中国の絵NO3は、「蘇州・寒山寺」です。
多くの中国人の見物客がみられ~観光名所となっています。
「寒山寺」には、かの有名な唐詩が有ります。
楓橋夜泊 張継の詩
「月落ち烏鳴いて 霜天に満つ 江楓の漁火 愁眠に対す 姑蘇城外の寒山寺
夜半の鐘声 客船に到る」が、碑に彫られていました。
詩の意味は、
「月が沈み、烏が鳴いて、霜の気が天に満ちわたる。
岸の楓と 漁火が うつらうつらとする旅愁の目に映る。そこへ呉の旧都蘇州郊外の寒山寺から 夜半を告げる鐘の音が、私が乗る小舟に聞こえて来た。
旅愁を歌った 唐詩の傑作です。
「寒山寺」は、日本では、森鴎外の小説「寒山・拾得の物語」でも知られ、馴染みの深い寺です。
物語では、地方視察官が巡回中、土地の案内人から、寒山寺には、二人の沙門(僧)の隠士が食事時に見る事が出来る。
それは「寒山と拾得」で、寒山(文殊菩薩)拾得(普賢菩薩)の化身とされる隠士で、視察官が会って見たくなり食堂へ行くと、二人は「誰か喋ったな」と言いながら~いち早く逃げ出して会うことが出来なかった、というストーリイです。
又禅画でも寒山(文殊)は、読むでもなく巻物を持ち、拾得(普賢)は、掃除をするでもなく箒を持ち、二人で会話をしている姿を絵にしている図を見かけます。
そのような事を考えながら~境内を見て回りました。
寺は天王寺式直列七堂伽藍配置の大きな寺で、壁の色彩(黄色)が特徴でした。
多くの中国人の見物客がみられ~観光名所となっています。
「寒山寺」には、かの有名な唐詩が有ります。
楓橋夜泊 張継の詩
「月落ち烏鳴いて 霜天に満つ 江楓の漁火 愁眠に対す 姑蘇城外の寒山寺
夜半の鐘声 客船に到る」が、碑に彫られていました。
詩の意味は、
「月が沈み、烏が鳴いて、霜の気が天に満ちわたる。
岸の楓と 漁火が うつらうつらとする旅愁の目に映る。そこへ呉の旧都蘇州郊外の寒山寺から 夜半を告げる鐘の音が、私が乗る小舟に聞こえて来た。
旅愁を歌った 唐詩の傑作です。
「寒山寺」は、日本では、森鴎外の小説「寒山・拾得の物語」でも知られ、馴染みの深い寺です。
物語では、地方視察官が巡回中、土地の案内人から、寒山寺には、二人の沙門(僧)の隠士が食事時に見る事が出来る。
それは「寒山と拾得」で、寒山(文殊菩薩)拾得(普賢菩薩)の化身とされる隠士で、視察官が会って見たくなり食堂へ行くと、二人は「誰か喋ったな」と言いながら~いち早く逃げ出して会うことが出来なかった、というストーリイです。
又禅画でも寒山(文殊)は、読むでもなく巻物を持ち、拾得(普賢)は、掃除をするでもなく箒を持ち、二人で会話をしている姿を絵にしている図を見かけます。
そのような事を考えながら~境内を見て回りました。
寺は天王寺式直列七堂伽藍配置の大きな寺で、壁の色彩(黄色)が特徴でした。