17日、今日は今年最後の万葉サイクリング ~ 天気予報では、午後からは曇って、にわか雨も降るかも??
京都駅で、8人が乗車し、樫原神宮駅に着いた時には10名になっていた。 電動自転車が10台予約してあり、皆さんが電動自転車で行けるのが良かった。
走り出して、20分くらいした時、突然リーダーが、橋のたもとで自転車がひっかかり転倒・・・太い鎖の所で、鼻を打ち、鼻血が出て・・止まらない 手当をして少し休む。 落ち着いた様なのでサイクリング出発
最初に行った所は、奥山・久米寺
久米仙人の伝説[編集]
久米仙人による開基伝承は『扶桑略記』『七大寺巡礼私記』などのほか、『今昔物語集』巻十二本朝仏法部にも収録され、『徒然草』にも言及されている著名な話である。それによると、吉野・龍門寺の久米仙人は仙術で空を飛べるようになったが、ある日空を飛んでいる時、川で洗濯をしている女のふくらはぎに見とれて法力を失い、地上に落ちてしまった。久米仙人はその女とめでたく結婚。その後は普通の俗人として暮らしていた。その後、時の天皇が遷都を行うことになり、俗人に戻った久米仙人は遷都のための工事に携わる労働者として雇われ、材木を運んだりしていた。ある日仕事仲間から「お前も仙人なら、仙術を使って材木など一気に運んでしまったらどうだ」とからかわれた。一念発起した久米仙人は7日7晩祈り続けた後、仙力を回復。久米仙人の仙術で、山にあった材木が次々と空へ飛び上がり、新都へと飛んで行った。これを喜んだ天皇は久米仙人に免田30町を与え、これによって建てたのが久米寺であるという話である。net引用
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/87/8799c8a777d57f42879bc2a5f891e3fc.jpg?random=c6390ac99a46a73137a6b01a0d7b8567)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/82/e82a5f6752e6598c792029a34987859e.jpg?random=a81429e141846da34e46cdcb52bc489c)
古代の塔基壇の上に建っている鎌倉時代 の十三重石 の前で説明
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/2a/94bd5a9b36f172b741184b6e05bf4ee2.jpg?random=510375e171a2520ca8c690deef942036)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/82/40914521a7104c3363d228fcbdc68484.jpg?random=2da71772d29826aa6d06d6a21b4d8db3)
奥山久米寺跡を見て、西の方の「大官大寺」址の碑を見て、爽やかな風に吹かれながら~次の目的地「天の香具山」に向かう
「天の香具山」 大和三山中目立たないが、万葉には多く詠まれている山です。海抜147.9メートル、山麓は75メートル、比高73メートル一番低い 頂上まで登山する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/74/1cb0d86f14758b2bbfd2fb569d844cd0.jpg?random=cb93cd39ca65e0140d9e94d33c12534d)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/24/81208540f69b9f797124c4ba05fc764a.jpg?random=c7df41833d569c58f10b4e055a20756d)
天の香具山の入り口 遠くに「耳成山」が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/b3/c01607109a05fb12a7ef63006a5103a5.jpg?random=60d5709759aa5166b1a1ed8193bf983c)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/4b/fb1ac3343bfc712252450b2008839f97.jpg?random=3d7bb66415bce4f1e9c57539856f4374)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/c2/385c17180e6bacf6bee71f189ec872ec.jpg?random=7679b6489d58987683ee12505bb5b358)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/e4/7406a5687d6562a0bffaed03df16c98d.jpg?random=e89ed4160c1d38deefff3126fd3835a0)
途中で説明 頂上から「畝傍山」が見えた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/0a/2aa0047945d3f5ac644c946403c38cd1.jpg?random=bdda4a492ce1bf00d2c7dd3d79058ea7)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/31/24516a4001ee917cb39ffcc0093c068e.jpg?random=e6f6123adb025e1162e1ef5692d30914)
天香具山の頂上の御祭神は「国常立尊」と「大龍神」二柱が合祀されている。付近の説明が書かれてある。
頂上で朗唱
万葉集巻(1-2)番歌 「天香具山国見歌」
大和には 群山あれど とりよろふ 天の香具山 登り立ち 国見をすれば 国原は 煙立ち立つ
海原は かまめ立ち立つ うまし国そ あきづ島 大和の国は 舒明天皇
1-28 春過ぎて 夏来るらし 白たへの 衣干したり 天の香具山 持統天皇
天の香具山を降りて、チョット休憩
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/c2/287f5e2ac6e8666730d8de9e7b99bd21.jpg?random=3003e829950cababf42ab0fb9bf4494b)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/47/16aeacd1877fc96cfd88322cf0e580b5.jpg?random=3a0bc6dc703419e6028f0ea1c5c00f90)
綺麗な風景に思わずパチリ・・・絵になるかな??
近くに哭沢の神社が有り、チョット覗いてみる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/ec/1fa15f77af654ac47e4956c20b7b8c0b.jpg?random=a08918c29e9c0762c3112ad8d3f85f4a)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/b1/6ca37a03bf9edd37a5dac6491a20b484.jpg?random=88ffa0ae7968f86fe567dae49fdfad00)
啼沢女神は伊邪那岐命が伊邪那美命を失った哀しみの涙から成った神、なのだと言う
2ー 202 泣沢の 神社に神酒据ゑ 祈れども 我が大君は 高日知らしぬ 檜隈女王
最初に1時間のロスが有り、昼食が遅くなりますが、「藤原京」に向けて走る。
ポカポカ陽気で、昼食場所からなかなか離れがたいが・・腰を上げ「藤原京」の中を見て回る。
「藤原京」 わが国最初の都、藤原京。その16年の栄華は、日本の歴史上に大きな役割を果たしました
藤原京は、中国の都城制を模して造られた日本初の本格的な都城でした。持統天皇が飛鳥から藤原の地に都を遷したのは694年のこと。新たな都の造営は、亡き夫・天武天皇の意志を受け継いだ中央集権国家の確立には欠かせない一代事業でした。その大きさは、東西方向約5.3km、南北方向4.8kmで、平城京、平安京をしのぐ古代最大の都です。藤原京時代には大宝律令が制定され、貨幣も発行されました。初めて「日本」という国号を使用したのも藤原京を発した遣唐使でした。net引用
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/5b/977c72a8fc2bcbd94060455546fa8f35.jpg?random=6950d27142a7f293e9193c02d324d665)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/9e/63390333e9d23af0686d7193cc8e529c.jpg?random=2ade423812e0354cf951470a26ed3645)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/4c/bf61c8def5c3a8e9ee2d47161e7d77db.jpg?random=537513d14f02e0f6acd957d91c391eac)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/d6/a95267d1c80e46b2cd11bef0e74b52cf.jpg?random=4beaceeb78f0a88d39cf047a5cc276b9)
香具山をバックに記念撮影 大極殿跡
万葉の藤原宮:讃歌『藤原宮の役民の歌』・『藤原宮の御井の歌』 が有りますが『藤原宮の役民の歌』、これは作者未詳なので省く。
『藤原宮の御井の歌』
あまねく 国土を お治めになる わが大君 高く輝く日の御子 荒栲の藤井の原に 新しい朝廷を、お作りになり 大御門を 始め給まひて、埴安の池の、堤の上に、いつも立たして 大和を御覧になり・
『日の経』=(東側御門)には、 香具山が、 春山として 茂り茂って 在る。
『日の緯』=(西側御門)彼方 畝傍山が、 瑞山(瑞々しい山)として存在する。
『背 面』 =(北側御門)彼方 耳成山の 青菅山が神々しく 控え 聳え 立つ。
『影 面』 =(南側御門)には 遥か 彼方の 雲居なす 吉野の山々。
こう言う立派な山々に、囲まれ高々と統治なさる、此の大殿、天高く御支配なさる日の大宮よ。
その水こそは永久にあるだろう、藤井の真清水よ。 藤原宮の御井よ。
1-53 藤原の 大宮仕へ 生れつくや 娘子がともは ともしきろかも 作者未詳
リーダーの怪我も大した事無く、無事にサイクリングが出来た事に感謝。
皆様お世話になり有難うございました。(#^.^#)