上棟式(工事26日目)

2007-08-03 23:35:19 | 建築工事

台風にもめげず、午後5時から上棟式を行いました。

午後4時からの予定だったのが、5時にずれこみました。
時折、小雨がパラパラとして、いつ大降りになるかとハラハラドキドキです。
幸い、上棟してシートをかぶせるまでは強く降ることがなかったのですが。

たっかいとこで平然と・・・

大工さんは大変です。
命綱もつけずに屋根の部分であっちへいったりこっちへきたり。
高所恐怖症の僕には考えられない仕事です。

と、口を開いて見るばかりではいけません。
施主にもちゃんと仕事があるのです。
棟木に記念としてつける木の札(正式名称は不明)に施主の氏名や
施工業者の名称を筆で記入しなければならないのです。
墨汁と筆がちゃんと用意されていました。
僕は字がとっても下手なんです。
とってもとっても下手なので、ITが普及し、手書きの機会がなくなったことに
最も恩恵を受けている一人だと自覚しています。
だから結婚式とかで自署するの大嫌いなんですよね。
今日の筆書きも、苦痛この上ないものでした。

あまりに汚い字のためボカシ

つらい仕事でした・・・

さて、いよいよ棟木があがるというので、僕もうれしがって
棟木を打ち込む作業に参加させていただきました。

運ばれているのがてっぺんの棟木

上にあがってみると、そらもう高いのなんの。
足がすくむとはあのことですね。
ビビッてる僕の隣で、現場監理のT女史は
足場から棟木、棟木から棟木へとひょいひょいと移動しながら
写真を撮ってはりました。
女性なのに尊敬しちゃうな~。

無事、棟木が打ち込まれ(僕も形だけ手伝わせてもらいました)、
上からシートをかけて今日の作業が終了です。
で、ここから僕らにとって本番の上棟式が始まります。
といっても簡単なものです。
棟梁や施主の挨拶、2礼2拍手1礼をした後、
四隅の柱を米と塩と酒で清めます。
柱にお酒をじゃぶじゃぶとかけるのですが、当然ながら1号がやりたがります。
1号は塩の担当で、ぺろぺろと塩をなめて“おいしい”と言いながらまいてました。
僕はお酒ですが、さすがに飲みながらまくわけにはいきません。
真面目くさった顔をして一升瓶を傾けていたことでしょう。

チビたちも礼(一人だけ拍手中)

お清めが終わると解散です。
ごくごく簡単な上棟式で所要時間は15分程度でしょうか。
おもてなしの食事を出したり、なんてのは最近あまりないそうですね。

さて、棟上も上棟式も終了して、
大工さんにご祝儀を渡しました。
まずは作業いただいた方々全員に、6缶が1パックになっているビール。
最近、我が家がお気に入りで飲んでいるKIRINのキリン・ザ・ゴールドです。
このビールがうまいんですよ。苦味が最高です。
で、棟梁に2万円、常駐の大工さんに5千円、当日だけのお手伝い大工さんにはビールだけ。
奮発しすぎたかなぁ・・・
あ、そうそう、イサットハウスにも30缶がセットになった緑茶を差し上げました。
値段的には1000円ほどですが、大きいので見栄えはよかったですね。
また、完成見学会でのプレゼントにでもしてもらえればと。

何はともあれ、無事、mercy邸の棟が上がりました。
おめでとうございます。はい。ありがとうございます。
では。