喜劇王チャップリンがこう聞かれました。
「あなたの最高傑作は何ですか？」
その当時アメリカでは数々の映画賞を受賞した彼はこう答えました。
「ネクスト・ワン（次の作品だよ）」
なかなか面白い返答ですが、常に満足することなく前向きな姿勢を感じますね。
どんな仕事であっても、同じ事を漫然と繰り返していれば、成長や発展はありません。
昨日よりも今日、今日よりも明日と、工夫を重ねてさらに良いものを目指す工夫が大切であります。
たとえば一流のアスリート達は常に高い目標を掲げ、それを達成しても更に次の新しい目標を目指しています。
目標を高く持つことが大切であり、もうこれでいいって思うとどんどん退化が始まっていきます。
常に前向きな考え方や行動が大切ですね。
幕末の長州で松下村塾の吉田松陰が多数の人材を世に送り出すことができたのは
彼が人の長所を見つける達人だったからだと言われております。
自分が藩で一番の秀才であっても人の長所ばかりを言っていたといいます。
人の長所を見つけるには、心が優しくないとだめである。
陰で人の悪口ばかりを言っている人がいるが、心を優しくして人の長所をみれるようになれば
その人は成長するのである。
人の欠点はよく目に付くものですが、そのことに注意を向けているといい人間関係は生まれません。
人のよいところを見つける習慣を身に付ければ、次第にその人のことを好きになるのでは。
今日は入試合格成就の祈祷護摩二日目。
当山の秘法護摩で受験科目の五教科でなにが良くてなにが悪いのかをお伺いしますと昨日と同様、国語の力が弱いとのこと。
入試当日に精神的にも落ち着いて、集中力が欠如する事無く、実力が発揮できますように明日からも確りとご祈祷致します。
ご本尊様より護摩壇でお供えのお餅を焼いて食べると薬になるとの教えを頂戴して以来、当山では護摩終了後に時間の有る時はいつもお餅を焼いていただいて居ります。。
このお餅は薬餅と言われ、これだけ食べに来られる方もおられます。
食欲が無かった方もこの薬餅をいただくと不思議と元気になるそうで皆様にお喜びいただいて居ります。
今日はお吸い物に入れて美味しくいただきました。こんがり焼き色がつくと見た目もいいですね。
御馳走様でした。
秀吉は、ぞうり取りになれば主人のぞうりを温め、炭番になれば最高の能率を上げる炭番になった。
そして馬回り役になったら、自分の月給をさいてニンジンを買い、馬にやったといいます。
馬番になったとき、「オレはこんな仕事はいやだ」などと言わずに、日本一の馬番になろうと努力した。
そして一日一日を充実させ、それを積み重ねていく。それが役に立つ人間であり。そのようなことが
人を成功に導いていくことになります。
よく人は不満を言いますが、しかし今の状況で最善を尽くせばいいのであります。
よく考えてみると、今の環境がちょうどいい環境になっているのではないでしょうか。
周りには人がいて家庭がある。今が一番頑張れるときである。
最善を尽くしましょう。
本日より十日間の予定で御本尊 命光不動尊の御尊前にて祈祷護摩を厳修致します。
入試合格成就を祈願しての護摩祈祷になります。
今日は一校目の受験日でテスト開始時刻の午前9時に合わせて、ご祈祷させて頂きました。
不動に三力 （霊力・活力・通力）
行者に念力（信者の願いを必ず叶えるという念ずる力・祈祷力）
信者の信力（ご本尊並びに山主の祈祷を絶対に疑わず、願い事が必ず叶うと信じる力）
みんな合わせて 五大力 ひとつ欠ければ成就せず。
早朝、祈りの滝でも滝に打たれながらご祈念致しました。
昨日は当山周辺にも雪が降り、明日の大寒を前にして非常に厳しい寒さとなり
お滝もツララが出来て、寒の滝行の厳しさを改めて感じる一日でした。
