ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」・・・ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

夕暮れの国分寺五重塔

2021年04月06日 | 写真

【Live Information】


2月12日は高梁~成羽町吹屋の空気をたくさん味わいました。
気持ちが穏やかになるような、どこか懐かしさのある景色でした。
そんな気持ちを反芻していると、帰り道にちょっと寄り道をすれば吉備路にも行けることを、ふと思い出したんです。


俗に言う吉備路とは、岡山市北西部から総社市~倉敷市にかけてのエリアで、かつては古代吉備国の中心地だったところです。
帰りに目指したのは、その吉備路のシンボルとも言える、備中国分寺の五重塔です。


この五重塔、もとは七重塔として奈良時代に建てられたのですが、南北朝時代に焼失しました。
数百年の時を経た1821年に再建が開始され、弘化年間(1844~1847)に完成しました。
高さ34.315メートルの、岡山県唯一の五重塔です。



沈みゆく夕日と五重塔の共演。素朴なんだけど、どこか厳かです。



素朴な田園風景は何百年も前からこのままだったのだと思うと、ちょっとした感動を覚えます。






夕日がちょうど山間に沈むところが見られました。暮れゆく冬のわずかなひとときと、これから姿を現すであろう夜のしじまとの交錯です。



今昔物語や宇治拾遺物語などの頃はこうだったのかも、と想像してしまいます。



駐車場へ戻りながら振り返ってみると。



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高梁市成羽町吹屋

2021年04月01日 | 写真

【Live Information】


2月7日の日曜に高梁へ行ったばかりなのに、5日後の12日の金曜にまたもや高梁方面へ。
今度の行先は、高梁市成羽町吹屋です。
吹屋には「吹屋銅山」があり、江戸時代中頃から鉱山町としてたいへん賑わいました。
幕末から明治時代にかけては、日本唯一のベンガラ(酸化第二鉄)の産地として非常に栄えたそうです。
現在「吹屋ふるさと村」として保存されているのが、この吹屋集落なのです。


ベンガラは「弁柄」とも書きますが、もともとはオランダ語(Bengala)なんですね。
赤色顔料や研磨剤として重宝されました。
語源は「ベンガル」。インドのベンガル地方で生産されていたということです。



吹屋の街並み。



吹屋ふるさと村に入ると、通りの右側にあるのが「ギャラリーみのや」。
古いグランドピアノと、懐かしい足踏みオルガンがあります。
自由に弾くことができるというので、何を弾こうか考えたすえ、「アメイジング・グレース」を弾いてみました。







ベンガラを使ったコーヒーカップ。ベンガラ色は吹屋のイメージそのものです。



吹屋の町並みのはずれにある「本山山神社」。「もとやま さんじんじゃ」と読むんだそうです。
吹屋の氏神様で、1770年ころに銅山で働く人たちのために創建されたといいます。



神社の境内から見おろす吹屋の町並み。



大きな老木。なんの木なんでしょう。
ずっとこの神社と吹屋を見守ってきたんですね。



吹屋を出てからは、高梁のループ橋へ行ってみました。画面右の山に備中松山城が見えます。



天気が良く、しかも2月中旬なのにあまり寒くない、いい日でした。





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2021年4月のライブ予定

2021年03月27日 | 演奏スケジュール

【Live Information】


※お越しの際はマスクをご持参ください。
 また、状況によっては中止にせざるを得ないこともありますので、お店にご確認ください。
 諸々よろしくお願いします。



4月2日(金)
  岡山 ピアノ・バー
   岡山市北区野田屋町1-11-10 清水ビル3F (tel 086-222-8162)
   【出 演】 美淋つゆ子(piano)、皆木秀樹(bass)
   【料 金】 1000円(飲食代別途)
   【演 奏】 21:00~、22:00~ (2回ステージ)
   ※シットイン可


4月15日(木)
  岡山 ピアノ・バー
   岡山市北区野田屋町1-11-10 清水ビル3F (tel 086-222-8162)
   【出 演】 上森 "picci" 一洋(guitar)、皆木秀樹(bass)
   【料 金】 1000円(飲食代別途)
   【演 奏】 21:00~、22:00~ (2回ステージ)
   ※シットイン可


4月24日(土)
  岡山 GROOVY
   岡山市北区田町2-5-23 (tel 086-221-7721)
   【出 演】 山本博之(piano)、皆木秀樹(bass)
   【料 金】 2000円(飲食代別途)
   【演 奏】 20:00~ (2回ステージ)
   ※シットイン可






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Lovin' you

2021年03月21日 | 名曲

【Live Information】


ぼくの青春時代を彩ってくれたミュージシャンのひとり、渡辺美里。
聴く者を元気づけてくれる、力強く明るいボーカルが魅力です。
そして、気持ちを分かってくれているような歌詞。
彼女の歌を聴いていると、「青い空にぽっかり白い雲」「青春時代ならではのもろさ」「甘ずっぱくて少しほろ苦い」「いまは感傷的だけど前を向いていたい」「信じる気持ち」、そんな言葉がつらつらと頭に浮かんできます。


1986年初頭に放った4枚目のシングル「My Revolution」が、あれよあれよという間にオリコン・チャートの1位を獲得して、一気に美里人気に火がつきます。
続く「Teenage Walk」(5位)、「Long Night」(11位)も立て続けにヒットし、満を持して発表したのが、それら3曲を収録したセカンド・アルバム『Lovin' you』です。
「Lovin' you」は、アルバムのタイトル・チューンであり、収められている20曲の中の最後を締めくくる名ソウル・バラードです。





この歌詞に出てくる、
「きれいな夢をみつづけていると言われてもいい」というフレーズが、今でもぼくの心に大きく、力強く響くんですね。
自分以外の誰かに何を言われても、気にしなくていい。
自分の人生は自分で決めていいんだから。
そんな温かくて力強いメッセージが背中を押してくれる感じがするんです。


「口づさむロックンロールのメロディがとがった心を癒してくれる」
このフレーズもどこかジーンときちゃいますね。
分かってほしいのに分かってくれない気持ち。
「大人だってかつては子供だったはずなのに、なぜ」
「自分の道を大人に決まられるような気がする、不条理な世界」
こんなことを感じて憤ったり涙をこぼしたりしたかつての少年は、たくさんいることでしょう。
そんな中で、受け止めてくれて、分かってくれるもののひとつが、「Rock」でした。
「不良」の代名詞の「Rock」が、実は少年たちの救いでもあったんです。





美里さんの伸びやかな歌声は、まるで羽ばたいている時の気分を教わっているよう。
ちょっぴりせつなく、それでいて力強くてエネルギーに満ちたメロディです。
「to the sky, to the way」と歌う美里さんからは、未来は希望に満ちているんだよ、と勇気づけられている気がします。
それに続くサビの熱い歌声と演奏には、なんだか目が潤んでしまうんです。


バックの演奏が、これまた心地良いんです。
リズム陣の繰り出す、どっしりとした、太い幹のようなグルーブ。
全体を俯瞰して歌を包み込んでいるかのようなピアノ。
ロックなギターは、秘めている熱い気持ちを代わりに吐き出してくれている。


この頃の渡辺美里は、まだ20歳になるかならないか。
でも、どこか大人っぽさがあって、それが聴いているぼくたちに安心感のようなものを感じさせてくれたのかもしれません。
この曲はシングル・カットはされていませんが、アルバムはオリコン・チャートで1位に昇りつめました。






[歌 詞]


◆Lovin' You
  ■歌
    渡辺美里
  ■発表
    1986年
  ■作詞
    渡辺美里
  ■作曲
    岡村靖幸
  ■編曲
    大村雅朗
  ■プロデュース
    小坂洋二
  ■収録アルバム
    『Lovin' you』(1986年7月2日リリース)
  ■録音メンバー
    渡辺美里(vocal)
    佐橋佳幸(electric-guitar)
    今剛(electric-guitar)
    浅田孟(electric-bass)
    西本明(acoustic-piano, organ)
    青山純(drums)
    Eve(chorus)
    浜田良美(chorus)



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高梁 2月7日

2021年02月28日 | 写真

【Live Information】


ぼくは、協調性はない方かもしれません。
そのうえ気分で動くたちです。
いや、学校で教わる「協調性があるのが良いことで、ないのは良くないこと」という価値観にどうしても馴染めないだけかもしれないです。(人に全く協力しないとか、和を乱すのが好き、ということではないです。
だから単独行動するのが楽チンだし、ひとりでいることが好きなのです。


そんなわけで、日曜日(2月7日)に目が覚めた時に思い立って、衝動的に高梁市へ向かったのです。
なんとなく日ごろの疲労感が残っている感じだったけれど、だらだらと夕方を迎えてしまったら後悔するような気がしたんですね。



【高梁市成羽美術館】

まずは成羽美術館へ。
"ユンちゃん"こと李侖京さんの個展「小舟によせる唄」が見たかったんです。なにしろ2月7日は最終日だったものですから。
行ってみると、成羽生まれの洋画家児島虎次郎氏の作品展も開かれていました。
この両氏の作品を観ただけでも高梁へ来た甲斐があったというものです。
ユンちゃんの作品といえば、赤色。
赤の素敵さがくっきりと浮き彫りにされているように感じました。そこだけいわば「別世界」でした。
児島虎次郎は、単純に画集が欲しくてたまりません。













【郷土資料館】

美術館を後にして、あらためて高梁の町に入ります。
最初に入ってみたのは、郷土資料館です。
ここは、もとは1904年に建てられた高梁尋常高等小学校です。
農機具、古い看板、伯備線備中高梁駅の表示、古いおもちゃ、道具類、生活用品、戦争関連のものなどが所狭しと展示されていて、目移りして仕方なかったです。
見ているだけでワクワクです。

その中でもやはり音楽に関係のあるステレオ、ラジオ、楽器類からは目が離せませんでした。
そうそう、ぼくが小学校へあがったころは、各教室に足踏みオルガンがあったなあ。


郷土資料館


ステレオ、蓄音機。


左はレコードケース。真ん中は昭和初期のラジオスピーカー。右のラジオは東芝製。


戦時中に使われたもの。鉄兜、ゲートル、ガスマスク、消化弾、慰問袋などなど。


教室の机はこんなだったのですね。



授業の始まりや終わりを知らせる振鈴(上)、授業で使われていた地球儀と卓上オルガン(下)


昭和期のオルガン。



【山田方谷記念館】

続いて入ってみたのが、山田方谷記念館。
郷土資料館のとなりです。
備中松山藩の財政を再建したことで有名な山田方谷は、幕末の儒家、陽明学者です。
藩校「有終館」や家塾「牛麓舎」「長瀬塾」「小阪部塾」などで多くの人材を育てたことでも知られています。
「至誠惻怛」(しせいそくだつ=誠意を尽くし人を思いやる心)、「士民撫育」(しみんぶいく=すべては藩士と領民のために)の精神を貫き、「備中聖人」と謳われました。
受付をしてくださった方が「わたし、方谷の子孫なんです(^^)」と自己紹介してくださって、ちょっとビックリでした。




山田方谷画像



方谷直筆の漢詩(上)と遺訓(下)


方谷の揮毫



【基督教会堂】

1889年(明治22年)に建てられました。現存する岡山県下最古の教会堂です。
高梁でのキリスト教布教活動が始まったのは1879年(明治12年)。翌1880年(明治13年)に新島襄(同志社英学校創設者)が伝道のため高梁を訪れたのを機会に、キリスト教は急速に広まったといいます。





【頼久寺】

臨済宗永源寺派の寺院です。
創建年は不詳ですが、1339年に足利尊氏によって再興されました。
境内は、2代目備中国代官で備中松山城主の小堀遠州によって造られた蓬莱式枯山水庭園で、1974年に国の名勝に指定されました。











頼久寺を出て寺町の方へ行こうとすると、高校生らしきカップルが歩いていました。
日曜なのに制服です。
部活帰りなのかな。
楽しそうにおしゃべりしながら並んで歩いています。
手をつないで。

手を!
青春だなあ・・・。
あ~ぼくはもうおじさんなのに胸がキュンキュンしちゃったよ





寺町を南に歩いてゆくと、、、
夜、不意にこんなのを見かけたら腰を抜かすかも。
ちなみにマネキンの向かいは墓地です。






【薬師院】

高梁の町って、お寺が建ち並んでいるんですね。
こんなにたくさんあるなんて知らなかった。
そのなかでお目当ては、薬師院。
1983年に公開された「男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎」(第32作)のロケが行われたところです。
劇中での名称は「蓮台寺」です。
このお寺で、寅さんは竹下景子さん演じる朋子に出会うんですね。
この第32作は、倉敷市が誇る名優、長門勇さんが岡山弁丸出しで存在感を示していますし、寅さんが朋子に、家を飛び出してフーテンになったいきさつを聞かせる抱腹絶倒ものの名場面があったりして、好きな作品なのです。






薬師院庭園。寅さんがここを掃くシーンがあります。


薬師院から臨む高梁の町。




寅さんが、住職(松村達雄)とその娘朋子に出会うのがこの石段です。



薬師院のあとは、南隣にある松連寺に行ってみました。
ここも石段を上がった小高いところにあるお寺で、なんともほどよくいい眺めです。
高梁は、山と川に囲まれた小さな町です。
郷愁をさそう風景です。
そういう「閉じられた」地理条件は日本では珍しくなく、だからこそ良くもわるくも地域独自の風土が育ったと言えるのでしょう。
町なかにはきれいな建物がある一方、少し離れたところまで歩けば時間に取り残されたような、なんともいえず懐かしさを感じるところも多かったです。











線路はJR伯備線。
まだ単線なのがこれまたのどかでいいんだなあ。



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譚歌DUO ライブ アット 倉敷アヴェニュウ

2021年02月23日 | ライブ

【Live Information】


譚歌DUO。
石井彰(piano)と金澤英明(bass)の両氏からなるデュオです。


その夜は満月から2日目。
帰りの車のフロントガラス越しに見える月は、少し赤っぽく、そして大きく見えました。
石井&金澤の両氏に、今をときめくドラマー石若駿を加えたトリオ「BOYS」のアルバム、『月夜の旅』のジャケットを思い出しました。



金澤英明・石井彰・石若駿 『月夜の旅』


とくにライブでジャズを聴く時、いったい何を感じて、どこを聴いているものなのでしょうか。
メロディ。
めくるめくテクニック。
メンバー同士の、音のやりとり。
音色。
好きな楽器。
もしかするとメンバーの誰かのバックボーンや生き様に共感していて、それを音に絡めて聴いていたり。


今夜、演奏中にふと思ったのは、「これは合奏なのか」ということ。
もちろん合奏です。ふたりで演奏しているのだから。
でも、複数の演奏者が演奏していても、音の溶け具合というのか、トータルな音の成り立ちはいろいろな場合があるような気がするんですね。
例えば、数種類の液体をよく混ぜた時のように境目のない場合もあろうし、一緒に音を出しているんだけれど各人がバラバラで全く連携してなかったり、全員が熱くはなっていても熱くなっているだけで勢いだけの雑なものだったり。







金澤さんはかつてぼくにこう語ってくれたことがありました。
「駿(石若駿)は全部わかってくれんだよ」
石井さんと金澤さんの間もそういう関係では?と改めて思っちゃったんです。
いや、「わかってくれる」というより、「(もちろんわかってくれるのが前提だろうけれど)何をやっても受け取ってくれる、仮に伝わらなくともキャッチして必ず反応してくれる」のが当たり前というか、安心感、信頼感、そして何かを起こしてくれるだろう、という期待感、そんな感じ。
それはもう「合奏」なんて言葉では表せないんじゃない?、と聴きながらひとり勝手にうなづいていたわけなんです。







あるポイントに向かって進みつつ、「そのポイントとなる音を活かすためにはこういう道を辿ろう」、あるいは「こういう経路を進むなら辿り着くところではこういう音を出そう」みたいなことを二人とも意識の底に置きながら演奏していたのではないんじゃないかな、と思えたんです。
実際のところは分かりませんが、ぼくはそういう風に勝手に感じて楽しんで聴いていました。
そういう意味では、このデュオには担当楽器の違いがあるだけで、あとは二人の境目なんてないのではなかろうか、としみじみ思ったわけなのです。







たしかに、この二人でしかこういう音を聴いたことはないよな~
これが本当の「自分の音」なんです、きっと。
今夜、世界じゅうでここにしかなかった、オリジナルな音。
また必ず体験しなくては。
うまく言葉にできなくてもどかしいばかりですが、二人が出す最初の一音ですぐに別の世界を味わえたんです。
いい夜でした。







譚歌DUO (石井彰piano、金澤英明bass)
Live at 倉敷アヴェニュウ
2021年1月31日(日)

 
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本当に怖いのはなんだろう

2021年02月21日 | 価値観

【Live Information】


こういう現状であってもライブその他表現活動を続けている方々には、敬意を抱いています。
現状、「万全のコ■ナ対策をしております」という一文を入れた告知をひんぱんに見かけるようになりました。
残念ながら、入れざるを得ない状況なのでしょう。
個人的にはとても寂しい、いや、寂しいというより一種の違和感を感じます。
こんな文言がなくても、早く普通に営業できる雰囲気になればいいなあ、と思います。(コ■ナの終息、という意味ではなくてね)


この文言を入れるというのは、裏返せば「常にあたりを見張っていて、おかしいと感じると注意という名で吊し上げようとする人々の存在」があり、それに対する「事前の対抗策」という意味もあるのでしょう。(そう断言するお店の経営者も、知る限りでは何人かおられます)
今やどこでも当たり前のように消毒液を置き、仕切りを備えて、とくに飲食店は必死で営業しているのですが。


ウイルスに対する恐怖感を抱くのももっともですし、恐怖感があるからこそ何かを攻撃してしまう心理もよく分かります。
でも個人的にはコ■ナよりも、そのせいで威圧的攻撃的な言動になったり他人を責めたりといった、ギスギスした空気の方がよっぽどイヤだしコワいな・・・。
「お大事に」という空気が希薄になっているような気がして。
あくまでぼくの受け取り方なんですけれど。


とまあこういう意見を述べれば、今までの経験上、ご自分のSNSやブログに書けばいいものを、わざわざ寄ってきて感情的コメントを残す人、あるいはその感情的コメントに賛同する足跡を残す人などが出てきます。
そういう方々は、他人の意見にはえらい勢いで否定的に反論するけれども、それについて反論されるのは容認できないんですね。そして拒絶反応を示し、さらに感情的になります。そして主旨をよく読まず、トンチンカンに噛みついてくる。
これもまたなんと言ったらいいのか。。。(^^;)
『オレはお前に文句を言うが、お前がオレに文句を言うのは許さん。お前の言うことなんぞ聞かん』ってことなんでしょうが、そんなムシのいい話はありません。つまりそういう方々は、結局「人を思い通りにしたいだけの人」だと思うんです。
ただ、そういう今後関わらないほうがいいかもしれない人があぶり出されて便利ではありますがw


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2021年3月のライブ予定

2021年02月20日 | 演奏スケジュール

【Live Information】



※お越しの際はマスクをご持参ください。
 また、状況によっては中止にせざるを得ないこともありますので、お店にご確認ください。
 諸々よろしくお願いします。



3月5日(金)
  岡山 ピアノ・バー
   岡山市北区野田屋町1-11-10 清水ビル3F (tel 086-222-8162)
   【出 演】 美淋つゆ子(piano)、皆木秀樹(bass)
   【料 金】 1000円(飲食代別途)
   【演 奏】 21:00~、22:00~ (2回ステージ)
   ※シットイン可


3月7日(日)
  HAPPY WOMAN FESTA 2021  HAPPY WOMAN MUSIC LIVE

  福山 アイネスフクヤマ
   福山市東桜町1-1 アイネスフクヤマ 1Fセンタープラザ特設ステージ (tel 084-922-3388)
   【出 演】 さいとういずみ(vocal)、笹倉明子(piano)、皆木秀樹(bass)
   【料 金】 無料
   【演 奏】 13:00~ さいとういずみ  13:35~ Rey & Betty  14:10~ 響紀  14:45~ yu-ko(ESTACION)  15:20~ マリィ凛  15:55~ IKuKo


3月8日(月)
  岡山 ピアノ・バー
   岡山市北区野田屋町1-11-10 清水ビル3F (tel 086-222-8162)
   【出 演】 後藤勉(vocal)、黒井依乃里(vocal)、草信泰典(guitar, ukulele, bass)、皆木秀樹(bass, piano)
   【料 金】 1500円(飲食代別途)
   【演 奏】 20:00~


3月18日(木)
  岡山 ピアノ・バー
   岡山市北区野田屋町1-11-10 清水ビル3F (tel 086-222-8162)
   【出 演】 山本博之(piano)、廣田健一郎(drums)、皆木秀樹(bass)
   【料 金】 1000円(飲食代別途)
   【演 奏】 20:00~、21:00~ (2回ステージ)
   ※シットイン可


月24日(水)
  倉敷 アヴェニュウ
   倉敷市本町11-30 (tel 086-424-8043)
   【出 演】 古山修(guitar)、皆木秀樹(bass) ほか
   【料 金】 1000円(飲食代別途)
   【演 奏】 20:00~、21:30~ (2回ステージ)
   ※シットイン可


3月27日(土)
  岡山 GROOVY
   岡山市北区田町2-5-23 (tel 086-221-7721)
   【出 演】 山本博之(piano)、皆木秀樹(bass)
   【料 金】 2000円(飲食代別途)
   【演 奏】 20:00~ (2回ステージ)
   ※シットイン可

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2021年2月のライブ予定

2021年01月24日 | 演奏スケジュール

【Live Information】


※お越しの際はマスクをご持参ください。
 また、状況によっては中止にせざるを得ないこともありますので、お店にご確認ください。
 諸々よろしくお願いします。



2月5日(金)
  岡山 ピアノ・バー
   岡山市北区野田屋町1-11-10 清水ビル3F (tel 086-222-8162)
   【出 演】 美淋つゆ子(piano)、皆木秀樹(bass)
   【料 金】 1000円(飲食代別途)
   【演 奏】 21:00~、22:00~ (2回ステージ)
   ※シットイン可


2月18日(木)
  岡山 ピアノ・バー  中止になりました
   岡山市北区野田屋町1-11-10 清水ビル3F (tel 086-222-8162)
   【出 演】 入江美佐子(piano)、皆木秀樹(bass)
   【料 金】 1000円(飲食代別途)
   【演 奏】 20:00~、21:00~ (2回ステージ)
   ※シットイン可


2月24日(水)
  倉敷 アヴェニュウ
   倉敷市本町11-30 (tel 086-424-8043)
   【出 演】 古山修(guitar)、本田暁之(drums)、皆木秀樹(bass)
   【料 金】 1000円(飲食代別途)
   【演 奏】 20:00~、21:30~ (2回ステージ)
   ※シットイン可


2月27日(土)
  岡山 GROOVY
   岡山市北区田町2-5-23 (tel 086-221-7721)
   【出 演】 山本博之(piano)、皆木秀樹(bass)
   【料 金】 2000円(飲食代別途)
   【演 奏】 20:00~ (2回ステージ)
   ※シットイン可

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深いお辞儀よりも

2021年01月22日 | 価値観

【Live Information】



深々頭を下げながら「よろしくお願いします」。



どれだけ深くお辞儀ができるかどうかよりも、
ぼくにとっては、小さな約束を守れるかどうかの方がよっぽど大切です。



相手を大事にするって、そういうことだと思う。
残念なことだけど、口だけならはとても立派なことを言う人、お辞儀だけならどんな深いお辞儀でも平然とできる人はいる。



小さいな約束をおろそかにしないこと、ぼくもあらためて心がけます。



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老眼と譜面

2021年01月20日 | 価値観

【Live Information】


ぼくのメガネは近眼用です。
といっても、まだ老眼になっていないというわけではありません。
でもメガネを外せば、ですが、目を細めることなく普通に新聞も文庫本も読めるので、そんなに不便を感じずに済んでいます。(今のところ、ですが)


自分の譜面帳は、市販のB5の五線紙を使っています。
バインダーに綴じることのできる五線紙がB5しかなかった、というだけの理由なんですが、ある先輩ピアニストとのライブで「見えんのじゃ、、、老眼でのぅ。。。」(← 例えば90歳とか、そういう年齢だからの言葉遣いではありません。単なる岡山弁です)と言われたことがきっかけで、かれこれ450曲以上は書きためた自分の譜面帳をA4に書き直し始めてからもう数か月。


エクセルで五線紙を作ります。
コードネーム(「C」とか「Am」とか書かれているあれです)が小さくて見えづらい、との声を聞いたので、市販の五線紙は12段あるところ、9段にします。すると段と段の間が広くなるので、文字が大きく書けるのです!(*´▽`*)
ついでにコード進行もチェックしておきます。わりといい加減なコード進行が書かれているものもあるので、この際です。
複数のコード進行が考えられる場合、自分の勉強のためそれも併記しておきます。





誰かに渡すため手持ちの譜面をコピーする時は、コピー機の濃度の設定を「+1」にします。薄いと見えづらいからです。
そして共演者に渡す譜面は、見やすくてきれいなものに限ります。(その場で大慌てで走り書きするとかは別として)
コピーのコピーのコピーとかを平気で渡す人がいますが、あれ、見えないんです
というか、五線すら薄れて何の音なのか読めません。推理すらできません。


亡きボスは自分の生徒さんに「共演者には、弾いていただくんだから読みやすい(字の上手下手ではない)譜面を渡しなさい!」とよく言っていました。
♯か♭かわからん、CかGかわからん、A♭の9thかAの♭9thかわからん、などなどまごついたことのある方も多いでしょう。
だから、場合によりますが、譜面も持ってこず、ステージに上がってから、それが当然であるようにあれやこれや指図する人に対しては、「この人とは二度とゴメン」だと思ってしまうこともあるのです。(場合によりけり、あるいは人によりけりですけどね)


われわれ老化が進みつつあるミュージシャンと共演して譜面を事前に用意する必要がある場合は、これらのことを参考にしてくださると非常に助かります。
そんな譜面をいただくと嬉さのあまり思わずアナタのシアワセを祈ってしまいます
ひとつお年玉でもやろうじゃないか手を出しなさい、となります


ついでですが、亡きボスは極度の近眼、と言うよりも弱視でして、
「譜面はA3に拡大してコピーしといてください」と生徒さんに頼んでました。
そういう時、A3の譜面をピアノ(とくにアップライト)の譜面台に置くと、「ヘニャ~」と力なくお辞儀してしまいます。
そんな時は、片端だけでいいので縦に折れば、アラ不思議、ヘニャ~となることはありませんので、どうぞご安心ください
時々「大きめに拡大コピーしてください」、と言われる方もいらっしゃいますので、参考までに。







先輩とか大先輩と共演されることのある方で、「老化」についてあまりピンとこない方は、以上のことを心に留めてくださると非常に助かります。


ただし、、理想はメモリー(暗譜)ですけども(自戒をこめて




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僕の瞳に小さな太陽

2021年01月17日 | 名曲

【Live Information】


稀代のソング・ライター、エルトン・ジョン。
リリースしたシングルとアルバムの総売り上げ枚数は、実に3億枚にも達しているそうです。
作曲、歌、ピアノ、どれをとっても素晴らしいエルトンが唯一手を染めていないのが、作詞です。
エルトンの音楽生活の大半で歌詞を担当しているのが、デビュー前から苦楽を共にしてきたバーニー・トーピン。
バーニーとエルトンは、ジョン・レノン&ポール・マッカートニーやジェリー・ゴフィン&キャロル・キング、あるいはミック・ジャガー&キース・リチャーズらと並び称される、作詞作曲の黄金バッテリーと言えるでしょう。


バーニーとエルトンは、出会ってすぐに互いの才能を認め合うようになります。また良き友人同士ともなりました。いわば、『盟友』と言える関係だったんですね。
ただエルトンがミュージシャンとして成功し、多忙になるにしたがって、人間関係や音楽制作、価値観のずれなどに疲弊し、ドラッグやアルコールに依存し、蝕まれるようになります。
その結果、1976年に発表したアルバム「蒼い肖像」をひとつの区切りとして、いったんバーニーとのコンビを解消します。



エルトン・ジョン(左)とバーニー・トーピン


それまでにもバーニーは、荒れてゆくエルトンを友人として放ってはおけなかったのでしょう、エルトンへのメッセージを込めているとも思える歌詞をいくつか書いています。
つまり、バーニーの書く歌詞は、「エルトンへの手紙」という意味もあったのかもしれないですね。
コンビを組んだころ、バーニーが量産する歌詞を読んで、ひらめくものや感じるものがあれば片っ端から曲をつけていったエルトンが、バーニーから送られてきた歌詞に何も感じなかったはずはないと思うんですけどね。


「僕の瞳に小さな太陽」の歌詞も、何らかの思いを込めているのかなあ、と思ったりします。
イギリスらしい格調の高さがある、文学的かつ哲学的な香りのするバーニーの歌詞に、ドラマチックなエルトンの曲が実にしっくりと合っています。
ゴスペル風でもあり、ソウル・ミュージックの雰囲気もある、ダイナミックなメロディ。
ホーンとストリングスを効果的に使った壮大なアレンジ。
「この曲を歌いこなせるようになって、ボーカリストとしての自信が出てきた」と自ら述べているだけあって、心を動かさずにはいられなくなる熱のこもった歌唱。
エルトンが書いた数多くの曲の中で、ぼくがとても好きなもののひとつです。





レコーディングは、デイヴィー・ジョンストン、ディー・マレイ、ナイジェル・オルソン、レイ・クーパーからなる、エルトン・ジョン・バンドによるものです。
長年おなじメンバーで録音、演奏を続けている、息ピッタリの黄金メンバーです。(ベースのディー・マレイは1992年に死去)
バック・コーラスにはビーチ・ボーイズのカール・ウィルソンとブルース・ジョンストン、キャプテン&テニールのトニー・テニールが参加していることでも知られています。


「僕の瞳に小さな太陽」は、ジョージ・マイケル(元ワム)とのデュオで1991年に再び発表、全米・全英ともにヒット・チャートの1位となりました。



【歌 詞】

【大 意】
僕は君の闇をこれ以上照らすことができない
僕の写真はみんな色あせ、白黒になってしまった
僕は疲れてしまい、時も僕の前では立ち尽くしているかのよう
人生の途中、僕はここで凍えている

僕が堕ちていくのを救うには手遅れ
僕は君の人生を変えてみた
でも君は僕に会って僕の気持ちを誤解してしまった
そして扉を閉ざしてしまったから
僕はなにも見えなくなくなってしまった

太陽を沈ませないで
自分を探し求めても見えるのは他人だけ
君の残りの人生は自由にすればいい
でも全てを失うのは太陽が沈むようなもの

ロマンティックな台詞が見つからない
でも一度僕をよく見て僕の気持ちを感じてくれ
君への悪意があるなんて想像して僕を捨てないでくれ
僕のこの傷が癒えるには愛が必要なんだ



◆僕の瞳に小さな太陽/Don't Let The Sun Go Down On Me
  ■歌・演奏

    エルトン・ジョン/Elton John
  ■シングル・リリース
    1974年5月20日
  ■作詞
    バーニー・トーピン/Bernie Taupin
  ■作曲
    エルトン・ジョン/Elton John
  ■プロデュース
    ガス・ダッジョン/Gus Dudgeon
  ■録音メンバー
    エルトン・ジョン/Elton John(piano, organ, vocals)
    デイヴィー・ジョンストン/Davey Johnstone(electric-guitar, acoustic-guitar)
    ディー・マレイ/Dee Murray(bass)
    ナイジェル・オルソン/Nigel Olsson(drums)
    レイ・クーパー/Ray Cooper(tambourine, bells)
    デヴィッド・ヘンツェル/David Hentschel (mellotron)
    カール・ウィルソン/Carl Wilson(backing-vocals)
    ブルース・ジョンストン/Bruce Johnston(backing-vocals)
    ビリー・ヒンシ/Billy Hinsche(backing-vocals)
    トニー・テニール/Toni Tennille(backing-vocals)
  ■収録アルバム
    カリブ/Caribou(1974年)    
  ■チャート最高位
   ☆オリジナル・バージョン(エルトン・ジョン)

    1974年週間チャート アメリカ(ビルボード)2位、イギリス16位
    1974年年間チャート アメリカ(ビルボード)78位
   ☆ジョージ・マイケル & エルトン・ジョン バージョン
    1992年週間チャート アメリカ(ビルボード)1位、イギリス1位
    1992年年間チャート アメリカ(ビルボード)26位、イギリス15位










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その姿が無言の教科書

2021年01月12日 | 随想録

                                         山本博之(piano 左)、中務敦彦(sax 右)


【Live Information】


ステージを共にさせていただくこともある立場上、「身内のなあなあ感」とか「仲間内の褒め合いっこ」と受け取られかねないことは書きたくないんですが、、、





やっぱりこの先輩方おふたりの演奏を聴いていると、気持ちが引き締まります。
客席に人がいようがいまいが、拍手があろうがなかろうが、ただひたすらに「自分の音」を磨き続けるだけ。
その静かに燃え続ける「心意気」が、存在感のある音を出せる理由のひとつではなかろうか、と思うのです。
アフターでの音楽談義でも、「あ~そういうことか」という話を聞かせてもらえます。
そんな濃密な時間を過ごして、チャージがこの価格まさにサービス価格
(って言ったら話がイヤラしくなるなあw





ライブ後半は、「ちょっと頼むわ」ということで、シットイン(飛び入り)させていただきました。
そう、いただいた、んですが、、、
セット・リストにはチャーリー・パーカーの超高速曲や、これまた超高速の「A Night in Tunisia」(チュニジアの夜。これはぼくがテンポを設定したのでだれのことも恨めないんですwww)があって、頑張りぬいたわが右手はヘロヘロになりましたので、今日は右手を甘やかそうと、、、いや右手も体の一部なので体全体を甘やかしてやろうと思いますwww




 
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弦の張り替え

2021年01月09日 | Weblog~雑記

【Live Information】


この週末の楽しみのひとつ、コントラバスの弦の張り替え。
ちゃんと手入れしてたのでけっこう長持ちしてたんだけど、弦にえぐれたような小さなキズができているのを見つけてしまいました。
このままではいつ切れるか分からない。。。





コントラバスの弦は太くて長いだけあってテンションも相当かかっているので(2tくらいの負荷がかかっているということです)、弦が切れる時って、「バンッッッ」という、かなりでかい音がするらしい。
ヒヤヒヤしてたけれど、弦も届いたことだし、これで安心


このところずっと「Jazzer」を使っていたので、この弦(スピロコア)を張るのは、かれこれ7~8年ぶりくらい、いやもっとかな。
なんだか初心に戻るような感じです。


 
ピラストロ社「ジャザー」 と トマスティーク社「スピロコア」


あんまりビックリしないタチなんですが、いつ割れるか分からない風船と、いつ切れるか分からない弦だけはいつまでたってもコワい・・・。:;(∩´﹏`∩);:



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リッスン・トゥ・ザ・ミュージック(Listen to the Music)

2021年01月06日 | 名曲

【Live Information】


 カリフォルニア州サンフランシスコ市の南にあるサンノゼ市で生まれた「パッド」(Pud)というバンドは、その名を「ドゥービー・ブラザーズ」と変え、1971年にファースト・アルバム「ドゥービー・ブラザーズ・ファースト」(The Doobie Brothers)でデビューしました。
 しかしアルバム・チャートの最高位は、ビルボードで210位。当時は、サンフランシスコ周辺以外では全くの無名と言っていいバンドでした。


 ファースト・アルバムのリリース後、バンドはマイケル・ホサック(drums)を加え、ジョン・ハートマンとのツイン・ドラムとなりました。このユニークな編成は、のちにドゥービーズのトレード・マークともなります。
 ツイン・ドラム体制となったドゥービーズは、セカンド・アルバム「トゥールーズ・ストリート」の制作に取り掛かりますが、レコーディング途中でベーシストがタイラン・ポーターに替わります。
 その新たなメンバーで録音したのが「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」です。
 「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」は、その「トゥールーズ・ストリート」の1曲目に収められた、ドゥービー・ブラザーズの代表曲のひとつ、というより、ドゥービーズの看板とも言えるロック・ナンバーです。



  
 

 ドゥービーズの魅力のひとつは、タイプの異なるふたりのボーカル兼ギタリストの存在です。
 ロック畑のトム・ジョンストンと、フォーク色の強いパット・シモンズ。
 このふたりのカラーが絶妙に溶け合い、ドゥービーズのサウンドを特色あるものにしています。
 トムが繰り出す切れのいいカッティングで始まる「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」。
 涼やかなパットのギターが、曲にロックでありながらアコースティックな空気を送り込んでいます。
 ツイン・ドラムとベースのリズム隊が生み出すグルーヴは安心感たっぷり。「しっかり大地に根付いている」とでも言ったらいいのか、とにかく強力なリズムです。


 もうひとつのドゥービーズの魅力は、美しいコーラス・ワークです。
 この曲のリード・ヴォーカルはトム。男っぽさが特徴の彼の歌は、ちょっとワイルドで、ちょっとスイート。
 インターリュード部分ではパットがリード・ヴォーカルを取っていますが、ギター同様フォーキーな響きが爽やか。
 バックのコーラスが、これまた西海岸の香りそのまま。肉声の厚みで作り上げる歌声の爽やかさを教えてくれます。


 サンフランシスコ~サンノゼ周辺の夏は、湿度もなく気温も高からずでとても爽やかです。
 太平洋側を走る35号線~グレート・ハイウェイ、ベイエリアを走る101号線。
 軽快なリズムに乗って歌われる「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」は、この海沿いの道を疾走するイメージがある一方、サビでは西部の男が内に秘めているセンチメンタリズムのようなものが伝わってくるような気もするんですね。


 1970年代の黄金時代を支えるメンバーが揃ったドゥービーズがリリースしたシングル「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」は、たちまちチャートを駆け上がります。
 「日の出の勢い」という言葉がありますが、そのとおりの勢いで快進撃を始めるドゥービー・ブラザーズにぴったりの曲、と言ってもいいのではないでしょうか。
 そして一躍人気バンドとなったドゥービーズは、数年後にはイーグルスと並ぶウエスト・コーストの雄として絶大な人気を得ることになるのです。



【歌 詞】


【大 意】
日に日に気分が高まってくるのを感じないかな
みんな用意はできている
幸せな人、悲しむ人
僕たちは演奏しなくてはね

誰もが笑顔になる方法を必要としている
それはそんなに難しいことじゃない
メッセージを受け取って楽しくやろう
今だけは僕に理由を聞かないでくれ

音楽を聴くんだ
音楽を聴くんだ
どんな時も

分かっている 
君は僕の言うことをよく理解している
田舎で一日一緒にいよう
僕らは幸せな気分になるだろう
そして踊ろう 憂鬱を吹き飛ばして

僕が君のことを良く感じたなら
君も僕のことを良く感じるだろう
気分は上々 さあ音楽を奏でよう

音楽を聴くんだ
音楽を聴くんだ
どんな時も

空に浮かぶ城のまわりをゆったりと流れる川のように
群衆は増えていく
幸せな音楽を聴くために
そして僕はそんな音を宙に放つんだ

音楽を聴くんだ
音楽を聴くんだ
どんな時も



◆リッスン・トゥ・ザ・ミュージック/Listen to the Music
  ■歌・演奏
    ドゥービー・ブラザーズ/Doobie Brothers
  ■シングル・リリース
    1972年7月19日
  ■収録アルバム
    トゥールーズ・ストリート/Toulouse Street (1972年)
  ■作詞・作曲
    トム・ジョンストン/Tom Johnsyon
  ■プロデュース
    テッド・テンプルマン/Ted Templeman
  ■録音メンバー
   Doobie Brothers
    トム・ジョンストン/Tom Johnston (guitars, lead-vocals, backing-vocals)
    パット・シモンズ/Pat Simmons (guitars, banjo, lead-vocals, backing-vocals)
    タイラン・ポーター/Tiran Porter (bass, backing-vocals)
    ジョン・ハートマン/John Hartman (drums, tambourine)
    マイケル・ホサック/Michael Hossack (drums)
   Additional Personnel
    ビル・ペイン/Bill Payne (piano)
    テッド・テンプルマン/Ted Templeman (percussion)
  ■チャート最高位
    1972年週間チャート アメリカ(ビルボード)11位、イギリス29位


 


 

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