ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

男同士

2020年11月10日 | 随想録

【Live Information】


最近、男同士で話し込むことが多いのです。
たまたまなんですが。
偶然会ったり、居酒屋に行ったり、焼肉に行ったり、BARに行ったりで、ずっと語り合う。
7割は人生論や音楽談義で、3割はバカな話。
アツく語って、大笑いして。
改めて思いました。男同士って、やっぱりいいもんだな、と。





最近連れて行ってもらったBAR。壁掛けにジョン・レノンの「Love」の歌詞。


そんなことをしみじみ感じた、先月のとある週末の夜。
19時半くらいだったか、約束があったので、暗くなった街をひとり歩いておりました。
雨が降りそうな感じだったので、商店街と並行して南北に走るひと気のない道をやや急いでいると、うっかりすると通り過ぎてしまいそうな小さな喫茶店があるのに気づきました。
通りに面した窓からは店内が見えるのですが、なんと!若くて可愛らしい女子がひとりカウンターの中にいるのが見えるではないですか!
ちょっと場違いな感じがしなくもなかったのですが、もしかして頑張って夢だった喫茶店を開いたのかもしれない、という妄想が頭に芽吹きまして、違和感は消し飛びました。(その時にはそう思えたんです。単なる妄想です
まだ時間には少し早かったので、時間つぶしがてら思い切ってお店に入ってみました。(ドキドキ


ガチャ
ぼく「・・・あの~、まだいいですか?(オズオズ)」
女子「!」「ちょ、ちょっと待ってくださいね」(なぜかダッシュで奥へ)
しばしの静寂。
そして待てども奥からは誰も出て来ない。
待つこと3分、いや5分?
どうしよう、やっぱり閉店時間なんだなんか気まずいな~、と思っていたら、ようやく奥から人の気配です。
すると、さっきの娘さんではなく、代わりにヨッコラショと高齢のご婦人が。


あら意外な展開。
せっかくなのでコーヒーを頼み、約束の時間まぎわに席を立ちましたが、店を出るまで先ほどの娘さんは二度と現れませんでした。
ぼくがヨコシマな考えに至った時なんて、得てしてこんなものなのです。
どこらへんが「男同士はいいもんだ」なのか。
神さまごめんなさい


でも、その高齢のご婦人がイヤだったわけではありませぬ。
品のある、感じのよいご婦人だったことはせめて最後に付け加えておきます。



お世話になっているジャズ・クラブで仲良しのピアニストと偶然。そこから始まる熱い会話と深夜のセッション。
 


ベース仲間と居酒屋で語らう。おでんをつつくぼくを撮ってくれました。




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