2008年7月に佐世保に移住。
海あり山あり基地あり。そしてダム問題あり。
感動や素朴な疑問など誰かに伝えたくて…

原発アンケート

2010-08-22 | さよなら原発

原発について、不安に感じてる人、

原発はこれ以上造るべきでない、or減らすべき、orなくした方がいいと思っている人、

是非、いま内閣府がおこなっている原発アンケートに答えてください。

あなたの声を政府に届けて下さい。

思っているだけでは、何も変わりません。

 

http://www.aec.go.jp/jicst/NC/senmon/seisaku/bosyu/100727/bosyu100727.htm

上のURLをクリックして、内閣府のプレスリリースを直接読んでみて下さい。

 

1.概要

 原子力委員会は、「原子力政策大綱の見直しの必要性に関する検討について」を決定し、見直しの必要性の有無についての検討を開始することとしました。
 つきましては、現行原子力政策大綱(以下、「現大綱」という)に示す政策の進捗状況や原子力を取り巻く環境の変化、さらにこれらを踏まえて大綱のあり方や現大綱に示されている政策に対するご意見を広く国民の皆様から伺いたく、以下の要領で意見の募集をいたします。率直なご意見をお寄せください。

2.意見募集の対象

●現大綱の見直しの必要性の有無
●見直しの必要な(または必要でない)理由
●見直しが必要と回答された場合、見直しのあり方や個別施策への意見

3.参考資料

現行原子力政策大綱(資料-1)
現行原子力政策大綱について(資料-2)
現行原子力政策大綱に関する政策評価について(資料-3)
現行原子力政策大綱とこれまでの政策評価等との対比表(資料-4)
お寄せ頂いたご意見

4.意見募集期間

 平成22年7月27日(火)~9月21日(火)17時まで(郵送の場合は同日必着)

 

これを読むと、なんだか難しそうですが、

私たちは素人なのですから、素人なりの素朴な意見でいいと思うのです。

「ご意見を広く国民の皆さまから伺いたく」と書かれていますし・・

 

昨夏、私たちは「コンクリートから人へ」のキャッチフレーズに喜んで投票し、

民主党政権が誕生しましたが、

その言葉とのズレを感じていたのが、エネルギー政策でした。

 

緑のダムなど自然環境を重視する民主党が、なぜ原子力発電を推進するのか・・

ずっと疑問でした。

温暖化対策、CO2削減のためなどと言っても、それは理由になりません。

原発は膨大な温排水を海に流すので、原発を「海暖め装置」と呼ぶ学者もいますし、

電気を作る時点でのCO2の排出量は少なくても、

原発で使う原料ウランの採掘・運搬時に排出されるCO2、

使用済み燃料の核廃棄物の処理やその半永久的な保管に排出されるCO2、

それらをトータルして考えると、決してCO2削減に寄与するとは思えません。

 

そして、何より、原発には大きな大きな危険性がずっと付いてまわります。

ひとたび大事故が起これば、あのチェリノブイリのように、

大気も土壌も放射能で汚染され、たくさんの犠牲者を生み、

今も癌などの後遺症は続いていて、

最大の環境破壊を引き起こすのですから。

 

また、廃棄物の安全な処理法が未だ確定してないのに、

それでも、「そのうちなんとかなるだろう~」とでも思っているのでしょうか?

何とかならなかったから、原子力政策もいよいよ行き詰ってきたのではありませんか。

 

ヨーロッパのように自然エネルギー開発に力を入れてほしい。

太陽光、風力に加えて、火山列島の日本には地熱という大きな資源が眠っています。

将来にツケを残さない、安全なエネルギーにシフトしてください。

 

そのような素朴な声を、私は送りました。

是非、皆さんも、それぞれの思いを、勇気を出して届けてみませんか。

 

去る8月9日、長崎原爆の日に、佐賀地裁では、

「玄海原発におけるMOX燃料使用差し止め」請求が提訴されました。

多くの県民国民が、原発の中でもさらに危険なプルサーマル発電にNO!と叫んでいるのです。

私も「支える会」会員の一人として、この裁判の成り行きをしっかり見守りたいと思っています。

 

                         

 

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