久しぶりのハウステンボス。
佐世保に移住してすぐファミリエ会員になったけれど、
今年の1月から更新を止めた。
年会費が値上がりしたのと、
フリーゾーンが新設されて、
そのゾーンこそが私の好きな場所だったので、年会費を払う意味がなくなったから。
でも、遠来の客、それも若い人などが来ると、やはり遊ぶ施設やイベント会場のあるゾーンは必見!
昨日、東京からやってきた息子と、その婚約者Tさんを夫と案内。
ハウステンボス初体験のTさんは、お城や風車、運河、街並みに魅了され、
5Dミラクルツアーやメロディ・イン・ザ・ダークなども、満喫。
そして、彼女も息子も私も楽しみにしていた「日韓太鼓まつり」
慶南国楽管弦楽団"Hyu(休)"の演奏。
左端の青年の、目にも止まらぬバチさばきが圧巻だった。
また、互いに笑顔で目を合わせながらの演奏が、いかにも楽しげで、見ているこちらも楽しくなった。
"ジャパン マーべラス" の演奏はさらに魅力的だった。
海外でも広く活躍中という若い和太鼓奏者たち。
その力強い演奏に、最前列に居た私たちは、心も体も痺れっぱなしだった。
(目に見えない音波が皮膚に伝わるのを度々実感)
太鼓を敲いたすぐ後の、息も乱れぬ笛の音は、お見事!
音楽を堪能した後は、開催中のガーデニングワールドカップへ。
世界中のトップガーデナーが集い競ったというガーデニングワールドカップ。
その作品を見て回ったが・・・
イマイチ理解力に欠ける私たち。
隣のバラ園の、
最盛期を過ぎ、枯れかけた大型のバラの周りで、ひっそりと咲いている小さな白薔薇たちが、
今回のガーデニングワールドカップのテーマ「平和と再生」に最も相応しいように感じてしまった・・・
パレスハウステンボスの壁画も、ドムトールンからの眺望も、カナルクルーザーの遊覧も、
水陸両用バスも、ミュージカルも、次世代エネルギーパークなどなど、
未体験のまま時間となってしまったけれど、
最後は、チーズマンスに因んだチーズ市場でいろいろ試食もしながらたっぷりとお買いもの。
ハウステンボスでの半日を若い二人は心から楽しんでくれたよう…。
ハウステンボスの存続には賛否両論がある。
所詮はイミテーション。
佐世保市民にとっては財政負担を強いられ、大きなお荷物。
との声も多い。特に私の周りは反対派ばかり。
でも、私は、ここを潰してしまうのはあまりにももったいないと思う。
中世オランダの偽物として見るのではなく、
現代日本の日常とは違う異文化の空間、
古い石畳や運河や風車や中世ヨーロッパ風のお城や庭のある街、
その一角に様々なイベント会場や遊園地やバザールがある・・・と思えば、
その価値は決して小さくはない。
こんなにしっかりとした造りの、美しいテーマパークは日本中どこにもないと思う。
九十九島や虚空蔵山にも魅せられながら、
なぜかハウステンボスも大好きな私を、友人たちは理解できないと言うけれど。。