おしゃべり棟梁

2007-08-23 00:42:35 | 家作り(建物の契約後)

mercy邸は4人の大工さんが常時作業していただいています。
もちろん、スポットで設備屋さんやら電気屋さんが入っていただいている状況です。

大工さんに関しては皆さんご年配で、猛暑の中作業していただいてすみませんという気持ちです。
朝は8時から夜は6時半まで、この季節は日が長いので労働時間も自然と長くなります。

お疲れ様でございます

話していて判明したのですが、
棟梁はmercy邸のキッチンと洗面を入れていただく設備屋さんと知り合いだったのです。
その設備屋さんというのは嫁さんのおじさんが経営されているんですが、
古くからよく一緒に仕事をしていたそうです。
大工さんと設備屋さんですから、そんなこともあるんでしょう。
とにかく、よく現場で一緒になったそうで、互いをニックネームで呼び合うほどです。
ちなみに我が家では棟梁のことを、名前をもじってウィッキーと呼んでいます。
本人を前にしては呼べませんけど。

おっちゃんと棟梁ウィッキーが旧知だと知った僕は、早速、設備屋のおっちゃんに連絡して、
棟梁の腕前のほどを聞いてみたのです。
おっちゃんいわく、ウィッキーはいい腕を持っているそうで、
いい大工さんにやってもらえてよかったな、とのこと。
正直、一安心でした。

mercy邸は工法からビルダーを選びました。
このビルダー選択方法はいいものではありません。
イサットハウスといっても、所詮は地元工務店が看板と知恵を借りて施工されるので、
その工務店の仕事が悪ければ、救いようがないことになってしまいます。
そういう意味で、大工の腕がいいのか悪いのかわからないままにビルダーを決めたので、
ウィッキーの腕がいいとわかったときの僕の喜びはひとしおでした。

ウィッキー後姿

ウィッキーはよくしゃべります。
設備屋のおっちゃんが僕の親戚だと知ってからは
そのおしゃべりが加速したようです。
僕は相槌を打つばかりで、しゃべる隙を与えてもらえません。
急いでいるときも、話を打ち切るタイミングがなかなか取れないほどです。
ちなみにハンゾー氏もよくしゃべる(この人の場合は人の話を聞いてもいない)人なので、
この2人が一緒に会話していると、話がかみ合っているのかかみ合っていないのか、
施主としては心配になってしまうんですよね。
個人的な気持ちとしては、やはり最前線の現場で家を建てられている
ウィッキーを信用してしまうのです。
人間的にもウィッキーは信用に値する人だと思えます。
お盆休みも3日あったのですが、結局一日も休むことなく現場で作業されていました。
大工仕事が好きで好きで仕方ないという印象です。

今週の月曜日、設備屋のおじさん(元大工)がキッチンの下見のついでに、現場をチェックしてくれました。
おっちゃんいわく“カッチリ作ってある家や。現場監理もしっかりしてるし、設備を入れる立場としても安心やな”とのこと。
親戚なのでわざわざ僕の不安をあるようなことは言わない、ということを差し引いてもうれしい一言でした。
外張り断熱にしても充填断熱にしても、木造にしても鉄骨にしても、大事なのは工法ではなく施工ですから。
ホッ・・・・
では。