ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

昨夜思ったこと

2005年09月25日 | 随想録

♪賑わいのあとの静けさ。ちょっと寂しいね。


昨夜は「自分のグループ」名義で、
とあるライブハウスで演奏させて頂きました。
連休中日ということもあり、
おそらくお客さんも少ないだろう、と予想していたんです。


ところが。


時間が経つにつれ、お店の中がどんどん賑わってくる。
お客さんの入り具合を図で説明すると、
う~ん、音楽用語をご存知の方なら、
「クレシェンド(だんだん大きく)」の記号を思い浮かべてください。
< ←こやつのもうちょっと横に細長いやつです。
こんな感じで混んできて、最後は満席!
ぼくのMCも絶好調で、ウケまくり!
バンドの演奏もさらにヒート・アップ! 
最後は大盛り上がりで、しかもアンコール付き!!


お客さんは、
東京から、山口から、埼玉から、愛媛から、
もちろん地元の方も大勢。
そして、誇張ではなくて、全組のお客さんが帰り際に笑顔で
「来て良かったよ」とか「ありがとう」とか
声をかけてくださるのです。


以前にも書いたことがありますが、
わざわざ遠くから、
それも限られた時間を
音楽を聴くことのために費やそうと決めて
お店においで下さった人ばかりです。
その方たちがこういうふうに喜んでくださることで、
逆にぼくは感動してしまいました。


そして、
そういうお客さんたちの前で演奏できる境遇にあること、
今の自分が
お客さんの温かいまなざしやお礼の言葉に
素直に感謝できる人間に成長しつつあること、
そしてそれは、実はお客さんに成長させて貰っていること、
さらに全力を尽くしてくれたバンドのみんな、
お店のみんな、
快進撃のわが阪神タイガース、
それらすべてに
感謝せずにはいられない夜でした。


さらに精進します!  


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コメント (8)
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