そのかわりといっては語弊がありますが、棟梁ウィッキーが用意してくれたプレゼント。
ロックウール!
1F天井一面のロックウールです。
わざわざ天井にロックウールを入れる理由はこちら。
ほぼ断熱材マニアと化してしまっている僕にはたまらない光景です。
水平線まで続いていそうなロックウールにこれまた見とれてしまうんですよねぇ。
実際、そんなにLDKが広いわけじゃないんですけど(汗)
さすが棟梁ウィッキー。きれいに隙間なく敷きつめてくれています。
カッターで簡単に切断
ロックウールの断面です。
水をたくさん含みそうな素材ですねぇ。
次世代省エネ基準Ⅳ地域においては、充填断熱の場合はロックウールもしくはグラスウールが使用されることが多いですが、
ここが結露してしまうと、その水分を繊維が吸ってしまい、
カビやダニの温床になりかねないというリスクがあります。
これらのリスクを避ける断熱と気密の設計と、設計を忠実に再現できる施工能力が必要ですね。
mercy邸のように1F天井に用いる場合は結露の心配はありません。
結露が発生するほど1Fと2Fに温度差ができないからです。
ま、これはどのお宅でも同じでしょう。
こんなところまで
写真真ん中より左側、溝になっているのがおわかりでしょうか?
ここは間接照明を仕込むためにへこませている部分なんです。
照明については近いうちに、詳細にご紹介させていただきますが、
こんなところまで、ウィッキーはロックウールをいれておいてくれてます。
ウィッキーありがとう。
そういえば昨日、ウィッキーと話しているときにラミネートフィルムの話が出てきて、
ウィッキーがラミネートフィルムと言おうとする度に“ノミネートフィルム”と言っては訂正していました。
僕的にはそれがツボにはまってしまって、
ノミネートフィルムの単語を聞くたびに吹き出すのを我慢するのに必死でしたね。
ちなみにうちの嫁さんはエレベーターとエスカレーターを必ず逆に言います。
・・・って話それすぎですな。
ん?なんじゃこりゃ
これは1F洗面室の天井なんですが、なんだかネオマフォームが入ってます。
不思議に思って聞いてみると、ネオマフォームがあまったから少しでも効果があるかも知れないから敷いているとのことでした。
そら、こんな申し訳程度の断熱材入れておいても意味ないやろ。
でも、施主のことを考えてくれてのことですので、お礼を言っておきました。
お茶目な面もあるウィッキーです。
さて、外に目を移してみましょう。
といっても何も進捗はないのです。
鼻隠し
これが鼻隠し(破風板も同色)の色です。
グレーですね。
僕はもう少し濃いグレーにしたかったのですが、許容範囲内です。
外部通気層(発散層)
昨日、現場が暗くわかりにくい写真だったので撮りなおしてきました。
確かに空気層があるのがわかるでしょう?
どうしてイサットハウスが通気層といわずに発散層と言っているかというと、
もしも断熱材が雨水なんかに濡れた場合、
この隙間で水分を発散させるから発散層と呼んでいる、と理解しています。
まぁ、どうでもいいことですけど。
明日は引き続き内壁の下地施工と、外壁工事・・・・は、あるのかなぁ。
では。