先週の金曜日、午後3時半開演の「都をどり」を主人と二人で観に行って来ました。
お抹茶付で、開演40分前に来て下さいとの案内が有り、早めに行きました。あいにくの雨模様でしたが、会場前には、沢山の人・人 団体さんが多く、地元の人はまばら・・・ 近頃良く忘れ物をして困りますわ~(@^^)/~~~
デジカメを忘れたので、「都をどり」と言うパンフレットを買いました。(お芝居の説明や、写真が載ってる。)
いよいよお抹茶の時が来ました。 今回は良いタイミングで入れたので、一番前の席に座れましたが・・肝心のデジカメを忘れて、写真が撮れない(;一_一)
今年の「都をどり」について 京の都は春たけなわ今年も「都をどり」の季節となりました。本年は明治五年の初演から数えて第140回目を迎えます。
昨年の震災で、私達は世の無常を目のあたりにしました。 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」と言う「平家物語」の無常観が、なんと近しく感じられたことか。 しかし、復興に向けて手を携え合う力は、大きな希望です。激増の時代を精一杯生き抜く人々が登場する「平家物語」も、鎮魂と復興への願いが息づくからこそ、八百年以上も語り継がれたのではないでしょうか。
清水寺を背景に、舞子さんが4人 お手前は芸子さん お茶を運ぶのは舞子さん
いよいよ「都をどり」の始まり 「ヨーイヤァサー」のかけ声とともに、左右の花道から芸舞妓さんが勢揃いされる圧巻の幕開け
第三景 「清盛公厳島参詣」 (半分づつスキャナーしたが、上手く繋がって無い・・)
知盛の亡霊 静御前 源義経
第五景 「大物浦判官船出」 平清盛の亡き後、生田の森の大将として戦った平知盛は、一の谷の合戦で最愛の息子を失いました。最後の戦となった壇ノ浦の合戦では、ついに平家一門の滅亡を見届け、「見るべき程の事は見つ」と言う有名な言葉とともに西海に沈みます。 そんな知盛の怨霊に悩まされたのが、源義経です。
第匕景 「雪の祇王寺」 清盛は、都で一世を風靡していた男装の舞姫で、祇王と言う白拍子を寵愛し、祇王を邸に住まわせるだけでなく、妹の祇女や母にまで富を与えました。ところが、仏御前という別の白拍子に心を移すや、祇王を追い出してしまいます。 つれない仕打ちに世をはかなんだ祇王は出家し、妹や母と共に奥嵯峨で春夏秋冬、念仏修業に打ち込む日々を過ごしていました。 そこへ訪ねてきたのが、かっての恋敵だった仏御前です。清盛の気まぐれに世の無常を感じた仏御前は、自ら尼姿となっていたのでした。 祇王もまた、そんな仏御前に心を打たれ、ついには四人ながら極楽往生を遂げたと伝えられます。
フイナーレは花盛りの清水寺です。音羽の滝からは実際に流水がほとばしり、清水の舞台は実物と同様に作られています。出演者全員が舞台に登場し華やかに締めくくります。
総をどりの舞子の衣裳 舞子さんと芸子さん
外での衣裳、舞台衣裳とは、違いますね。
約1時間 別世界に行っていた様な気持ちで、 楽しかったです。