佐世保便り

2008年7月に佐世保に移住。
海あり山あり基地あり。そしてダム問題あり。
感動や素朴な疑問など誰かに伝えたくて…

石木ダム「不要」は「必要」の2倍以上

2010-01-05 | 石木ダム
今日5日の長崎新聞に、大型事業の是非を問うアンケート結果が出ていました。

これは3日から連載されている「あすへの視線~県民500人アンケートから~」のシリーズ第3弾です。

①長崎新幹線 ②諫早干拓 ③県庁舎移転 ④石木ダム の4つの事業について質問しています。

小見出しに「目立つ『わからない』」と書かれているように、
諫早湾と石木ダムの問題では、『わからない』という選択肢を半分以上もの人が、
県庁舎移転問題では3割強の人が選択していたのは残念でした。

が、それぞれについて考えを持っている人の答えは…

大型事業に対する県民の視線は「総じて厳しい」と結論づけられていました。


①「長崎ルートは必要か」との問いに
  「長崎まで必要」と答えたのは33.2%、
  「諫早まで必要」が6.2%、
  これに対して44・8%が「不要」と答えました。

 県は「西九州の発展に新幹線は不可欠、新幹線がなければ将来、長崎は取り残される」
 などと言って強力に推進してきましたが、県民は騙されてはいないようです。

②2008年に完成した諫干事業。有明海の漁業被害の原因究明のために開門調査すべきかについては
  賛成が29.4%、反対が17.6%。
  こちらも県の意向とは逆の結果です。
 
③県庁舎移転の問題は微妙です。
  移転新築という県の案に賛成なのが29.4%、
  現地で建て替えるが14.0%
  建て替えずに耐震補強にとどめるが19.6%
  つまり新築そのものには、43.4%が賛成で、反対は19.6%
  だが、移転には29.4%が賛成で、33.6%が反対という結果です。

④そして注目の石木ダム!
 「わからない」が半分以上だったのは残念だけれど、
 「必要」と答えた人が14.4%なのに対し、
 「不要」と答えた人は31.2% なんと倍以上です!
 
 4年前にも同じ質問をしていますが、その時の結果は、
 「必要」が25.0%、「不要」が23.4%で、わずかですが賛成派が上回っていました。
 この変化は私たちにとって、とても心強いものです。

 しかも、不要論者の理由の声の多くが「佐世保市はまず漏水防止に努めるべし」というもので、
 私たちの声が少しずつ届いている…との実感がわいてきました。
 

また、コラム「記者の目」のコーナーでは、
市長就任以来2年連続、元旦に石木ダム反対地権者の戸別訪問をしていた朝長則男佐世保市長が、
今年は訪問をしなかったと伝えています。
住民は「今年は久しぶりに穏やかな正月だった」と安堵したということです。

市長もやっと住民感情に気付き配慮する気持ちが芽生えたのか、
それとも…???    

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