■ZBAT!競馬@SANSPO.COM 『【大阪杯】ラッキーライラックが“名牝への道”歩むG1・3勝目!』
第64回大阪杯(4歳以上オープン、G1、芝2000m)は、ミルコ・デムーロ騎手騎乗のラッキーライラック(牝5歳、栗東・松永幹夫厩舎)が勝利。悲願のG1制覇を目指したダノンキングリーや、一昨年の有馬記念以来のG1・2勝目を狙ったブラストワンピース、一昨年の日本ダービー馬ワグネリアンなど強豪牡馬たちを撃破。2017年のG1昇格後、初の牝馬による優勝で、“名牝への道”を歩むG1・3勝目を挙げた。
ラッキーライラックは、今年の出走馬で唯一のG1・2勝馬。2歳時に阪神JFを制し、JRA賞最優秀2歳牝馬を受賞。3歳初戦のチューリップ賞以降は勝利から遠ざかったが、昨年のエリザベス女王杯で久々のG1制覇を遂げると、その後は香港ヴァーズ2着、中山記念2着と牡馬相手の重賞で好走。同馬の父は2013年の優勝馬オルフェーヴルで、親子二代制覇を達成した。
大阪杯を勝ったラッキーライラックは、父オルフェーヴル、母ライラックスアンドレース、母の父Flower Alley。戦績は15戦6勝(うち海外1戦0勝)。重賞は17年アルテミスS(G3)、阪神JF(G1)、18年チューリップ賞(G2)、昨年のエリザベス女王杯(G1)に次いで5勝目。大阪杯は管理する松永幹夫調教師は初勝利、騎乗したM.デムーロ騎手は04年ネオユニヴァース、18年スワーヴリチャードに次いで3勝目で、G1に昇格後は18年スワーヴリチャードに次いで2勝目。
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先週の高松宮記念に続いて、今週も牝馬がG1でのワンツーを達成しました。
ラッキーライラックは逃げたダノンキングリー、ダノンをぴったりマークするジナンボーのすぐ後ろをキープし、ロスなくコーナーを回って直線で抜け出す理想的な競馬。結果を見てしまえば、いとも簡単に勝ったようにも思えますが、G1でこういう競馬ができるのは、地力の高さに加えて調子が良かった証拠ですね。
タイム差なしの2着に入ったクロノジェネシスも強さを見せていましたし(ラッキーライラックとは枠順の差だけ?)、今年も本当に牝馬が良いレースをしますよねぇ… (2kgのアローワンスが牡馬にとって可哀相なぐらい(^^;))
それからですね、今回私が注目していたカデナとジナンボー、この2頭も頑張って目立ってくれました。
注目していた理由はもうバレバレだと思いますが、カデナはドゥオーモが2着に入った小倉大賞典の勝ち馬で、ジナンボーは同レースの3着馬。つまり、脳内シミュレーションとしては、もしもドゥオーモが出ていたら?と考えながら観戦をしていたわけです。
結果はカデナが死んだフリ作戦から直線でインを突いて4着、ジナンボーは果敢に先行して6着に粘ってくれましたから、もしもドゥオーモが出ていたら(小倉大賞典同様に)両馬の間に割って入る5着はあったかもしれないなぁと…
いや、まあ、これはタダのお遊び妄想ですが、これからはクレッシェンドラヴやディメンシオンだけでなく、ドゥオーモの重賞挑戦が非常に楽しみなイベントになったのは間違いないと思います!(^^)
今年の小倉大賞典は、レースのイメージ以上にレベルが高かったのかもしれません。
ドゥオーモの復帰が楽しみです。
少なくともドゥオーモの小倉大賞典2着が、「メンバーに恵まれただけ」的な言われ方をしなくて済みそうで良かったです。
しっかり調子を上げて復帰をしてくれたら…
本当に楽しみになってきました(^^)