ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

阪神タイガース、開幕3連勝!

2008年03月31日 | 見る聴く感じるその他
 
 いやあ、気分爽快です!
 横浜相手に怒涛の開幕3連勝。苦手の三浦投手が出遅れたことも幸いしたのでしょうが、堂々の勝ちっぷりです。打線は充実している横浜ですが、これを見事に封じ込めました。安藤は四苦八苦してましたけれどね。
 2戦目の岩田投手の起用には驚かされましたが、彼も見事に期待に応えてくれました。プロ初勝利おめでとう! また、昨年不振を極めた安藤、福原の両投手に勝ち星がついたのも大きいと思います。福原の完封はアッパレでした~
 なにせ昨年、一昨年は、ヨレヨレの先発陣を何とか5回まで引っ張って、あとをいわゆるJFKで逃げ切るパターンしかなかったですからね。先発陣が6~7回まで投げてくれれば、JFKの他にも渡辺、江草ら中継ぎ陣は豊富ですから、JFKの酷使は避けられるのではないでしょうか。


 打線も好スタートを切りましたね~
 新井の加入、やはり大きいです。うしろに金本が控えてますから、よけい新井に対しては迂闊な攻めはできないでしょう。
 そして赤星・平野の1、2番コンビですよ。ふたりとも足がありますから、塁に出るだけで相手投手にプレッシャーを与えられる。この3連戦、まさにこのコンビがチャンスを作り、クリーン・アップ・トリオで走者を返す、という理想の攻めができていたと思います。
 個人的には今岡君の復調と鳥谷君の成長を願っています。鳥谷君などは昨年まで3年連続全試合に出場していますが、今ひとつ伸び悩んでいる感じがあります。このふたりが3割・20本塁打程度の成績を残してくれるなら、さらに打線の繋がりも良くなって、相手投手からすると気の抜けない打線に仕上がると思うのです。


 総合的な戦力もある程度整ってきたようです。
 レギュラー陣のほか、狩野、藤本、関本、坂、葛城、桜井らが控えてますし、これに林が帰ってくれば、かなりの厚みのある攻撃陣が出来上がるかな。まだレギュラー陣との差はあるにしても、一時に比べればかなり戦力も充実してきたと思います。
 投手陣も厚みがありますね~
 小嶋や能見、ボーグルソン、日本ハムから移籍してきた金村曉、正田らが先発ローテーションからはみ出すくらい駒だけは揃いました。次の広島戦は下柳、アッチソン、杉山あたりが先発してくるのでしょう。杉山には早く一本立ちして欲しいです。2005年に記録した9勝、防御率2.94がフロックでないことを証明して欲しい。
 ブルペンを見ても桟原、橋本、江草、渡辺など、ある程度安心できる駒が揃いましたから、少しでもJFKを助けてあげて欲しいです。


 3連勝といえばヤクルトの戦いぶりにも驚かされました。エースと4番打者をさらっていった巨人相手の3連勝ですからね。見事なもんです。ヤクルト・ファンも大いに溜飲を下げたのではないでしょうか。


 あ、そうそう、そういえば藪恵壹投手もサンフランシスコ・ジャイアンツの開幕ロースター入りを果たしましたね。藪のメジャー復帰もめでたい話です。


 さて、4年前の開幕3連勝の時は、その後3連敗してしまいましたが、今年はどうでしょうか。ぼくは大いに期待を持っています。昨年の雪辱を果たし、ぜひ全国1千万人の阪神ファンの期待に応えて欲しいと思っています。


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ライディング・ウィズ・ザ・キング (Riding With The King)

2008年03月29日 | 名盤


 エリック・クラプトン、2005年の2月に59歳にしてパパになったんでしたね。
 この年には久しぶりにニュー・アルバム「バック・ホーム」も出しているし、音楽生活でも私生活でも充実していたのでしょうね。
 こんど、「Hold on, I'm Coming」を演奏することになったので、今夜はその音ネタの仕込みのために、エリック・クラプトンとB.B.キングが組んだアルバム、「ライディング・ウィズ・ザ・キング」を聴いています。
 買ったばかりの時はあんまり耳に馴染まなくて、それからほっておいたんですけれど、久しぶりに聴いてみると、これ、意外に良かった! けっこう気に入っちゃったな~



 

 タイトルの「キング」とは、もちろんB.B.自身の姓ですが、「ブルースのキング」という意味もかけたものなのでしょう。
 ジャケットには、キャデラックを運転するエリックと、バック・シートで貫禄たっぷりにフンゾリ返っているB.B.が写ってます。まさに「ライディング・ウィズ・ザ・キング」です。
 エリックとB.B.の笑顔がまたイイのだ。


 そういえばこのふたり、映画「ブルース・ブラザーズ 2000」でも共演してましたね。
 ふたりとも、ブルース・ブラザーズのライバル・バンド、「ルイジアナ・ゲイター・ボーイズ」のメンバーという役どころでしたが、この劇中のライヴのなんて楽しそうなこと!そして貫録たっぷりのB.B.のパフォーマンスには言葉もないくらいシビれました。





 エリックの少年の頃からのアイドルがB.B.キングだというのは有名な話ですね。ちなみにこのふたり、20歳違いです。
 ブルースに傾倒していることで知られているエリックですが、アルバムの販売戦略のためポップ寄りな作風にならざるを得ないこともあるようです。しかし御大B.B.と共演したこのアルバムでは心ゆくまでブルースにひたり、思う存分弾き倒した、って感じです。
 このアルバムで聴かれるブルースはほどよく洗練されています。例えて言うなら、どちらかといえばクラプトンのカラーが濃く、そこにB.B.が客演した、という雰囲気を感じました。
 全体的にいい感じでリラックスしているのがなんとも言えず心地良いですね。いくつになっても時間を忘れてギターと戯れるオトナふたり。想像するだけでこちらまでニヤリとしてしまいます。





 このアルバムの制作中には、ジャケットと同じような笑顔がきっと何度も見られたことでしょう。
 「ヘイ、エリック、お前さんますます味が出てきたじゃないか」
 「さっきのソロ、ゴキゲンだったよ、B.B.!」
 なーんてね。






◆ライディング・ウィズ・ザ・キング/Riding With The King
  ■歌・演奏
    エリック・クラプトン & B.B. キング/Eric Clapton & B.B. King
  ■リリース
    2000年6月13日
  ■プロデュース
    エリック・クラプトン、サイモン・クライミー/Eric Clapton, Simon Climie
  ■収録曲
    ① ライディング・ウィズ・ザ・キング/Riding With The King (John Hiatt)
    ② テン・ロング・イヤーズ/Ten Long Years (Jules Taub, B.B. King)
    ③ キー・トゥ・ザ・ハイウェイ/Key To The Highway (Big Bill Broonzy, Charles Segar)
    ④ マリー・ユー/Marry You (Doyle BramhallⅡ, Susannah Melvoin, Craig Ross, Charles Segar)
    ⑤ スリー・オクロック・ブルース/Three O'clock Blues (Lowell Fulson)
    ⑥ ヘルプ・ザ・プアー/Help The Poor (Charles Singleton)
    ⑦ アイ・ウォナ・ビー/I Wanna Be (Doyle BramhallⅡ, Charlie Sexton)
    ⑧ ウォリード・ライフ・ブルース/Worried Life Blues (Sam Hopkins, Big Maceo Merriweather)
    ⑨ デイズ・オブ・オールド/Days Of Old (Jules Taub, B.B. King)
    ⑩ ホエン・マイ・ハート・ビーツ・ライク・ア・ハンマー/When My Heart Beats Like A Hammer (B.B. King, Jules Taub)
    ⑪ ホールド・オン・アイム・カミング/Hold On I'm Coming (Isaac Hayes, David Porter)
    ⑫ カム・レイン・オア・カム・シャイン/Come Rain Or Come Shine (Harold Arlen, Johnny Mercer)
  ■録音メンバー
    エリック・クラプトン/Eric Clapton (guitar, lead-vocals①③~⑨⑪⑫)
    B.B. キング/B.B. King (guitar, lead-vocals)
    ドイル・ブラムホール Ⅱ/Doyle Bramhall Ⅱ (guitar①②④⑥⑦⑨~⑫, background-vocals④⑦)
    アンディ・フェアウェザー・ロウ/Andy Fairweather Low (guitar①②④⑥⑦⑨~⑫)
    ジミー・ヴォーン/Jimmy Vaughan (guitar⑥)
    ジョー・サンプル/Joe Sample (acoustic-piano①⑤⑥⑨⑩⑪, electric-piano①②⑪)
    ティム・カーモン/Tim Carmon (organ①~⑦⑨~⑫)
    ネイザン・イースト/Nathan East (bass)
    スティーヴ・ガッド/ Steve Gadd (drums)
    スザンナ・メルヴォワン/Susannah Melvoin (background-vocals①④⑦⑨)
    ウェンディ・メルヴォワン/Wendy Melvoin (background-vocals①④⑦⑨⑪⑫)
    ポール・ウォーラー/Paul Waller (programming)
  ■チャート最高位
    2001年週間アルバム・チャート アメリカ3位、イギリス15位、日本(オリコン)6位

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メジャー・リーグ、日本で開幕

2008年03月25日 | 見る聴く感じるその他
          △野茂以来2人目の日本人開幕投手を務めた松坂

 
 パ・リーグ開幕、選抜高校野球開幕、そしてメジャー・リーグの開幕と、野球好きにはこたえられないシーズンがやってきましたね。
 今日は東京でのメジャー開幕戦。あの松坂大輔投手が開幕投手を務めるということで、ぼくも7時にはテレビの前に座って楽しみにしていました。


 開幕直前に長男が産まれた松坂投手、開幕戦での凱旋登板ということもあっていろんな意味で緊張していたのでしょうか、初回から大荒れのピッチングになりました。相手投手のブラントンが要所を締めて危なげのない投球を展開するのとは対照的に、松坂は6与四死球。しかし被安打はエリスに打たれた本塁打を含めてわずか2本、しかも3回以降は落ち着きを取り戻して危なげのない投球ぶりでした。


 普通なら6四死球も与えていればそのまま崩れていくのでしょうけれど、そこをわずか2失点で5回まで投げぬいた松坂の力量と運の強さには感嘆させられるものがありました。
 しかし2回までの松坂は、去年の悪い時がそのまま出たようで、一概に安心もできないと思いました。ただ、試合途中で軌道修正ができたことは、モノが違うことの証明にもなるだろうし、普段の調子が出た3回以降の投球が安定してできるようになると、昨年を上回る成績は充分残せると思います。


 試合は2点を先制したアスレティックスを6回にレッドソックスが捉え、3点をもぎとり逆転したかと思うと、その裏アスレティックスが2点本塁打で再び逆転。9回表にレッドソックスが同点本塁打を放って4対4の同点に追いついたところで、レッドソックスは岡島秀樹投手を投入。この時岡島に送られた大歓声は松坂に対するそれよりもひときわ高かった気がしました。
 その岡島投手が9回裏を無難に抑えたところでテレビ中継は時間切れ。せっかくの好ゲームに水を差されたようでとても残念です。最後まで見たかったなあ。


     
     岡島秀樹投手


 それにしても岡島投手、4対4の9回裏という大事なところで起用されるところなど、首脳陣からの信頼も相当厚いんでしょうね。
 試合はレッドソックスが勝利をものにし、岡島投手が見事勝利投手になりました。岡島君、おめでとう。


 また、トランペットや太鼓などの鳴り物がなかったのも良かったと思います。歓声は選手個々のプレーに送られるものだと思っているので、のべつまくなしの鳴り物入り応援にはゲンナリしているのです。


 セ・リーグの開幕戦もすぐそこまで迫っています。わが阪神タイガースの今年の戦いぶりが気になるところです。脂の乗り切る頃の面々がそろっている投手陣、各々が前年の20%増しの活躍をしてくれるだけでブルペンへの負担がかなり軽減され、余裕のある戦いを展開できると見ているのですが、さて実際はどうなることでしょうか。逆に言うと、いわゆる「JFK」オンリーの勝ちパターンから脱却しないと今年も息切れするのではないか、と危惧しております。


 10月までの半年間、今年もおおいに楽しませてもらいたいと思っています。



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恋のゆくえ (The Fabulous Baker Boys)

2008年03月17日 | 映画
 
 
■恋のゆくえ [The Fabulous Baker Boys]
■1989年  アメリカ映画
■監督・脚本 … スティーヴ・クローブス  
■音楽…………デイヴ・グルーシン
■出演
  ☆ミシェル・ファイファー(スージー)
  ☆ジェフ・ブリッジス(ジャック)
  ☆ボー・ブリッジス(フランク)


 Yahoo!オークションで落札したDVD「恋のゆくえ」が届きました。
 ビデオでは何度も観ている、ぼくの大好きな映画のひとつです。
 今日はこのDVDを二度観ました。字幕で、そして吹き替えで。
 で、再出ですが、今日はこの映画を取り上げてみたいと思います。


 【ネタバレあります】


 「破滅的な生き方」を認めるタイプです、ぼくは。
 でも、それは、単にやりたい放題のムチャクチャな人生を送ることではなくて、安定した生活や平穏な日常よりも、自分の生き方を貫くことを優先させることだ、と自分では捉えています。


 この映画は兄フランク(ボー・ブリッジス)と弟ジャック(ジェフ・ブリッジス)の売れないツイン・ピアノ・ユニットと、ボーカリストのスージー(ミシェル・ファイファー)の物語です。
 大向こうを唸らせるような作品ではないかもしれないけれど、ぼくにとっては心にしみいるような、せつなくて渋い映画です。


     
     左から B・ブリッジス、M・ファイファー、J・ブリッジス


 兄フランクは、ミュージシャンという不安定な世界で生きていながら、安定を大切にするタイプ。だからつまらない仕事でも、契約した以上はきちんとこなしていき、温かい家庭を守っていくことに喜びをみいだしています。


     
     ボー・ブリッジス


 対照的な弟ジャックは寡黙ですが、ピアノの腕前は抜群。クールでハンサム、天才肌のピアニスト。女性にはモテるし、淡々と仕事をこなして、一見気ままな独身生活を楽しんでいるように見える。でも本当は同じアパートに住む孤独な女の子以外には誰にも心を開かない。実はやりたい音楽があるのだけれど、それを隠して意に沿わない音楽を演奏している。そしてそのギャップに内心苦しんでいる。


     
     ジェフ・ブリッジス


 この売れない二人が、局面打開のため、ユニットに歌手を加えることを決意します。オーディションの末、選ばれたのがミシェル・ファイファー演じるスージーです。気が強く、強烈な個性を持ってはいますが、内面には孤独感を隠している女性です。


     
     ミシェル・ファイファー


 で、このスージーがとても魅力的!
 悪態のつき方ひとつ見ても頭の回転の速さが伺えますし、はっきりとした自分の人生観を持っているがゆえに自分で自分の非力さも痛感していて、そのためたくさん傷ついてきている、そんな女性です。
 で、スージーの歌う歌がまたカワイイ。歌を通じて自分の内面を表現しようとしているような、そんな歌です。


 映画の中では「More Than You Know」「Feelings」「Can't Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる)」などを歌ってくれてます。エンド・ロールでは「My Funny Valentine」も聴くことができます。なんと彼女は吹き替えなしで歌っているそうです。とても自然に歌っていて、心地良く耳に迫ってきます。一聴の価値はあると思いますよ。


     


 売れないバンドマンの悲哀が感じられる映画ですが、ジャックの、「本当はジャズに没頭したい、けれど食べていくためには我慢してヒット・ナンバーも弾き続けなければならない」という葛藤が高じて、兄フランクと次第に対立してゆくようになる様子、せつないです。


 そしてジャックとスージーの恋。反発を感じながらも実は似たもの同士なんでしょうね。自分の道を歩いて行こうとするスージーを見て自分が惨めに思えるジャックだけど、最後はジャック自身も自分の道を進もうとします。


     


 この映画の音楽担当はデイブ・グルーシン。劇中では、「Prelude To A Kiss(キスへのプレリュード)」、「10Cents A Dime」、「Moonglow」、「Solitude」、「Makin' Whoopee」など、たくさんのジャズ・ナンバーが楽しめます。


     


 ぼくはジャックの自分の人生に対する葛藤に一番惹かれました。
 そして、なによりも、この映画の持つ雰囲気が好きです。これ、ジャズのもつ雰囲気を映像で表しているように思えるのです。


 ラスト・シーンがとても印象に残ります。
 ふたりはそのまま別れてしまうのかどうかは含みを持たせていますが、明るい陽射しの下で交わされる二人の会話、ぼくにはなんとなくハッピーエンドだと感じられるのです。二人が結ばれないにしても、お互い自分で自分の道を、前を向いて切り拓いてゆくことを暗示しているような気がするラスト・シーンだと思います。


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軽くショック!

2008年03月12日 | 随想録

          △山根麻衣「Will」

 
 どうしても手に入れたいけれど、廃盤になっていたりして入手困難なCDが何枚かあります。
 でも今ではネットという便利なツールがあるので、それを活用すればそれらのCDと出会うことも不可能ではなくなりましたよね。


 二日ほど前にいつものようにAmazonを覗いてたんですけど、急に思い立って、オークションというものは一体どんなものだろうと思い(今頃・・・)、Yahoo!を開いてみたと思って下さい。
 どんどんページを開けてみると、どうしてもどうしても欲しかった山根麻衣さんの「Will」というCDが出品されているじゃないですか!ぼくは、山根さんこそ「日本のジャニス・ジョプリン」を体現しているシンガーだと思っているのです。
 中でも、この中に入っている「ベイビー・イッツ・ユー」という曲がもうムチャクチャ好きなんです。その他にも資生堂のCFにタイアップされてスマッシュ・ヒットした「気分はフェアネス」が収録されていたりして。
 アルバムそのものもとても満足のいく出来栄えだし、ジャニスを彷彿とさせるハスキーなシャウトがこれまたカッコいいのです。
 金額を見ると6000円。よし、このくらいなら出しても惜しくはない。なにせLPを買ったのがたしか1982年。そのLPも行く方知れず。せっかくCDになってもすぐに廃盤になってしまい、手に入らなかったので、かれこれ20年以上このアルバムを探していたんです。


 さっそくIDを取得するところから手続きを始めました。無事登録も済ませ、さあ、いよいよ入札です。
 金額欄に「6000」と打ち込み、入札完了。すぐに入札を受け付けた旨のメールがやってまいりました。あとは二日後の期限を待つだけです。仮に他にも入札者が現れても、1万5千円くらいまでなら譲るつもりはなかったので、期限を迎えるのをそれはそれは楽しみに待っていたのです。いや、それも杞憂で、他の入札者が現れる様子もありませんでした。


     


 ところが今朝起きてみると一通のメールが。
 「商品『山根麻衣 CDウィル』への入札が取り消されました。入札の取り消しは出品者による操作、またはYahoo! JAPANが不適切な入札と判断した場合に実施されます」・・・。
 これはいったいどういう意味だろう。。。Yahoo!のしわざだとすると他の入札にも参加できないかも、と思って、試しに欲しかったDVDに入札してみました。するとあっけなく落札完了。
 ふ~む、すると出品者から入札を取り消されたのかも。
 そうこうしているうちに、夕方になって、買い手がつかなかった「WILL」が再出品されているではありませんか。


 支払いもちゃんとカード決済になっていることを再確認したうえで、思い切って再入札しようとしました。すると「あなたはこの出品者の商品に入札できません」との表示が!
 え!
 なにゆえに!
 すぐにヘルプを参照してみると、どうもぼくはその出品者のブラックリストに入れられているようなのです。
 なんでや~
 オラがいったい何の悪いことをしたっちゅうだか~
 ちょっと軽くショックです。
 そもそもどこか手続きが間違っていたとしら、最初から入札自体に参加できなかっただろうになぁ。
 もういったい???状態です。


 20何年ぶりかにようやく出会えた山根麻衣さんの「Will」、別の出品者が現れるのを待とうか、Amazonに出るのをこのまましぶとく待ってみようか、それともLPを落札しようか(LPなら3件ほど出品されているのです)、未だ思案中です。
 どこかにCDを売って下さる方、いないでしょうか~



資生堂CF「気分はフェアネス」
 

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