ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

ジャック・ブルース

2014年10月29日 | ミュージシャン

【Live Information】 


 10月25日、ジャック・ブルースが亡くなりました。71歳だそうです。
 少しでもあんな風に弾けたら、と思っていた偉大なベーシストでした。


 1950年代にロックンロールが生まれて約60年。不摂生や事故などでの急な逝去をのぞき、ロック・ミュージシャンという先の保証のない職業で寿命を終える人が、21世紀に入るとチラホラ現われるようになりました。
 ロッカーというのは、時流に乗った存在というか、一生続くとは思えない「仕事」だというイメージがあったんですが、かつて自分がそう感じていたことを思い出すと、なにやら感慨深いものがあります。


 ロックに染まっていたぼくの10代の頃は、大多数のロッカーはまだ20~30代。60歳以上のロッカーって、想像もできませんでした。
 ところが、ポール・マッカートニーやローリング・ストーンズの連中など、70を超えてからもロックし続けるカッコイイ不良老人が、今やザラにいます。
 ジャック・ブルースも、70を超えても現役として活動していたひとりでした。


 子供の頃のぼくは、「オトナ」に対して、良く言えば落ち着きがあるけれど、若さやしゃれっ気や面白みはないというか、「着るものは、昼はスーツ、夜はステテコ。地味な日常を送っている」という、勝手な印象を持っていました。
 でも、ぼくより一周り上くらいの世代の先輩たちは、いくつになっても家に引っ込んだりせず、やりたいことをやり続けていました。その若さが「おとな」に対して持っていたイメージを変えてくれたんだと思っています。
 その先輩方の姿は、ロック・ミュージシャンが年齢を重ねてもロックすることをやめないで、アグレッシブに生き続けている姿からも影響を受けていたような気がします。


 閑話休題。


 ぼくがジャック・ブルースというベーシストを知ったのは、偉大なスリー・ピース・バンド「クリーム」によってです。
 ブルースとジャズを大胆に消化した曲を多く生み出していましたが、いままでのブルースに比べるとポップ指向だったので、まだポップなロックばかり聴いていたぼくにもなじみやすかったです。少し背伸びをしてクリームなんぞ聴いていると、ちょっと「オトナの音楽がわかった」気になったものでした。


 その中でジャック・ブルースの数々の豪快なスーパー・プレイには心底驚かされました。とくに「クロスロード」「アイム・ソー・グラッド」など、ライブ録音で聴かれる白熱のベースには心躍ったものです。


 ジャックは、ロックばかりでなく、王立アカデミーでチェロや作曲を学んだ経歴を持っていたり、ブルース系のアレクシス・コーナー、R&B系のグレアム・ボンド、ジャズ系のトニー・ウィリアムスなど、さまざまなジャンルの各ユニットに加わるなど、豊富なキャリアと幅広い音楽性を持っていました。

 
 自由なベース・ラインを繰り出す彼のスタイルから、ぼくは間違いなく大きな影響を受けました。
 臨機応変なジャックのベースは、白熱したアドリブ・パートではエリック・クラプトンのギターと密接に絡み合って緊迫したインタープレイを繰り広げます。ボーカルをサポートしている時のオーソドックスなプレイも安定したものでした。
 よく歌うベース・ラインの組み立てはとても新鮮でしたし、クラプトンのギターに負けず劣らずの早弾きにも衝撃を受けました。また、クリームの音楽の特徴のひとつとも言える粒立ちのクッキリした独特な音色も、唯一無比だったと思います。





 ベースという立ち位置ながら、どうにか目立とうと目論んでいた当時のぼく(汗)は、やはりロック・ベースではまだ珍しかったジャックの早弾きに魅力を感じました。でもそれは、早く弾くだけではなく、結局そこにオリジナルな歌や感性があるから惹かれたんだと思います。
 ちなみに、10代の頃に好きだったベーシストは、ティム・ボガート、ピート・セテラ(シカゴ)、メル・サッチャー(グランド・ファンク・レイルロード)などなど。いずれも一騎当千の個性派ベーシストで、濃くてフレキシブルなプレイが特徴です。


 いま思えば、当時のぼくは目立ちたい気持ちが強かっただけですが、弾きまくればそれでいいという演奏はすぐつまらなくなってしまいました。自分なりに共演者の音に反応した、自分の感覚に忠実な演奏がどんどん面白くなっていったのは、もともと自分の中にその感覚があったのだとも思いますが、ジャック・ブルースのベースからの影響もとても大きかったと思います。


 早弾きが得意なスーパー・ベーシストは、早く弾くことが素晴らしいのではなく、そこにそれぞれのベーシスト特有の歌心があふれているから素晴らしいんじゃないのかなあ、と思います。
 そういう意味での、エレクトリック・ベースの革新的演奏者のひとりがジャック・ブルースだと言えるのではないでしょうか。



☆ジャック・ブルース(John Symon Asher Bruce)  1943年5月14日生~2014年10月25日没 71歳没
 

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はじめてのことば

2014年10月22日 | Weblog~雑記


【Live Information】 


 なにげなくムスメのアルバムを眺めていたら、ムスメが近寄ってきたので、一緒に見てああだこうだ言っているうちに、なんとなく昔話になったんです。
 あの時あんなことがあったなあ、とか、こんなこと覚えてる、とか。
 するとムスメが、「わたしが初めてしゃべったのは、どんな言葉だったか覚えてる?」


 じつは、覚えているのです。
 正確な日時は忘れたけれど、晩ごはんどきやったなあ。
 その頃は、「そろそろ言葉をしゃべれる時期じゃないかな」という期待で、なにかにつけて「あれはなあに?」と尋ねていたものでした。
 その日も「あれなあに?」と聞いたんです。するとタドタドしくひとこと、

 
 「 ク ツ シ タ 」

 
 クツシタ?
 なぜ靴下?
 「トータン」「カータン」「マンマ」とかではなく?
 という疑問はあったものの、「はじめてしゃべったで!」という感激の方がまさっていたため、もうひとこと聞きたくて、卓上の果物籠にあったメロンを指さして「これは?」と聞くと、なんと


 「 め ろ ん 」
 

 と答えたのでした!
 ビックリしたなあ。
 しゃべったばかりか、メロンがわかるんや!
 もしや天才?将来は大物?

 
 そこでもう一度、バナナを指さして、「じゃあこれは?」と聞いたんです。
 すると、答えはやっぱり


 「 め ろ ん 。。。」


 でした。(^^;)


 そんな話で大笑いしつつ夜は更けてゆき、ワンコのハチくんは寝息をたてています。
 ぼくは大至急練習しておかねばならないことがあるのに気づき、冷や汗が出そうです(^^;) 


 
 




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2014年11月のライブ予定

2014年10月16日 | 演奏スケジュール
♪今年も倉敷ジャズ・ストリートの季節がやってきました。フィナーレは、美観地区に流れる倉敷川に架かる中橋でのジャム・セッション。今回もMCを担当させていただきます。



【Live Information】 




 11月1日(土)~2日(日) 
 倉敷ジャズ・ストリート

 
  【料 金】前売1000円、当日1200円(2日間共通フリーパス・チケット)
  【演 奏】11月1日=12:00~19:00、11月2日=12:00~21:45


 11月1日(土) 
倉敷ジャズ・ストリート

 ♪岩崎恵子(drums, piano from西宮)、中村尚美(bass, vocal from大阪)、皆木秀樹(piano,drums)
  12:00~12:45 本栄寺(倉敷市本町1-41 086-422-2844) 
  15:00~15:45 倉敷物語館(倉敷市阿知2-23-18 086-435-1277)  
  17:00~17:45 林源十郎商店(倉敷市阿知2-23-10 086-423-6010)  
           
岡山Ark (岡山市北区番町1-14-29 キマチビルB1F tel 086-234-0130)
  ♪黒瀬尚彦(guitar, vocal)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】1500円(1ドリンク付)
  【演 奏】


 11月2日(日) 
 倉敷ジャズ・ストリート

 ♪フラット・ファイブ+原田紀子(from 神戸)
  [原田紀子(vocal)、中山聖(cornet)、亀野徹(trombone)、川瀬健(piano)、植村晃(drums)、皆木秀樹(bass)]
  13:00~13:45 林源十郎商店(倉敷市阿知2-23-10 086-423-6010)
  15:00~15:45 アヴェニュウ(倉敷市本町11-30 086-424-8043)
 ♪美観地区 中橋ジャムセッション
  17:00~18:45 MC(司会)を担当させていただきます


 11月3日(月) 
  岡山Ark
 (岡山市北区番町1-14-29 キマチビルB1F tel 086-234-0130)
  ♪赤田晃一(sax)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】1500円(1ドリンク付)
  【演 奏】19:30~ (出番は21:00頃から)


 11月6日(木) 
  牛窓てれやカフェ
 (瀬戸内市牛窓町牛窓4178 tel 0869-34-5397)
  ♪Rrose Selavy [犬養佳子(vocal, treatment)、田中恵一(guitar, treatment)]
  ♪Blue Oysters [小林宏志(vocal, guitar)、稲田直美(mouth-harp)、皆木秀樹(bass)]
  ♪中川五郎(vocal, guitar)
  【料 金】前売2500円、当日3000円
  【演 奏】19:30~


 11月7日(木) 
  倉敷木庵
 (倉敷市川西町18-23 tel 086-421-9933)
  ♪田中賢一郎(guitar from大阪)、皆木秀樹(bass)
  
  【料 金】飲食代のみ
  【演 奏】19:00~、20:00~ (2回ステージ)


 11月9日(日) 
  岡山喰助
 (岡山市北区表町2-5-40 tel 086-238-6900)
  ♪遠藤マリ(vocal)、山本ヒロユキ(piano)、田邊博將(drums)、皆木秀樹(bass) 
  【料 金】 未定
  【演 奏】 未定


 11月10日(月)
  大阪谷町 グラバー邸 
(大阪市中央区谷町5-7-3 タニマチカワムラビル9F tel 06-6768-5963)
  ♪Vivant [中村尚美(piccolo-bass, contrabass, vocal, piano) & 皆木秀樹(contrabass, electric-bass, piano, others)]
  Vivant(ヴィヴァン)…中村尚美 & 皆木秀樹のベース・デュオ・ユニット
  

 ♪中村尚美(なかむら なおみ)
岡山県笠岡市出身。中学時代から吹奏楽部でコントラバスを担当。大学在学中ジャズベースを上山崎初美氏に師事し、プロとしての活動を始める。
これまでに「Café Manouche(カフェ・マヌーシュ)」のアルバム、主宰する女性のみのバンド「Mon chouchou(モン・シュシュ)」のアルバム、自己のオリジナルアルバム「うさぎのラビット」など、数多くのCD録音に参加。そのほか国連本部や皇太子ご夫妻の前での演奏をはじめ、各種イベント、TV、ラジオへ多数出演。最近では「The Jazz Lady」(五十嵐はるみvocal、小林香織sax、牧山純子violin、宮野寛子piano、中村尚美bass、飯塚理恵drums)に参加、アルバム発売記念2013年東名阪ツアーでは好評を得た。

 ♪皆木秀樹(みなぎ・ひでき) 
岡山県倉敷市出身。高校時代にドラムを始めるが、まもなく地元ビッグ・バンドへベーシストとして加入、ジャズに出会う。大学時代にウッド・ベースを始める。岡山を拠点に関西方面でも活動、ライヴハウス、ホテル、各種イベント、メディアなどにも出演。有末佳弘(piano)のユニットに参加したほか、越智順子(vocal)、奥田章三(trumpet)など多くのミュージシャンとも共演した。現在大阪のベーシスト中村尚美とのベース・デュオ・ユニット「Vivant」としても精力的に活動。ジャズのほかロック、R&B、ファンク、クラシックなどボーダーレスに演奏を続けている。

  【料 金】2100円
  【演 奏】20:00~、21:30~ (2回ステージ)
 

 11月14日(金) 
  岡山セカンド・シンプソン
 (岡山市北区表町3-15-15 2F tel 086-234-5009)
  ♪水島望(guitar)、皆木秀樹(bass) ほか
  【料 金】1500円(飲食代別途。学生は学生証提示で500円割引)
  【演 奏】21:00~、22:00~(2回ステージ)


 11月16日(日) 
  岡山セカンド・シンプソン
 (岡山市北区表町3-15-15 2F tel 086-234-5009)
  ♪飯田一樹(piano from神戸)、楠元なおこ(vocal from神戸)、皆木秀樹(bass)
  
 左から、飯田一樹(piano)、楠元なおこ(vocal)、皆木秀樹(bass)

 飯田一樹(いいだ・かずき piano)
♪幅広いレパートリーを持つ、マルチジャンルの音楽家として、現在関西を拠点に国内海外を問わず活動している。演奏家として、作編曲家として高度な技術と洗練された音楽の造詣力が高く評価され、幅広いジャンルの音楽制作やライブ、コンサートを行っている。これまで、桑名正博氏等ロックバンド、ジャズバンド、プログレバンド等や和太鼓など数多くのユニットに参加してきた。
 ジャンルの壁を超えて自在に変化する独特なピアノ即興演奏スタイルにより「七色のピアニスト」と称されている。
 パリ、フィンランド、ドイツ、ラトビア、上海等、海外での活動経験も豊富で、近年はボーカリストでもある妻「楠元なおこ」と共に新境地を開拓中である。
 また、邦楽への強い興味から、和太鼓、三味線、笛などの和楽器とのアンサンブルを、独創的なプログラムにて確立し、斬新かつ神秘的で情緒あふれる世界を構築している。
 作編曲家としては、オリジナルCD8枚をリリース。また桑名正博氏のCDアルバム「マハロ」のプロデュースや、関ジャニ∞主演TV「複体」の編曲、数々のミュージカルやショウの作曲を手掛けている。2000年、ラジオドラマ「ハート・オブ・ゴールド」にて芸術祭大賞を受賞した。
 コンテンポラリー・ジャズや新解釈によるクラシック・ブルース、ジャパニーズ・ポップス、情感豊かな邦楽など様々な音楽との融合により、芸術的深みを追求した作品を次々に発表している。

 楠元なおこ(くすもと・なおこ vocal)
♪神戸市在住。神戸、明石、大阪を中心にライブやコンサート活動を続けている。現在定期的に神戸市北区で開催される神戸市文化振興協会主催のコンサート「すずらんジャズサロン」のプロデュースを手がけている。
 ジャズを中心に、ブルース、ポップス、ゴスペルとレパートリーは幅広く、繊細な歌から、ソウルフルな歌まで、独特の世界を持ち、表現力には定評がある。
 数々のミュージシャンと共演する一方、(夫である)飯田一樹とのデュオライブも定期的に行なっており、2012年には、ラトビアでコンサートを行う。デュオならではの自由かつ、クリエイティブなライブが好評である。2011年初のCDアルバム「Dear」を発表。
 また、20年以上障害児者の余暇活動の場を作る活動をライフワークとし、国内のみならず海外までも活動の範囲を広げている。
 2007年には神戸市北区鈴蘭台に「cafe ハンキーパンキー食堂」を友人と共にOpenさせ、音楽とともに、体に優しい食事作り、心癒す空間作りにも励む、異色ヴォーカリストである。現在「ハンキーパンキー食堂」はTVや新聞等のメディアでも話題となっている。

  【料 金】2500円(飲食代別途)
  【演 奏】19:30~ (2ステージ)


 11月20日(木) 
  倉敷木庵
 (倉敷市川西町18-23 tel 086-421-9933)
  ♪Vivant [中村尚美(piccolo-bass, contrabass, vocal, piano) & 皆木秀樹(contrabass, electric-bass, piano, others)]
  Vivant(ヴィヴァン)…中村尚美&皆木秀樹のベース・デュオ・ユニット
  
  【料 金】飲食代のみ
  【演 奏】19:00~、20:00~ (2回ステージ)


 11月22日(土) 
  倉敷木庵
 (倉敷市川西町18-23 tel 086-421-9933)
  ♪皆木秀樹(piano)、藤野敦司(bass)
  【料 金】飲食代のみ
  【演 奏】19:00~、20:00~ (2回ステージ)

 
 11月25日(火) 
  岡山セカンド・シンプソン
 (岡山市北区表町3-15-15 2F tel 086-234-5009)
  ♪宮野寛子(piano)、中村尚美(bass, vocal)、皆木秀樹(bass)
  
左から、宮野寛子、中村尚美、皆木秀樹

 宮野寛子(みやの・ひろこ piano)
♪千葉、東京、北海道、バンコクそして静岡で育つ。5歳からクラシックピアノを習い始める。大学在学中よりプロのピアニストとして活動をスタート。現在はコンテンポラリージャズピアニストとして、都内のライブハウスをベースに演奏活動をしている。
 主にオリジナル楽曲を中心に演奏活動をしているが、そのサウンドはジャンルに捉われず、また、幅広く、多くのミュージシャンとのコラボレーションを通してライブ、レコーディングで独自の音楽世界観を表現している。アニメーション番組、テレビCMの作曲、FM番組のパーソナリティーとして、そのセンス、才能を開花させている。
 2008年、1st CD「Precious Moments」をリリース。2011年10月、メジャーデビューとなる2st CD「Notes Of Comfort」が、ポニーキャニオンより発売。高いクオリティー、そして五感を想起させるメロディアスな楽曲は、テレビ、ラジオなどで多く起用されている。

  【料 金】2000円(飲食代別途。学生は学生証提示で500円割引)
  【演 奏】21:00~、22:00~(2回ステージ)


 11月26日(水) 
  倉敷アヴェニュウ
 (倉敷市本町11-30 tel 086-424-8043) 
  ♪古山修(guitar)、中村哲(drums)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】500円(飲食代別途)
  【演 奏】20:00~、21:00~、22:00~ (3回ステージ)
 

 11月27日(木) 
  倉敷アヴェニュウ
 (倉敷市本町11-30 tel 086-424-8043) 
  ♪秋山文緒(piano)、船越稔(drums)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】500円(飲食代別途)
  【演 奏】20:00~、21:00~、22:00~ (3回ステージ)






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