”ばっきん”のブログ

日常生活中心のブログです。
平成28年9月から妻と息子、母の4人で暮らしています。

北海道新聞の函館印刷工場が北斗市に

2010年05月23日 22時00分07秒 | 地域
やや旧聞に属するが、【北海道新聞総合印刷函館工場】 が北斗市萩野に完成した。
函館にないのだから、北斗工場とでもあるいは道南工場とでもするべきなのだろうが、少しばかり函館に配慮したのかな?という気はする。
さて、今回の新工場の目玉はなにか?といえば①カラー印刷能力の拡大②従来のフィルム製版からデジタルデータから刷板を直接制作することによる印刷精度の向上と言われている。
しかしながら、紙媒体のメディアの衰退が特に世界規模で進んでいるこの時代に、そしてまた、北海道新聞社の経営も芳しくないとささやかれている昨今にあえて新工場とはと思ったのだが、函館新工場では「聖教新聞」の印刷委託も受けるようになったとのことで、新たな投資も理解できるというものだ。
なお、この印刷委託をもって創価学会のメディア支配と喧伝している意見もあるようだが、これは少々よこしまな見方ではないかと考える。
さて、新工場を北斗市にという選択は時代の流れからして当たり前のこと。
たとえば、函館塩ラーメンを支える函館製麺組合の工場も岡田製麺は七飯町に、日の出製麺は北斗市に工場を持っている。
様々な理由を考えると、旧函館市街への投資は理に適わないのだが、それでも「函館」という名のブランド力には悲しいことに頼らざるを得ないのが現状かもしれない。
しかし、こうした意識は早めに捨てることが大事ではないかという気がしている。
このことについては、また後日述べることとしたい。