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佐世保便り

2008年7月に佐世保に移住。
海あり山あり基地あり。そしてダム問題あり。
感動や素朴な疑問など誰かに伝えたくて…

藤山神社

2011-05-05 | 佐世保・長崎

去年、初めて訪れた藤山神社。

見頃を過ぎていたのに、それでも圧巻としか言いようのない藤の花の群れを見て、

来年は絶対見頃に行くぞ!と思ってた。

で…今日、行った。

今年は、バスに乗って一人で行った。

ここです。

一見、昨年と変わりありませんね~

一歩中に入ると、藤の匂いにうっとり… 

新聞では、今週が見頃とあったけど…まだ満開ではないですね~

今年は少し早すぎたよう。

う~ん、ピークに来るのはかなり難しそう。

それでも、十分満足。

藤のカーテン。

珍しい白い藤もありました。

野田フジというそうです。

 

藤のお山。

これは「蛇フジ」と名付けられた樹齢150年ほどのおばあさん藤。

その名の通り、幹がとぐろを巻いてます。

どうして?どうやって?こんなふうに大きな硬い幹が曲がるんだろう???

曲がったときは若くてしなやかな細い幹だったのかな?

曲がったまんま歳をとって、太く硬くなっていったのかな?

 

樹齢と言えば、この神社のご神木は、御歳八百歳だそうで…

この幹の襞。いいですね。

自然に身を任せ、有りのままに生きていると、こんなふうに、

心の襞も深くなるでしょうか・・・

 

藤の花のように美しくはなれないけれど、

「招霊の木」のように清々しく歳を重ねたい・・・

来年は、貴方に会いに来ます。

 


支援の輪

2011-03-19 | 佐世保・長崎

国内外から多くの義捐金、救援物資が寄せられています。

一刻も早く、それらが必要とされている場所に届くことを祈っています。

 

遠く離れた地に住んでいて、簡単に動くこともできない私たちは何ができるのだろう?

募金だけでいいのだろうか?

と、思っている人も多いでしょう。

佐世保市在住のそんな方は、以下の情報をお読みください。

 

市では「東北地方太平洋沖地震佐世保市緊急支援本部」が立ち上がりました。

 

窓口は総務部 総務課です。

TEL:0956-24-1111(代表)  内線 2600~2604

hishok@city.sasebo.lg.jp

 

義捐金、支援物資、安否情報、ボランティアなど、項目ごとに担当部署が分かれています。

被災者の市営住宅への受入れもやっています。  都市整備部 住宅課 内線 2812~2815

15戸の空き部屋を確保しているようですが、昨日夕方のニュースでは、

福島県南相馬市で被災した5世帯11人の受け入れが決まったと報じていました。


長崎県全体では、224戸の公営住宅を確保しているそうで、

県の緊急支援室は週末も職員が出て対応にあたるとのことです。

長崎県土木部住宅課(電話095-894-3102)

全国の受け入れ情報はこちらにあります。⇒非難民受け入れ情報

http://hinanshien.blog.shinobi.jp/

https://sites.google.com/site/jishinhouse/

 

夕方、佐賀県鹿島市の友人から電話が入りました。

「仙台から避難してきてる人がトラックに物資を積んで明日仙台に帰るの。

いま佐世保にいて、ヨウ素剤を探しているんだけど、何らかのルートで手に入らないかしら?

佐世保は米軍基地もあるし…」というものでした。

 

そういう方面に明るそうな友人知人5人にすぐ電話しましたが、結果的にはダメでした。

でも、それぞれがまた数人の人友人知人に当って下さって、中にはダブって連絡をもらった人もいたようです。

 

それほどみんな、何か役に立ちたいと思ってるんだ・・

その思いが伝わってきて、残念な報告をしつつも、

気分はかなり明るく、

むしろ元気がわいてました。

 

明日は我が家にも3人の避難民が栃木から到着します。

身内ですが、遠く離れているので、皆我が家に来るのは初めて。

自宅同様にくつろいでくれるといいな~ 

 

 


謎の集団

2011-03-16 | 佐世保・長崎

今日は久しぶりに寒ーい一日でした。

春がどこかにかくれんぼ。

コートを着ていても寒ーい夕方5時過ぎのこと。

島瀬公園前のアーケード街に、ずら~り並んだ背広姿。

どこかのこわ~いオジサマたちかしら・・

と、思いきや。。。

 

なんと、佐世保市議会議員の皆皆様方。

「東北地方太平洋沖地震 義援金募金中」でした!

言いだしっぺの山下市議が、マイクを持って呼びかけています。

 

水道局の管理職の方も横断幕を持ってニコニコしています。

思わず近づいていって、募金しちゃいました。

 

実は、水道局の方に請求していた資料を山下市議から受け取るために、来たのです。

議会中で、年度末で、その上、4人の水道局員が被災地にきれいな水を届けるために出向いています。

そんな多忙な中、急いで資料を用意して下さった水道局の方に、一言お礼を言いたかったのですが・・

ズラーっと並んだ募金箱を、見て見ぬふりはできませんからね~

ちょっと見栄張って、お札を入れてきました。

 

そのぶん、子どもたちに送るカップ麺などの保存食品は、バーゲン品になっちゃった・・

息子よ、娘よ、許してね。

 

本当に寒い風が吹いていましたが、

予期せぬ謎の集団のおかげで、心がほっこりしました。

被災地のために何かしたい・・との思いは、みんな同じですね。

 

 

 


うたごえ喫茶 in 佐世保

2011-02-18 | 佐世保・長崎

すみませ~~~ん!

間際でのお知らせになってしまいました~~~~

 

「うたごえ喫茶」開催のお知らせです。

昨年5月の烏帽子岳以来ですから、もうかれこれ10ヵ月も経ってしまいましたね。

昨年は、「日本のうたごえ祭典」が初めて長崎で開かれたので、

その準備や練習でみんな忙しく、佐世保でのうたごえ喫茶を楽しむ余裕がありませんでした。

そのお詫びも込めて、今回は、皆さんにた~っぷり歌って頂きたいと思っています。

 

日時: 2月20日(日) 午後2時~4時

場所: アルカスSASEBO  地下1階 第1リハーサル室

 

去年の今ごろやったときは、島唄の歌手、藤あけみさんの素敵なプロの歌声を楽しみましたね。

今回は、プロとは違った感動を与えてくれる合唱団「 We Love こうばる 」の歌が聴けますよ。

乞う、ご期待 


もっとも爺

2011-02-05 | 佐世保・長崎

4日の新聞に、平戸市の最教寺での「子泣き相撲」の話題が載っていた。

3日の節分の行事として有名で、県内外から赤ちゃんを抱えた人たちがやってくるという。

昔、平戸藩主が赤ちゃんの泣き声で亡霊を退散させた逸話が由来とされる。

母親に抱かれた赤ちゃんが、行司の「はっけよい」のかけ声で泣き比べ。早く泣いた方が勝ち。

中には仕切り前から双方とも泣いていたり、どちらも泣かずじまいで行司泣かせの赤ちゃんもいるようだ。

赤ちゃんの泣き顔とは裏腹に、周りで見守る大人はみな笑顔。

赤ちゃんが泣けば泣くほど笑顔。

赤ちゃんが泣かないと行司も母親も困り、なんとか泣かそうとする。

赤ちゃんはいい迷惑だな~と思うのは私だけ?

 

ところが、幼い子供にとってもっと迷惑な行事が長崎市にはあった。 

長崎市手熊町に伝わる節分祭「もっとも爺(じい)」というやつ。

もっとも爺とは、節分の前夜に年男と福娘と共にやってくる福の神の一種で、
3人1組で町内を回るそうだ。

年男が「鬼は外~」と言い、福娘が「福は内~」と言って、普通に豆まきをした後で、

もっとも爺が「もっともー!」と大声で叫びながらドカドカ家に入ってくる。

(なぜ「もっとも」と言うのかはわからないらしい)

頭には変な被り物をして、顔は利休色のような暗い色に塗りたくって、大声で叫びながら突進してくる。

子供たちは恐怖に引きつった顔で泣き叫びながら逃げ回る。

子供たちが泣けば泣くほど福が大きくなると言われ、大人たちはニコニコ笑顔だった・・・

 

大人ってほんとに勝手だな~。

子どもが泣けば泣くほど縁起がいいなんて、かってな理由をつけて、子どもには関係ない。

怖い思いをさせられて…可哀想。

神経の細い子などに悪い影響はないんだろうか?

 

私は子どもの頃、すごく怖がりだった。

虫が怖い、ヘビが怖い、暗闇が怖い。

そして、チンドン屋が怖かった。

 

昔はよく紙芝居のおじさんや、アイスキャンデー売りのおじさんが来て、
子どもたちはその後をくっついてまわっていた。

時々チンドン屋さんも来るのだが、あまりにも音が大きくて、派手な身なりに恐れをなして、
私はなかなか近寄れなかった。

が、あるとき勇気を出して、その賑やかな一行に近づいてみたら、なんとなく楽しくなって、
いつの間にか真後を歩いていた。

すると、私の前を歩いていた着物姿のお姉さん(と、私は思い込んでいた)が、クルリと振り向き、
私に顔を近づけてきた。

その顔は、白壁のように真っ白で、真っ赤な唇は耳の近くまで裂けていて、野太い声で何か言った。 

 

ギャー!と言ったかどうか、ワーンと泣いたかどうか、まるで覚えていない。

ただ、それ以後、チンドン屋さんの音が聞こえてくると耳を塞ぎ、
音が遠ざかるまで家の隅っこで縮こまっていた。

 

もしあの時、大人たちが面白がって、チンドン屋さんを我が家に連れ込んでいたら、
私は発狂したかもしれない…と思うほど、なぜか怖かったのだ。

小学1年生の頃、我が家に居候していた若い叔父さんが、私を映画に連れて行ってくれたが、
それがヤクザ映画だった。

ピストルを持った1本足の男が、コツコツと近づいてくる…

そのシーンを1ヶ月ほど毎晩夢見てうなされた。

 

大人にも子どもにも個人差がある。

子どもの怖がりは、大人が考える以上に恐怖に慄いているのだ。

 

一歩間違えば幼児虐待だ。 

 


梅屋庄吉

2011-01-10 | 佐世保・長崎

竜馬、竜馬に明け暮れた2010年が終わり、
ここ長崎では、今年はどうも「梅屋庄吉」が注目されているようです。

梅屋?庄吉?って…だれ?

と思ってる人も多いでしょうね。
私もつい最近までは全く知らなかった…

その人は、長崎市出身の実業家で、日本活動写真株式会社(現在は日活)の創業者の一人で、
そして、中国の革命家、孫文を物心両面で支えた人なのだそうです。

孫文の理念に共感した庄吉は、

君は兵を挙げたまえ。我は財を挙げて支援す

と言い、孫文がどんなに失敗しても最後まで彼を支え続けたそうです。

この二人の交流の歴史を掘り起こし、中国との友好関係に役立てようと、
長崎県はプロジェクトチームをつくり、展示会開催や中国訪問団の派遣などに今年、力を入れています。

それはもちろん観光県長崎として、集客アップを願ってのことなのですが、
それでも、そういうことが両国の交流の源となり、
出会うこと、知り合うことによって初めて、理解や友好が生まれ、
結果的に平和に繋がっていくのですから、私はとてもいいことだと思っています。

長崎華僑総会会長の王國雄さんは次のようにコメントしています。

長崎は日本で一番外国人に優しいまちだと思う。
長崎が今後も中国との懸け橋となり、交流の先人のまちであり続けることを望んでいる。
日本と中国が仲良くなることに繋がるなら何でもするつもりだ。
友好にはお互いを知り合うことが大切だが、孫文と梅屋はそのよい機会をくれると思う。

何だか胸がジーンとするコメントでした。

そして、私は、1ヶ月ほど前の記事を思い出しました。
長崎新聞「オピニオン」欄に掲載された記事で、
ユン・キロウ氏(元県立長崎シーボルト大教授・現在韓国在住)はこう述べていました。

私の年代は反日教育の下で育ちました。日本はとにかく悪い国、…日本には独裁者がいて、軍隊があり、帝国主義で…
このような教育を受けた私が、1960年代、アメリカに行く途中、初めて日本を訪れました。その時、
私が今まで持っていた日本に対してのイメージは百八十度逆転してしまいました。

このあと、日本人の親切さ、町の清潔さ、謙虚さ、礼儀正しさ、助け合いの精神等々、
たくさん列挙され、当の日本人として恥ずかしくなるほどでした。
しかし最後に、ユンさんはこう結んでいます。

このような日本人がいかに朝鮮半島を植民地化し、アジア諸国を侵略し、最後にはアメリカをはじめ
全世界を相手にした戦争をするようになったのか。その謎が私の脳裏には未解決のまま残っています。

ユンさんが思って下さるほど今の日本人は親切でも謙虚でも礼儀正しくもないでしょうが、
でも、少なくともユンさんが出会った日本人はそうだった。
だから、鬼の国であるはずの日本に住んで大学教授の職さえ務めた。

どんなに間違った情報(かつての情報としては正しくても現状とは異なっている等)で洗脳されていても、
そこに行けばほんとのことがわかる。
そこで暮らしている人と出会ってみればほんとの想いがわかる・・・のですよね。

だから、交流が大事。

人と人の交流が、国と国の友好関係を築く。それこそが戦争の抑止力だと思います

 


佐世保の初売り

2011-01-02 | 佐世保・長崎

いま2日の午前1時をまわったところ。
雨がしとしと降っている。

天気予報じゃ昼まで傘マークだったけど・・
今日は当るだろうか?

私はどっちでもいいんだけど・・

気になる人いっぱいいるだろうな~と思って。

なんで?って?

それは今日が初売りの日だから。

私は行ったことがありません。
佐世保に越してきて3回目のお正月ですが、初売りには興味がないもので・・

でも、相当すごいらしいです。
そんじょそこらの初売りとは違います。
気合いが入っています。

何しろ4時半からですよー!
「玉屋」や「西沢」などのデパート、スーパー「ジャスコ」も4時半開店です。
たぶん福袋がお目当てか・・

30分遅れて5:00に開店するのが、
「ベスト電器」や「ヤマダ電機」などの電器屋さん、
「永田宝石店」に「洋服の青山」、
「タイヤ館」になんと「ドコモショップ」までも・・ 
ドコモショップは日本全国津々浦々にあるけれど、佐世保の店員さんだけでしょうね、5時前出勤なんて。

さらに1時間遅れの6:00開店なのは、「岡仏壇店」。
チラシ広告を見る限り、軒並み半額以下ですね~
少し前に亡くなったんだけど、初売りまで仏壇を買うのを延期してました…なんてことあるのかしら?

そうして7:00には、「馬場家具店」や「長崎マツダ」の開店のお時間となり…

これは、元旦の折り込みチラシをざっと見ただけ。
もっとたくさんのお店が早朝からやっているようです。

よくよく見れば、フラワーコンタクトは4:00オープンだし、

何と東急ハンズは、午前0時オープンではありませんかー

この雨の中、いま東急ハンズでお買い物中の方もいらっしゃるんですね~

 

こういうお客様のために、臨時ダイヤが用意されています。

市営バスの第1便は矢峰発の2:30ですが、
西肥バスは重尾発0:05、柚木発も0:05、佐々バスセンター0:32などなど超早い。

西海橋コラソンホテル3:28発なんてのもありますから、
ホテルに泊まりがけで佐世保の初売りに来る人もいるってこと?

相浦桟橋発は3:14ですから、こちらも夜中船に乗ってどこかの島から買いにくるのでしょうか?

バスだけではありません。
電車までも・・・

MR(松浦鉄道)は、たびら平戸口発1:22、松浦発1:57、佐々発3:30など
4便も臨時列車を走らせるという。

真夜中に北から東から西から南から、バスや電車やマイカーに乗って、
人々が繁華街へ押し寄せるのか…

この狭い街にウヨウヨと。蜜に集まるアリの大軍のように…

ああ、目まいがしそう。

そんなにしてまで行く価値のあるものなのでしょうか、佐世保の初売りは?

それとも単に佐世保人は異常に買い物が好きなのか…?

ワカラン!

来年は行ってみようか・・・?

お天気がよくて、寒くなくて、眠くなくて、懐もあったかだったら・・・?

そして、面倒でなかったら・・・ 

 


佐々木祭

2010-12-27 | 佐世保・長崎

今日も「西海アラカルト」用の記事探しをしていたら、面白い祭り発見!

佐世保市のお隣、松浦市に伝わっているという「佐々木祭」

顔の2倍はありそうな大きな杯でお酒を飲んでいるオジサンの嬉しそうな横顔の写真があり、

こちらはやけ酒? 大杯を回し飲み」との見出し。

 

毎年12月24日、巷ではクリスマスムード一色。
ローストチキンやケーキに、ワインやシャンパン、ビールで盛り上がってる頃、
松浦市志佐町池成免では、大杯で日本酒を回し飲みをする、それが「佐々木祭」だという。

なんで・・・?

と思うでしょう?それにはこういう深ーいわけがあったのです。

今から3百数十年ほど前の江戸中期、
池成地区を治めていた平戸藩士の佐々木様が参勤交代で留守中に、奥方が浮気したんだと。

佐々木様は悲嘆にくれ、酒におぼれ、ついに亡くなったんだと。

で、その命日である12月24日に、佐々木様に仕えてた家臣の子孫が集まって
大酒を飲み、供養するようになったんだと。

住民は、この日、佐々木様の墓とほこらを参った後、その年の当番の家で酒宴。
酒を回し飲みして佐々木様を供養するとともに、家庭円満を祈願するんだと・・・。

それって・・口実じゃないかい?

クリスマス行事もない昔、酒好きの家臣の子孫がお酒を飲みたくて考え出した行事?

だとしても、だとしてもですよ、な~んかイイですね。

普通は、自殺なんて思い出したくもないタブーな話題。
しかも、その原因が妻の浮気だなんて、九州男児にとって最もカッコ悪い、隠したいことでしょ?
家臣にとっても。

それを正々堂々と祭りの大義にするなんて・・いやー、実にカッコいい!
佐々木様の家臣の子孫に拍手!です。

見栄やメンツに拘る武士の世界にも、こういうユニークな一族がいらしたんですね~

私も見習いたいナ。

若い頃は自分の失敗や不運を嘆き落ち込み、
忘れたい、なかったことにしたい…と、見えない消しゴムで必死に心のノートを消していた。

歳を経るにつけ、だんだん物忘れが進み、おかげでイヤな記憶もすぐに忘れられる。

でも、本当は忘れちゃいけないイヤな記憶も、実はあるはず。
その苦い経験、辛い思いを忘れずに、次に活かしていかなくちゃいけないことだってあるはず。

そんなとき、この佐々木様の家臣の子孫の方々のように、
呑んで、語って、笑い飛ばせば、きっと未来は明るくなるはず。

イヤな記憶から逃げたり抹殺するのではなく、イヤな記憶と向き合って、それを笑い飛ばす。
しっかり向き合うので、同じ過ちは二度としない。

そんな生き方…したいものです。 

 

 


NPO活動パネル展

2010-10-29 | 佐世保・長崎

いま佐世保市では、「NPO活動パネル展」を開催しています!
場所は市役所と「すこやかプラザ」をむすぶ連絡通路にて。




このパネル展は、今年初めて開催する『市民協働交流月間2010』の一環として企画され、
今回は市内の27団体が出展しました。

「石木川まもり隊」も出展しませんか?とお声がかかって、はじめはびっくり!

えっ!私たちってNPOだったの?って感じ。

私はNPO法人とNPOをごっちゃにしていたようで、

NPOとはNon Profit Organization の略語で「非営利組織」つまり、
利益を目的としない組織の総称で、

NPO法人とはNPO法に基づいて都道府県または内閣府の認証を受けて設立された法人
のことだそうです。

うん、私たちは確かに利益を目的とはしていない!ので、小さな小さな集まりだけど、
NPOと自認していいんだな…と、納得しました。


こちらは、その認証を受けたNPO法人で、「フリースペースふきのとう」と「佐世保空襲を語り継ぐ会」

           

確かにどちらも社会に大きく貢献し、しっかり根付いている組織です。


こちらも大変意義のある活動で、特に「チャイルドライン」は全国組織なので、
NPO法人だとばかり思ってましたが…
          


中には、初めて知った団体名もありました。

                 

「ひらけゴマ!世のな科スクール」というネーミング、なかなか面白いですね。
小学生を対象にしていて、こどもたちが自らのコミュニケーション力を高めることを目的としているそうです。
それって本来学校で学ぶことかと思ってましたが…


   

こちらは「古文書解読研究会」ですって。
難しそう・・・ でも、面白そう~


さて、さて、お待たせいたしました。
「石木川まもり隊」のパネルはこちらです!



左のパネルで「石木川まもり隊」の説明をして、
右のパネルで「石木川」とその周辺の自然について紹介してみました。

右の写真はほとんど(サンショウウオを除いて)、私が撮ったものです。エッヘン!
サンショウウオの写真だけはボケていて使えなかった!トホホ…

レイアウトやデザインは夫の考案です。
こういうことにトンとセンスのない私ですので…

それにしても、
このパネル展を企画したのは、佐世保市の市民生活部 市民協働推進室ですよ。
ダム推進を叫ぶ佐世保市に反対して、脱ダムを訴えている「石木川まもり隊」の活動を、
きちんと伝える場を与えて下さって、感謝!です。
 
はじめに書いたように、このパネル展は、いま、
市役所の2階と「すこやかプラザ」の3階を繋ぐ連絡通路に展示されています。
そう、できたてピカピカの明るい通路です。
11月5日までです。

その後は、図書館や交流プラザやアルカスでも展示されます。
詳しいスケジュールはこちらをクリックして下さい。
http://www.city.sasebo.nagasaki.jp/www/contents/1287988126257/index.html


佐世保市民の皆さま、
どこかでこの展示に出会われたら、足を止めて見て頂ければ幸いです。 


YOSAKOIさせぼ祭り2010

2010-10-24 | 佐世保・長崎


今年もやってきました。YOSAKOIさせぼ祭りの季節。




10月22日の前夜祭から始まって24日まで、全国から165チーム、約7000人の踊り子が参加。



可愛い踊り子たちも頑張っています。



ここは、我が家から徒歩5分ほどにあるアルカス広場。

YOSAKOI は、メーン会場の名切お祭り広場をはじめ、アーケード街、駅前広場、パールシー、
ハウステンボスなどなど13ヶ所で繰り広げられました。

昨年の観客数は24万人ほどだったそうですが、今年はどうでしょう?
アルカス広場では佐世保市民がこんなにたくさん楽しんでいました。
けっこうお年寄りも多いんですよ。



きっと、この躍動感とはじける笑顔を見ていると、こちらまで元気になるからでしょう。






ものすごい運動量で、終わると同時に肩で息をする皆さんですが、
踊っている時はほんとに楽しそう!









踊り子たちの美しさは、笑顔ともう一つ、感謝の心があふれているからだと思う。

素敵な演舞を見せてもらって、私たちこそ「ありがとう!」の気持ちなのに、
終わると同時に深々と心を込めてお辞儀する姿、
精一杯の大声で「ありがとうございました!」と叫ぶ青年たち、
拍手する私たちの手にも力が入ります。


実は今年はいろいろ忙しくてYOSAKOI見物どころではありませんでした。
最終日の今日、午前中は雨が降り、もう今年は見れなかったな~
と思っていたら、午後から曇りとなり、時折晴れ間も…

お!これは、ちょっとだけでも覗いてこなくっちゃ!
と、まずは一番近い駅前広場に来てみると、真剣な表情に出会いました。
前のチームの演技をくいいるように見つめています。



演舞前のスピーチ(チームの代表がチーム名や県名、意気込みなどを語ります)で、
彼らが「よさこい」の本場、土佐の高知からやってきたことを知りました。



この中に高知出身の人は2人しかいないそうです。
あとは全国から集まった若者たち。
YOSAKOIに魅せられて、本場での修行にやってきた人たちなんですって。

これが「よさこい」?と思うほど、激しいリズムの連続の踊りに圧倒されながら、
ぐいぐい引き込まれていきました。

この中に佐世保出身の若者も2人だったかな?いるとのこと。
彼らはもちろんのこと、チーム全員が佐世保で踊ることを本当に楽しみに待っていたと、
それほど佐世保のYOSAKOIは素晴らしい!と語ってくれました。

ドスのきいた声でスピーチしてくれた代表のお兄さん、
私なんでも真に受けちゃうほうなんですけど、そのお言葉、社交辞令ではありませんよね~?



自分たちの演舞の後、後続のチームに温かい拍手を送る踊り子さんの様子がとても素敵で…

おや、魅せられていたのは私だけではなかったようね、スタッフさん!


2日間、佐世保の街は踊り子と見物客で賑わいます。
公園や通りには、YOSAKOIの衣装を身にまとった人がいっぱい。

この光景は・・・
よそからやってきた踊り子キッドに、佐世保のシティボーイが道でも教えているんでしょうかね~






夕方帰るとき、再びアルカスのそばを通ったら、
すべての演舞が終わって、反省会でしょうか?輪になっているチームに出会いました。
みんな真剣な表情で、涙を浮かべてる人もいました。

どんな涙なのか知る由もありませんが、
願わくば感動の涙でありますように…祭りが終わって別れの涙でありますように…

もしも失敗したとか、コンテストで予選落ちしたとか、そんな涙であったとしても、
また来年もありますからね~

また来て下さいね~

そして、佐世保にまた元気をくださいね~

待ってまーす