佐世保便り

2008年7月に佐世保に移住。
海あり山あり基地あり。そしてダム問題あり。
感動や素朴な疑問など誰かに伝えたくて…

ピースウォーク長崎出発!

2010-01-24 | 平和
『ピースウォーク from  沖縄 ― 天地行 ―』が24日、いよいよ長崎市を出発しました。

今年5月ニューヨークで開かれるNPT・核拡散防止条約の再検討会議に合わせて、
核兵器のない世界を目指そうと元旦から沖縄を歩いてきた平和行進を引き継ぎ、
ここ長崎から東京までの長い行程が今日、青空の下始まりました。




お昼を食べながらニュースを見ていたら、朝の出発式の様子が伝えられ、びっくり!
予想以上の人数です。100人あまりが参加していたとか。
1万人署名の高校生たちの姿もありました。

上の写真は、原爆落下中心地公園を歩いているところ。
まさに平和への思いがいっぱ~い詰まった場所。

お天気のせいだけでなく、日曜日だからというだけでなく、
平和への希求が強い市民の住む長崎だからこそ、こんなにたくさんの参加者が集まったのでしょう。

長崎県内を歩く最終日29日は、佐世保市です。
佐世保から有田の県境まで、約20kmを歩きます。

佐世保の平和を愛する皆さんも、一緒に歩いてみませんか?
1kmでも2kmでも、もっと少なくてもいいんですよ。


 1/29 8:45 松浦公園集合
      9:00 出発
           ↓
           基地周辺
           ↓
           佐世保駅前
           ↓
           日宇駅(トイレ)
           ↓
     12:00 ジャスコ(昼食・休憩)
           ↓
           早岐
           ↓
           三河内支所(トイレ)
           ↓
           やきもの市場 
           ↓
     16:00 県境(有田町)佐賀県にバトンタッチ



あなたの思いを歩くことで伝えてみませんか?

平和への思いは人それぞれ。

「平和」を辞書でひくと、「戦争がなくて世が安穏であること」と書かれていました。
戦争がなくても、会社が倒産し、住む家も失った人にとっては今が平和とは言えないでしょう。
裕福な生活をしていても学校に行けばいじめにあう毎日を過ごしている子どもにとっては、
いま戦争以上の恐怖を味わっているかもしれません。
原発や再処理工場のそばで暮らしている人々にとっては、不安な毎日で、とても安穏な心境にはなれないでしょう。

いろんな心配事、辛いことが少しでも減っていく未来であってほしい。
それは、誰かがつくってくれるものではなく、
私たち一人ひとりが意識して変えていかなくては得られないもの。

黙々と歩くうちに何かが見えてくるかもしれません。
私にできること。
私たちは独りではないってこと。

今日、沖縄では名護市長選挙がありました。
県外移設を主張する無所属新人で前市教育長の稲嶺進氏(64歳)が当選しました。
名護市民は、基地は要らないとはっきり表明したのです。

その名護市民、沖縄県民の思いも引き継いで、長崎もしっかり歩きたいと思います。


コメント
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