ミーマン日記

週1回ディサービスに夫婦で行って、楽しく過ごしています。

平城京歴史館・大遣唐使展

2010-04-27 09:00:00 | 万葉関係
                                  「吉備大臣入唐絵巻」

◎遣唐使の使命

遣唐使は、大使・福使のほかに、留学生・留学僧・通訳・医師・技術者・船員などで構成。
当時世界で最も進んでいた唐の政治制度や仏教、技術、学問を学ぶため海を渡った。
帰国した遣唐使たちは、その知識を政治や文化に役立てて、平城京の国造りに大きな影響を与えました。

◎渡航回数

遣唐使の派遣は630年の犬上御田鍬に始まり、894年に菅原道真が停止するまで20回きかくされた。
しかし実際に唐に渡ったのは15回。  天候不良で中止になることなどがあった。

◎渡航コース

航路は北路と南路が有り、前半は北路が中心、後半は南路が中心でした。
この時代は磁石や海図が無いため、星や太陽の位置を手がかりに唐を目指した。

停止になるまで、、山上憶良・安倍の中麻呂・吉備真備・最澄・空海をはじめ、数千もの人々が海を渡り、大陸の知識・情報・文物を日本にもたらしました。



「奈良国立博物館」で展示されています「大遣唐使」展の中からいくつかの仏像・名宝をご披露します。



   十一面観音立像      観音菩薩立像       聖観音菩薩立像



           菩薩半跏像                  空海ゆかりの名宝




唐の皇帝・玄宗の愛馬を描いた中国の動物画史上、隋一の名画。初公開     唐皇帝勅撰の詩文集



           仕女図壁画                東征伝絵巻 

他 沢山展示されていましたが、パンフレットからの抜粋です。

第二会場の通路の処にこの様なものが展示されていた。



一日に二ヶ所回るのは、チョットハードで、疲れましたが・・・観れて良かった。