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佐世保便り

2008年7月に佐世保に移住。
海あり山あり基地あり。そしてダム問題あり。
感動や素朴な疑問など誰かに伝えたくて…

お日様に誘われて

2012-01-02 | 佐世保・長崎

一日遅れですが、私にとっての初日の出。

元日は厚い雲に覆われて、全く見ることができませんでしたから。

日の出は、いつも人の心を元気にします。

心の中が温かくなって、体中の細胞が活気づいてくるのがわかります。

まさにエネルギーを注入されるよう。

太陽は、地球から1億5000万kmも遠い彼方にあるのに・・・

 

お日様に誘われて、今日は夫と初詣。

今年は平戸にある亀岡神社に決めました。

理由は、「初詣 長崎県」で検索したら、3つ出てきた神社の中で一番近かったから。

平戸城に隣接したその神社は、意外と静かで地味な佇まいでした。

お参りをした後は、境内に飾られた幼稚園児の描いた竜の絵画展を見たり、お守りを買ったり、

おみくじを引いたり・・今年は中吉でした。

埼玉にいた頃は、高速を使って1時間以上の距離を車で行き、
駐車場に入るのに1時間待ち、
降りてからも長い行列に並び、神殿前に辿り着くのに30分はかかる。
そんな苦労をして鷲宮神社に参拝していたっけ…

 

さて、平戸まで来たら、特に今日のような晴れた日に絶対生きたいのが川内峠

枯れた草原から見降ろす海は真っ青で、冷たい空気が美味しかった!

空も真っ青。浮かんでいるのは白い雲だけ・・・ではなく、

鳥?飛行機?あ、スーパーマン!でもなく、

凧でした。

糸を引いていたのは、可愛い少年たち。

高いビルもアンテナも、電信柱も電線も何にもない、凧上げには最高の場所。

あるのは、ただ大空!

なんてリッチな子どもたち!

 

こちらは佐世保市吉井町にある「御橋観音」の入口に立っているお地蔵様。

お正月なので新しい衣装に衣替え?とてもお似合いです。

こちらの観音様は、ぼけ封じで有名です。

近頃は物忘れがひどくなったと自覚していたので、

夫が帰りに寄ろうと言い出したとき、すぐに賛成しました。

ぼけ以外にも有難いご利益ばかり。

観音様には何と(ナムアミダブツとか)お祈りしていいのかもわからない信仰心の無い私に、

ご利益を頂けるとは思えませんし、それを願うのはあまりにも図々しいので、

一番は夫に、二番目は子どもたちに、三番目はAさんに、四番目はBさんに、五番目はCさんに、

そして六番目はできれば私にと祈ってみましたが、

やっぱりそれでも図々し過ぎますね。アハ・・・ 

 


藤山神社のモミジ

2011-12-05 | 佐世保・長崎

半年前は、薄紫のカーテンに覆われていた藤棚。

今はまるで鉄条網のような弦の天井と、

それにへばり付くように頑張っている葉っぱたち。

 

でも、この藤山神社には藤だけでなくてモミジもあって、それが見頃だと聞いてやってきました。

  

 

 

たしかに。

赤や黄色のモミジが素晴らしい!

小さな神社が錦の晴れ着をまとったように、そこだけが明るく輝いていました。

 

神社の裏山から覗くとこんな感じ・・

 蜘蛛の巣をはらって、裏山に少し進入・・

 間近で観たモミジのグラデーション。

 黄色になったり紅になったり・・・不思議ですね。

そのメカニズムはこちらのサイトにありました。
http://www.shinrin-ringyou.com/topics/kouyou.php

 

落葉樹は秋になると落葉の準備を始めます。

葉の中にある緑色の色素クロロフィルが分解され消滅を始めます。

そうすると、もともと含まれていた黄色の色素カロチノイドが目立ってきて、黄色に見えるのだそうです。

これが黄葉。

 

ところが、落葉樹の中には、

クロロフィルを分解するときに、同時にアントシアンという赤色の色素を生成するものがあり、

その葉っぱが紅葉するのだそうです。

なぜ、秋になるとアントシアンが作られるのかは、昔からの謎で、未だに解明されていないそうです。

 

さて、紅葉や黄葉のように華やかではありませんが、褐色に色づくのも紅葉の一種で、

タンニン性の物質や、それが複雑に重合したフロバフェンという褐色物質の蓄積が目立つためだとか。

ブナ科やスギ科の紅葉がそれで、ここにもありました。

メタセコイヤです。

藤山神社のお向かいの県立ろう学校の敷地に植えられたメタセコイヤ。

気の毒なことに、そばに電線が通っているので、枝がバッサリ切られていますね。

きれいな円錐形の樹形が美しいメタセコイヤなのに・・・。

 

ちょっとだけ敷地にお邪魔して、校内から撮ると、少しは元の形が偲ばれますね。

 

反対側から見るとこんな感じです。

 

紅葉という自然の美しい営みを堪能させてもらった後に見たこの光景は、

ちょっと胸が痛みました。

 


ハウステンボス

2011-11-05 | 佐世保・長崎

久しぶりのハウステンボス。

佐世保に移住してすぐファミリエ会員になったけれど、

今年の1月から更新を止めた。

年会費が値上がりしたのと、

フリーゾーンが新設されて、

そのゾーンこそが私の好きな場所だったので、年会費を払う意味がなくなったから。

 

でも、遠来の客、それも若い人などが来ると、やはり遊ぶ施設やイベント会場のあるゾーンは必見!

昨日、東京からやってきた息子と、その婚約者Tさんを夫と案内。

 

ハウステンボス初体験のTさんは、お城や風車、運河、街並みに魅了され、

5Dミラクルツアーやメロディ・イン・ザ・ダークなども、満喫。

 

そして、彼女も息子も私も楽しみにしていた「日韓太鼓まつり」

慶南国楽管弦楽団"Hyu(休)"の演奏。

左端の青年の、目にも止まらぬバチさばきが圧巻だった。

また、互いに笑顔で目を合わせながらの演奏が、いかにも楽しげで、見ているこちらも楽しくなった。

 

"ジャパン マーべラス" の演奏はさらに魅力的だった。

海外でも広く活躍中という若い和太鼓奏者たち。

その力強い演奏に、最前列に居た私たちは、心も体も痺れっぱなしだった。

(目に見えない音波が皮膚に伝わるのを度々実感)

太鼓を敲いたすぐ後の、息も乱れぬ笛の音は、お見事!

 

音楽を堪能した後は、開催中のガーデニングワールドカップへ。 

世界中のトップガーデナーが集い競ったというガーデニングワールドカップ。

その作品を見て回ったが・・・

イマイチ理解力に欠ける私たち。

 

隣のバラ園の、

最盛期を過ぎ、枯れかけた大型のバラの周りで、ひっそりと咲いている小さな白薔薇たちが、

今回のガーデニングワールドカップのテーマ「平和と再生」に最も相応しいように感じてしまった・・・

 

パレスハウステンボスの壁画も、ドムトールンからの眺望も、カナルクルーザーの遊覧も、

水陸両用バスも、ミュージカルも、次世代エネルギーパークなどなど、

未体験のまま時間となってしまったけれど、

最後は、チーズマンスに因んだチーズ市場でいろいろ試食もしながらたっぷりとお買いもの。

ハウステンボスでの半日を若い二人は心から楽しんでくれたよう…。

 

ハウステンボスの存続には賛否両論がある。

所詮はイミテーション。

佐世保市民にとっては財政負担を強いられ、大きなお荷物。

との声も多い。特に私の周りは反対派ばかり。

でも、私は、ここを潰してしまうのはあまりにももったいないと思う。

中世オランダの偽物として見るのではなく、

現代日本の日常とは違う異文化の空間、

古い石畳や運河や風車や中世ヨーロッパ風のお城や庭のある街、

その一角に様々なイベント会場や遊園地やバザールがある・・・と思えば、

その価値は決して小さくはない。

こんなにしっかりとした造りの、美しいテーマパークは日本中どこにもないと思う。

 

九十九島や虚空蔵山にも魅せられながら、

なぜかハウステンボスも大好きな私を、友人たちは理解できないと言うけれど。。

 


棚田と案山子

2011-09-27 | 佐世保・長崎

この絶景は鬼木棚田。

3年ぶりです。

実は、棚田を見に来たのではありません。

平日だというのに、この行列!

車もたくさん通ります。

諫早から貸し切りバスで来られた方々もいました。

 

私たちが見に来たものは・・・案山子!

元祖の案山子さんもいいけれど・・

こういう案山子さんたちがいっぱいで・・

楽しいでしょ?

こちらは?近づいて「やっぱり案山子だったよー」と叫んでるお母さん。

 

 

「ご自由にお飲み下さい  鬼木迷水百選  求!挑戦者」

と書かれています。

???

近づいてみると・・・

ヤダー!

わっはっは・・

誰もが声をあげて笑います。

ユーモアたっぷりの鬼木の案山子たち。

つるべさんでなくても、カンパーイ!と言いたいところですが…

唯一不評だったのは、駐車場前の小さな直売所。

出てくる人が皆さん「高いね…」とボソボソ。

覗いてみると、確かに。

野菜も果物もスーパーよりも高かったです。。

また、自販機のお茶もみんな売り切れてたし・・

きっと鬼木の皆さんは、案山子作りに大忙しで、そこまで気が回らなかったのでしょうね。

来年はヨロシクお願いしますね~  

 


森は癒す

2011-08-28 | 佐世保・長崎

「第16回登校拒否・不登校問題全国のつどい」が、27日と28日の二日間、佐世保で開催されました。

私たち「うたごえサークルふれんど」は、その閉会式で『希望つむいで』を歌うために参加。

歌は一番最後だったので、数人の方の報告(分科会のまとめや感想)を聴くことができました。

どなたも、この集いがどれほど素晴らしいものであったか、

同じ悩みを持つ親同士だけでなく、教師もカウンセラーも、皆が対等に語り合えた、

思い切って参加して良かった、来年もぜひ参加したい、等々明るい笑顔と声でした。

 

その中で、一人の男性のお話がとても心に残りました。

男性は大学の時、不登校になったそうです。

アパートの自室にいても、電話のベルやドアをノックする音が怖くて怖くて、

昼間は近くの山に隠れ、夜になると戻って食事をして眠り、夜が明けるとまた山へ…

そんな生活が続いていたある日、お父さんがやってきて、一目見るなり、

「もう学校やめて帰ろう」と。

 

実家に帰っても落ち着けない彼は、再び山へ。

そのうち彼は師匠に出会います。

炭焼きの師匠。

「師匠は皆さんのように優しくないですよ。受け入れてなんかくれません。寄り添ってなんかくれません。

でも、森の中にいると何故か落ち着くんです、森には癒す力があるんです」

 

数年後、彼はすっかり元気になって、

今は「県民の森」で働いています。

通勤に1時間半もかかりますが、森の素晴らしさを伝えたい…

それが自分にできることだと頑張っています。

 

毎年3万人を超える自殺者がいる日本。

彼の住んでる県でも、自殺の恐れのある行方不明者の届け出があると、

警察はきまって県民の森に尋ねに来るそうです。

 

森は死にに来るところじゃない!

森は人を癒すところです。

不登校の子どものためにやれることが「県民の森」には、きっとあるはず。

今それを上司に提案しているところです。

 

大きな拍手がおこりました。

数年前までは、話すことはおろか人前に出ることすらできなかった彼をこんなに変えてしまった森。

森にはきっと、本当のエネルギーや優しさがいっぱい満ち溢れているに違いない。

私たちがそれに気付かないだけ・・ 

でも、ヒトが苦手な人たちは、木々や草や虫たちとお話しする能力があるのかもしれない。

森を流れる風や木漏れ日やせせらぎと心が通うのかもしれない。

言葉の要らない会話を楽しめるのかもしれない。

 

そんな能力、私にはまるきりないけれど、いつか訪ねてみたいな~県民の森!

 

 


花火大会 in 佐世保

2011-08-07 | 佐世保・長崎

8月6日午後8時、ようやく夜の帳に包まれ始めた佐世保港。

岸壁にはびっしりと人が集まっています。

みんなが今か今かと待っているのは…

花火大会!

立て続けに、カラフルな火の花が開きます。

ダリアのような大輪!

 

火の花は、咲いた瞬間から散り始め、

雨のように海に落ちて行きました。

 

まるでビッグバンのよう…

ビッグバンの後の星屑の宇宙?

ロマンチックだなぁ…

 

流れ星ではないけれど、思わず願いを託したくなりました。

 

原発事故の被害がこれ以上拡大しませんように…

避難している方々に早く日常が戻ってきますように…

子どもたちが放射能汚染から守られますように…

 


御橋観音の洞窟

2011-07-28 | 佐世保・長崎

やっと辿り着きました!

この景色です。

これを見たくて、この空間に立ってみたくて、

先日、暑い暑い昼下がり、新聞片手に吉井町まで出かけました。

 

その新聞は、5月28日の日付。

長崎新聞11面の上半分に、そっくりの写真が載っていました。

 

     さぁ “無垢の自然” へ。

     まだ知らない歴史がある。

     まだ感じたことのない心がある。

     ここは佐世保 ―。

     無垢の自然がある場所。

 

素敵な写真と誘い文句に魅せられて、大事にとっておいたのです。

新聞によると、この素晴らしい景色は、「御橋観音」のお寺の奥に見られるという。

夫は渋々アッシー君になってくれてナビにセット。車はスムーズに目的地に到着。

少し手前にある広い駐車場に車を止めて、観音堂へ。

ところが、どこにもそれらしい景色が見当たりません。

車でお寺の横の坂道を登っていったり、

出会った2組の家族連れに、新聞を見せて「この辺にこんな景色ありませんか?」と尋ねても、

「さぁ~、わかりませんね~」と首を横に振るばかり。

結局観音堂の中に入って住職さん?にお聞きして、やっと判明。

教えられた通りに進んでいくと、奥まったところに古い本堂があり、その裏手に石段が見えてきて、

その石段を半分くらい登ると、この景色が突然現れた!

 

登りきったところは、洞窟というより、まるで自然が造った野外音楽堂のよう。

周囲の半円を大きな岩で囲まれ、見上げると、やはり大きな石の天井。

その天井は浸食により橋のように細くなって、青い空がぽっかり覗いている。

開けたステージのような部分に立って声を出すと、

思った通り、よく響く。

最高の音響だ!

 

そして、周りを見渡すと・・・

緑の中に点在する観音様や石仏。

20~30cm高さの小さな石仏が、崖のあちこちに見え隠れしている。

いいなぁ。

立派なお寺に安置された金箔の仏像や、奈良や鎌倉の巨大な仏像にはあまり興味を感じなかったけれど、

こんな仏像ってなんだかいいなぁ・・。

 

さて、この周辺はシダの群落地としてたいへん貴重で、

なんと、国の天然記念物に指定されているらしい。

本当に緑の美しいところでした。

 

お寺の少し下には小さな池もあって・・

木漏れ日が反射して・・うっとりです。

 

佐世保の皆さん、ご存知でしたか?

穴場ですぞ。

街の暑さも喧騒も嘘のようなこの場所へ、

夏バテしそうになったら訪れてみては?

きっと、体も心も元気になると思います。 

 


いのちを見つめる強調月間

2011-06-03 | 佐世保・長崎

佐世保市教育委員会では、6月を「いのちを見つめる強調月間」とし、

6月1日を「いのちを見つめる日」と定めています。

7年前のあの事件を教訓とし、二度とあのような悲劇を繰り返さないために…

毎年市内の小学校では「いのち」をテーマにした催しや、子どもたちの発表がなされています。

 

その日、事件が起きた大久保小学校では、「こころを見つめる集会」が開かれました。

でも、そのテーマは「気持ちのよいあいさつで心をつなごう」。

 

その新聞記事を読んで、え?と思ったのは私だけだろうか・・

 

もちろんあいさつは大事。大切にしたい。

でも、それは普段から教えるべきこと。

 

6月1日に見つめるべき「こころ」とは、そんなもの?

事件を風化させないように…とか言いながら、すっかり風化させてしまってませんか?

教育委員会や学校現場はむしろ風化させたい、忘れたいのだろうか?

という疑念さえ湧いてきます。

 

辛くても、怖くても、心が痛くても、伝えるべき。

その痛みをこどもに伝えるべき。

それを避けて、そこから逃げて、「いのちを見つめる」「こころを見つめる」なんて・・・

そんな誤魔化しを、学校までやらないでほしい。

子どもたちの前では、大人も正直であってほしい。

 

11日には、恒例の「子どもサミット」が、アルカスSASEBOで開催されます。

毎年不登校や引きこもり経験者の話を聴くたびに、

その傷の深刻さに言葉を失います。

よく生きてきたね。よく頑張ったね…と、心の中で呟くことがあります。

 

いま、平和に見える各小学校でも、そんな辛い悲しい思いをしている子どもがいるかもしれません。

そんな子どもが一人でもいたら、その子が居場所を見つけられるように、

その子の「こころ」の痛みが和らいでいくように、

その子の「いのち」が疎かにされないように、

しっかり向き合うことが大切です。

それが、いのちやこころを見つめることではないでしょうか?

 

 


うたごえ飛んでけ~

2011-05-22 | 佐世保・長崎

一昨日から天気予報とにらめっこ。

ハラハラドキドキでしたが・・・

この通り! 

朝まで降ってた雨はどこへやら、燦々と5月の陽光が降り注ぎ…

皆さん日傘をさしたり、帽子やタオルを被ったり…

私の腕は今マッカッカです。

顔は用心してお化粧して帽子もかぶってたから何とか無事のようですが…

皆さんの楽しそうな笑顔を見てると、

ああ、今年も烏帽子岳でやってよかったな~と、心から思います。

ママやおばあちゃんと一緒にやってきたマイちゃんは、

大人が歌っている間、ひろーい草原で、大好きなボールと楽しそうに遊んでいました。 

 

マイちゃんは東京の府中から2か月前に大分にやってきました。

マイちゃんには小さな赤ん坊の弟がいるので、ママは放射能が心配になったのです。

それで実家のある大分にやってきて暮らしています。

数日前にパパの実家のある佐世保にやってきて、

歌の大好きなおばあちゃんに誘われて、ママと烏帽子岳に遊びにきたのです。

 

私は休憩時間に紙芝居をしました。

「小さな世界のおはなし」

それは、放射能のお話です。

なぜ放射能が怖いのか、放射線をあびると人間の体がどうなるのか、

子どもにもわかるように書かれた紙芝居です。

みんな真剣に見て、聴いてくれました。

近くを通りかかったお散歩中の人も足を止めて耳を傾けてくれました。

 

休憩が終わると、うたごえ再開。

前半ですっかりノリノリになった皆さん。

リクエストもどんどんくるし、前に出て歌う方もぞくぞくと・・・

 

今日も長崎からアコーデオンとギターの伴奏者が一人ずつ助っ人に来てくれました~

手前のギターのMさんは、歌も上手いし、作曲もする多才な方。

新曲「心に杭は打たせない」を披露して下さいました。

石木ダムを造るために機動隊を導入して強制測量をした、あの1982年の出来事の歌です。

今年の「ほたる祭り」でも合唱団で歌ってくれますが、今日が初公開でした。

思わず皆でしんみり聴き入ってしまいました。

 

じゃんけんゲームのプレゼントを用意してくれたYさん、

絶品のシシ汁を作ってくれたTさん、

いつもの美味しいコーヒーを持ってきてくれたSさん

みんなの思いが一つになってお客さんも大満足だったね。

 

それは募金箱に現れていました。

被災地支援の募金箱の前で、帰りがけ、たくさんの人が足を止めてくれました。

音のしない募金をしてくれる人も何人も!

 

あふれる太陽、輝く緑、この自然の中で元気に歌える喜び。

ライフラインや住むところ、食べるものの心配もせずに、普通の暮らしができる幸せ。

早くこの幸せが、東北の皆さんにも届きますように・・・

願いを込めて、「希望」「ふるさと」など歌い  ました。

 

その歌声、飛んでけ~ 西風に乗って!  

 

 


うたごえ喫茶 in 烏帽子岳

2011-05-15 | 佐世保・長崎

雨も止んで、黄砂も去って、やっと爽やかな五月の空が顔を出しましたね~

さあ、5月恒例、烏帽子岳山頂での「うたごえ喫茶」の季節です!

今年もやりますよ~

 

とき    5月22日(日) 13:00~15:30

ところ   風と星の広場(烏帽子岳終点バス停横の広場)

参加費  無料(被災地支援募金受付ます)

交通    市バス 佐世保駅発11:45
       (これに乗り遅れたらあとは夕方までありませーん!要注意)

       帰りは車を用意しますから大丈夫でーす

 

3・11以来、日本中の人たちが、不安な日々を過ごしています。

そして、自分たちの何倍も不安な日々を生きている現地の人たちに、

なにか支援できないものか…と考えている方も多いでしょう。

 

今回の「うたごえ喫茶」、会費は要りません! 

代わりに、その参加費を義捐金として受付けます。

 

美味しい山の空気を胸一杯に吸い込んで、

思いっきり大きな声で歌いませんか。 

 

その元気、福島や宮城や岩手に飛んでけ~と、届けてみませんか。

 

予定してる歌は・・・

ふるさと

夏は来ぬ

岬めぐり

少年時代

夜明けの歌

千の風になって

手の歌

芭蕉布

Believe

希望を紡いで

今日の日よ さようなら

などなどです。

その他どんどんリクエストしてくださいね。

ギター伴奏者が弾ける曲だったら、何でもOKですよ。

 

一週間後、お会いしましょう・・