今日、安保・基地問題の学習会に行ってきました。
日頃大変お世話になっているYさんが講師とのことで、
Yさんなら不勉強な私にもわかるよう話してくださるだろうと期待していましたが、
やはり、土台の学習が出来てない私には難しかった…
・日米安保第2条「締約国は、その国際経済政策における食い違いを除くことに務める」
との条項があるがために、小麦、牛肉、オレンジなど輸入自由化され、
その結果日本の食料自給率は7割から4割に激減した、
・エネルギー政策では、アメリカの濃縮ウランと原子炉の押しつけで日本が原発列島になってしまった、
・アフガン・イラク戦争の時は、ベロー・ウッドなど佐世保の揚陸艦部隊は沖縄海兵隊と共に行動した、
・いま佐世保を母港とするボノム・リシャールは、オスプレイの母艦と言われている、
・計画中の新たな弾薬基地は、湾を埋め立ててやるので、建設に20年もかかるとのことで、
(その費用は想像するだに恐ろしい…)
そんな興味深い話もあったけど、私にはやはり全体的にレベルが高すぎました。
私には素朴な疑問がありました。
なぜ世界一危険な基地に、これまた超危険なオスプレイを配備するのか?
安保を破棄し、日本から基地がなくすこと、もちろんそれが理想ですが、
現実的には、一朝一夕とはいかない。
できるところから始めればいいのに・・・
そのできるとこからとして、世界一危険な基地と言われる普天間を移設しようとしてきたはず。
「最低でも県外」だった約束が、いつのまにかすっかり忘れ去られてしまってますが…
ところが、その危険な基地に、これまた超危険なオスプレイという軍用機を配備するって
どういうこと?
どうしてこんなことが認められるのか?
どうして誰も政府の要人はNOと言わないのか??
この基地ではあまりにも危険すぎますから、せめて××の基地に変更してください、
なぜ、それさえも言えないのか?
それも言えなくて、なんで安保が破棄できるだろう?
沖縄の県民も議会も行政も、みんなオスプレイNO!と言っているのに、
同じ基地の街・佐世保では市民や議員の多くは無関心で、
市長などは「低空飛行訓練ルートに含まれていないからオスプレイは佐世保とは無関係」と言う始末。
なぜ、こんなに違うんだろう???
日本中の基地の街が手をつなぐことが、まず大事ではないのだろうか。
なぜ、それができないのだろう?
そんな疑問はずーっとあったのですが、
素朴すぎて質問できずに終わってしまいました。