お釈迦さまの言葉に
「随喜功徳(ずいきくどく)」
という言葉がございます。
これは、たとえば、
「こんないいことがあった」という話を
聞いたときに
「うらやましいな」「なんであの人だけ...」と
いう嫉妬やねたみの感情を起こさずに
「よかったね」と一緒になって喜ぶ感情のことである。
ともに喜べば喜びは二倍に、
ともに悲しべば悲しみは半分になるのである。
この共に喜ぶということが
「随喜功徳」であり、徳を積むことになります。
このようにいい心掛けをしていれば、
修行しなくたって徳は積めるのである。