
今年もやってきました。
「YOSAKOIさせぼ祭り」の季節。

10月22日の前夜祭から始まって24日まで、
全国から165チーム、約7000人の踊り子が参加。

可愛い踊り子たちも頑張っています。

ここは、我が家から徒歩5分ほどにあるアルカス広場。
YOSAKOI は、メーン会場の名切お祭り広場をはじめ、アーケード街、駅前広場、パールシー、
ハウステンボスなどなど13ヶ所で繰り広げられました。
昨年の観客数は24万人ほどだったそうですが、今年はどうでしょう?
アルカス広場では佐世保市民がこんなにたくさん楽しんでいました。
けっこうお年寄りも多いんですよ。

きっと、この躍動感とはじける笑顔を見ていると、こちらまで元気になるからでしょう。


ものすごい運動量で、終わると同時に肩で息をする皆さんですが、
踊っている時はほんとに楽しそう!



踊り子たちの美しさは、笑顔ともう一つ、感謝の心があふれているからだと思う。
素敵な演舞を見せてもらって、私たちこそ「ありがとう!」の気持ちなのに、
終わると同時に深々と心を込めてお辞儀する姿、
精一杯の大声で「ありがとうございました!」と叫ぶ青年たち、
拍手する私たちの手にも力が入ります。

実は今年はいろいろ忙しくてYOSAKOI見物どころではありませんでした。
最終日の今日、午前中は雨が降り、もう今年は見れなかったな~
と思っていたら、午後から曇りとなり、時折晴れ間も…
お!これは、ちょっとだけでも覗いてこなくっちゃ!
と、まずは一番近い駅前広場に来てみると、真剣な表情に出会いました。
前のチームの演技をくいいるように見つめています。

演舞前のスピーチ(チームの代表がチーム名や県名、意気込みなどを語ります)で、
彼らが「よさこい」の本場、土佐の高知からやってきたことを知りました。

この中に高知出身の人は2人しかいないそうです。
あとは全国から集まった若者たち。
YOSAKOIに魅せられて、本場での修行にやってきた人たちなんですって。
これが「よさこい」?と思うほど、激しいリズムの連続の踊りに圧倒されながら、
ぐいぐい引き込まれていきました。
この中に佐世保出身の若者も2人だったかな?いるとのこと。
彼らはもちろんのこと、チーム全員が佐世保で踊ることを本当に楽しみに待っていたと、
それほど佐世保のYOSAKOIは素晴らしい!と語ってくれました。
ドスのきいた声でスピーチしてくれた代表のお兄さん、
私なんでも真に受けちゃうほうなんですけど、そのお言葉、社交辞令ではありませんよね~?

自分たちの演舞の後、後続のチームに温かい拍手を送る踊り子さんの様子がとても素敵で…
おや、魅せられていたのは私だけではなかったようね、スタッフさん!
2日間、佐世保の街は踊り子と見物客で賑わいます。
公園や通りには、YOSAKOIの衣装を身にまとった人がいっぱい。
この光景は・・・
よそからやってきた踊り子キッドに、佐世保のシティボーイが道でも教えているんでしょうかね~


夕方帰るとき、再びアルカスのそばを通ったら、
すべての演舞が終わって、反省会でしょうか?輪になっているチームに出会いました。
みんな真剣な表情で、涙を浮かべてる人もいました。
どんな涙なのか知る由もありませんが、
願わくば感動の涙でありますように…祭りが終わって別れの涙でありますように…
もしも失敗したとか、コンテストで予選落ちしたとか、そんな涙であったとしても、
また来年もありますからね~
また来て下さいね~
そして、佐世保にまた元気をくださいね~
待ってまーす