函館の保護率の高さの原因を探るべく、前回は世帯類型構成比について着目したが、
結局、顕著な特徴は見いだせなかった。
今回は、扶助別の金額割合について検討したい。
扶助費の絶対額は、受給者世帯数、受給者人数の多い函館では他市のとの比較はナンセンスだが、
ここでは、周辺町村と比較して医療機関が集積しており、医療扶助費の生活保護費全体に占める割合を求めた。(H21決算)
生活扶助 医療扶助 その他
函館市 36.4 47.1 16.5
旭川市 38.7 44.4 16.9
小樽市 34.4 50.8 14.8
室蘭市 36.1 53.0 10.9
釧路市 40.2 43.3 16.5
帯広市 36.1 47.4 16.5
北見市 32.8 51.9 15.3
苫小牧 38.5 48.6 12.9
道平均 34.9 49.6 15.5
ご覧のように、函館市の医療扶助の全体に占める割合は
道内8市中では、むしろ低いのである。
したがって、保護率が高いのは、医療を必要としている人が
比較的多いためという理由も成り立たないのが実態である。
ただし、旭川市との比較においては、
函館市が受給人数が約450人少ないのに
医療扶助の年額が約7億円多いという事実はある。
函館 受給人数11,924人 医療扶助9,109,447,852円
旭川 受給人数12,372人 医療扶助8,395,898,285円
(人数はH21平均)
結局、顕著な特徴は見いだせなかった。
今回は、扶助別の金額割合について検討したい。
扶助費の絶対額は、受給者世帯数、受給者人数の多い函館では他市のとの比較はナンセンスだが、
ここでは、周辺町村と比較して医療機関が集積しており、医療扶助費の生活保護費全体に占める割合を求めた。(H21決算)
生活扶助 医療扶助 その他
函館市 36.4 47.1 16.5
旭川市 38.7 44.4 16.9
小樽市 34.4 50.8 14.8
室蘭市 36.1 53.0 10.9
釧路市 40.2 43.3 16.5
帯広市 36.1 47.4 16.5
北見市 32.8 51.9 15.3
苫小牧 38.5 48.6 12.9
道平均 34.9 49.6 15.5
ご覧のように、函館市の医療扶助の全体に占める割合は
道内8市中では、むしろ低いのである。
したがって、保護率が高いのは、医療を必要としている人が
比較的多いためという理由も成り立たないのが実態である。
ただし、旭川市との比較においては、
函館市が受給人数が約450人少ないのに
医療扶助の年額が約7億円多いという事実はある。
函館 受給人数11,924人 医療扶助9,109,447,852円
旭川 受給人数12,372人 医療扶助8,395,898,285円
(人数はH21平均)
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