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明日からは3連休、気分は上々
でも空模様は予報どおり不安定で、そのせいで蒸し暑い。でも真夏の陽射しは強くて、眩しい〜
そんな週末の午前中に、唐辛子の精に会ったんです:(;゙゚'ω゚'):
本当の話です。。。
ぼくの勤務先が管理している「社宅」は築50年以上、今は住む人はいませんが、この時期草は伸び放題、ヤブ蚊の発生もすごいので、手入れが必要なんです。
事務方で草刈機を扱えるのはぼくだけなので、草刈機と女装いや違った除草剤を車に積んで、金曜日の午前中にその社宅へ向かいました。
時間は10時前、すでにかなり暑い
時間は10時前、すでにかなり暑い
昼には自分のデスクに戻りたいので(あんまり長時間炎天下で作業したら倒れてしまう)、テキパキと草刈りにかかります。
軽快なエンジン音を響かせながら草刈機を操っていると、いつの間に来たのか、ひとりの女性がぼくの目の前にひょいと現れたんです。
20台前半くらいでしょうか、髪を後ろで束ねた素朴な感じの、目の大きな可愛らしい女性です。
いや、女性というより、まだ「女の子」といった方がよさそうな雰囲気の人でした。
その女性は向こうを指差しながら、遠慮がちな小さな声で、でもなにかを訴えるようにぼくに「あれ、見て、あれ・・・」って言うんです。
いや、女性というより、まだ「女の子」といった方がよさそうな雰囲気の人でした。
その女性は向こうを指差しながら、遠慮がちな小さな声で、でもなにかを訴えるようにぼくに「あれ、見て、あれ・・・」って言うんです。
見ると、雑草が生い茂っている中に、ほんの少し草取りがしてあって、そこから2本の茎がスクスク伸びているんです。
なんやろトウモロコシトマト
「ここはぼくの仕事場が管理していて、ぼくは今日草刈りに来たんですよ」
「ここはぼくの仕事場が管理していて、ぼくは今日草刈りに来たんですよ」
真剣な顔で頷く彼女。
「なにかを植えたいのなら、ほんとは許可を取らないといけないんです」と怖がらせないように穏やかに伝えると、
キョカ?キョカ・・・(?_?)
そうか、日本語がうまく話せない人なのかも!
えーと『許す』だから、forgiveで通じるかな、とか考えながら、
「あの周りは草刈りしないから安心してね。ぼくはなにも見なかったことにするから大丈夫」と言うと安心したようで、笑顔で頷いてくれました。ホッ
ところであれは何を植えてるんだろう。
フラワー?フード?と尋ねてみると、
「トウガラシ」
と言って、何度も笑顔でお辞儀して彼女は歩いていきました。
じゃあ失礼します、とこちらも笑顔で会釈して、ふと何秒かして振り返ると、もうそこには誰もいませんでした。
それから炎天下に2時間近く、ヤブ蚊に噛まれながらも草刈りをしていると、不意に背後から人の気配が。。。
それから炎天下に2時間近く、ヤブ蚊に噛まれながらも草刈りをしていると、不意に背後から人の気配が。。。
振り向くと、、、さっきの可愛らしい女子ではないですか
はにかんだような笑顔で差し出す彼女の手には、なんと冷えたポカリスウェット
ほんとなら、仕事中にもらっちゃいけないんです
ヘタしたらすぐに「おマエのとこの人間は平気で物を貰うんか」的なクレームの電話がきたりすることもありうるからな〜。。。
でもでも、それがなんだと言うのだ
この状況で「仕事中だからそれはもらえません」とでも言えっつーのか
そんな、誕生日プレゼントを突き返すような悪鬼のようなマネは、ぼくにはできません。
というワケで堂々とありがたくいただきました
笑顔でお礼を言って、さっそくゴクゴク飲む。汗だくで働いたあとの冷たい飲み物のおいしいこと
ところが、ふと見ると、周りにはもう誰もいないんです。
はっ
はっ
もしや、もしやあれは、
唐辛子の精
妖精「どうか私を刈らないでください」
皆木「よっしゃよっしゃボクは良いおじさんだから安心しなさい」
深く感謝した唐辛子の精が、お礼にポカリスウェットを持って、人間の姿で現れたのだ
この話を信じるも信じないもあなた次第です。
この話を信じるも信じないもあなた次第です。
ただし、、、
信じない者は、今後死ぬまでずっと、うどんを食べるときにどれだけ七味を入れても全く辛さを感じないであろう。
「俺はうどんに唐辛子を入れないからカンケーねえ」という者は、今後死ぬまでずっと、コーヒーに砂糖を入れても、ピザに粉チーズをかけても、唐辛子の味しかしないであろうwww
唐辛子の精ありがとう
唐辛子の精ありがとう
こんどお茶してください
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