ゴトウヒラタの戯言

RICOH CX6で撮影。十字架の島、上五島の蟲。

桐教会

2007年02月17日 19時54分10秒 | 教会、天主堂
 明治30年頃に、五島列島は上(かみ)、中(なか)、下(しも)の3つに小教区が区切られたのですが、永い間桐教会は中五島小教区の中心でした。
 明治10年頃にガスパル与作の自宅を家御堂として使用。
 現在の教会は昭和33年(1958)8月29日建堂式。

 弾圧時代、旧若松町の拷問は凄まじく、神道祭にコロぶ(改宗)キリシタンが続出しました。現在の旧若松町の神道祭の殆どは元キリシタンなのです。

 旧青方村の一部と旧有川町のキリシタンは一旦はコロんだふりをして列強の圧力で禁教令の高札が外されると同時に皆が帰依した。
 北魚目では禁教令が解けた後に、曽根の神官の横暴さに苦しめられたのですが、誰一人コロブ人はいませんでした。(先日全焼した江袋教会も曽根の神官や地下(じげ)の人達に嫌がらせを受けながらようやく建てたお御堂なのです。)

 ガスパル与作等の献身的な活動が虚しく思えてしまうのですが、旧若松町の神官は北魚目の神官とは違って人望の篤い人だったのかもしれません。




新上五島町(長崎県)の教会

         
         
      
       
   
      
         
          
   
   桐教会          
         
   
      鯛ノ浦天主堂
   
   


 廃墟になった教会

         
   



評価ボタン、クリックしていただけると嬉しいです。
                ↓
人気blogランキングへ 

にほんブログ村
 にほんブログ村 地域生活ブログ 離島情報へ にほんブログ村 地域生活ブログ 長崎情報へ にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿