とりあえず一口馬主の楽しいこと

気合の出資馬応援と飲み食い! たま~に趣味の話題など。。(^^ゞ

【パンサラッサ】むしろ人気薄は歓迎ですが…

2022-10-24 19:03:59 | パンサラッサ

【天皇賞・秋】3歳連覇か!?古馬奪冠か!? 中距離最強決定戦に豪華メンバー集結:スポニチ Sponichi Annex
今週の東京メインは伝統と格式の「第166回天皇賞・秋」。秋の最強中距離馬を決する一戦に、今年も豪華メンバーが集う。昨年のダービー馬シャフリヤールを筆頭にした古馬の強力布陣に、春のクラシックで好走した3歳勢が挑む構図。昨年は3歳エフフォーリアに軍配が上がったが、果たして今年は?
昨年は3歳エフフォーリアが優勝したが、これは02年シンボリクリスエス以来、19年ぶりの快挙。その間、実に24頭の3歳馬が挑み、古馬の厚い壁にはね返され続けた。年長馬有利の基本に立ち返ると、中心はやはりシャフリヤールだ。言わずと知れた昨年のダービー馬。今年は戦いの場を海外に求め、3月のドバイシーマクラシックを制覇。日本ダービー馬の実力を世界に知らしめた。前走の英G1プリンスオブウェールズSは4着。欧州特有の起伏の激しい馬場に泣いたが、東京の軽い芝なら話は別。ダービー馬のプライドを懸けた譲れない舞台だ。
王座を脅かす存在となったのが新星ジャックドール。昨秋から怒濤(どとう)の5連勝。3月の金鯱賞で重賞初出走初Vを達成した。G1初挑戦の大阪杯は5着に終わったが、8月の札幌記念であっさりとG2・2勝目。それまでの逃げ一手から、好位に控える形で勝てたのが何よりの収穫だった。デビューから一貫して2000メートルのみに出走。陣営が早くから最大目標に掲げていた「秋の盾」。集大成を見せる一戦だ。
挑む3歳の筆頭はイクイノックス。皐月賞、ダービーで2着。特にダービーはドウデュースと一騎打ち。激しい叩き合いで首差競り負けたが、上がりタイム(3F33秒6)は勝ち馬を上回った。まだ馬体に緩さを残すが、素質は超一級品。一気の世代交代をもくろむ。ジオグリフは皐月賞でイクイノックスを下して1冠制覇。ダービーは距離の壁に屈したが、最適と思える東京2000メートルなら反撃必至。春2冠は共に4着に甘んじたダノンベルーガも、素質は見劣りなし。5歳勢はポタジェ、パンサラッサと2頭のG1ウイナーがスタンバイ。爽やかな秋風を切り裂く、し烈な世代闘争は見応え十分だ。


 

スポニチさんが『熾烈な世代間闘争』の観点で天皇賞・秋の展望記事を書いてくれています。

それによると、(昨年のエピファネイアが強かったので)3歳勢にも充分にチャンスあり、何ならイクイノックスとジオグリフのワンツーも…みたいなトーンになっているのですが、スポニチさんの記事にある通り、エピファネイア=3歳馬の勝利は『02年シンボリクリスエス以来19年ぶりの快挙』だったわけで、そう簡単ではない気はしています。

ただ、競馬界にはトレンドというものがあり、高いと思われていた壁が一度破られると、そのあとはドンドン乗り越える馬が出てくる…みたいなケースもあり、イクイノックスやジオグリフのような馬なら可能性はありそうで。。

ちなみにパンサラッサはと言いますと、古馬の代表シャフリヤール、ジャックドール、3歳勢の代表ジオグリフ、イクイノックス、この4頭に続くグループと目されているようです。そして、同じグループには古馬ならポタジェ、3歳勢のダノンベルーガあたりが入っているようですが、まあ、記事を書いている方も本音は『やってみなけりゃわからない』でしょうし、勝つ可能性があるグループに入れてもらっただけでも充分なのかもしれません。

と言いますか、どうせ大なり小なり馬券を買うとしたら、勝つ可能性がある馬の人気薄は大歓迎ですからね(^^ゞ

 

一方で、東スポさんやスポーツ報知さんは、メンコをはずすタイミングのことを『陣営の秘策』として取り上げてくれています。(現場でしか感じられない話、馬って微妙で繊細なんですねぇ…)


【天皇賞秋・厩舎直送】回復顕著のパンサラッサに秘策 「最近は〝普通の馬〟になっている。スイッチが入るように」:競馬ニュース・特集なら東スポ競馬 
[G1天皇賞秋=2022年10月30日(日曜)3歳上、東京・芝2000メートル]
パンサラッサ(牡5・矢作)は8日に栗東トレセンに帰厩。その後も順調に調整を消化している。帰厩段階で減っていた体重も現在は回復。24日朝、馬房の中から元気な姿を見せていた。
「カイバ食いがいいから体が戻ってきたし、担当の獣医さんも『だいぶ良くなってきた』と言ってくれているしね。心配はないですよ」
池田厩務員が笑みを浮かべる。G2札幌記念が接戦の2着。敗れはしたが、力は十分に示した。今回は勝ち鞍を残す東京芝2000メートル戦。気持ちを乗せる意味合いから、馬場入りの際に覆面を取る予定だ。
「行儀が良くなっていて、最近は〝普通の馬〟になっている。メンコを外してスイッチが入るようにと思ってね。真ん中くらいの枠が当たれば」と同厩務員は締めた。

【天皇賞・秋】逃げ馬パンサラッサの“秘策” 陣営「わざと大観衆の前で…」 : スポーツ報知
◆第166回天皇賞(秋)・G1(10月30日、東京・2000メートル)=10月24日、栗東トレセン
2つ目のG1タイトルを狙う逃げ馬パンサラッサ(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ロードカナロア)の陣営は、ある“秘策”を練っている。
ここ2走は以前ほど行き脚がついておらず、池田厩務員はその理由を、メンコ(覆面)を取るタイミングだと分析する。勝ったドバイターフ・G1ではパドックで外してイレ込んだため、以降の2戦ではゲート裏まで着用させたが、同厩務員は「落ち着きすぎてスタートが鈍くなった。この2走は情けないスタートダッシュ」と指摘。「今回は馬場入場の時にわざと大観衆の前で外して、スイッチを入れようと思う」と対策を講じる方針だ。
札幌記念後は北海道浦河町のシュウジデイファームから直接入厩したため、輸送の疲れが残っていたが、順調に回復。同厩務員は「ポテンシャルが高い馬だから、普通以上の出来なら走ってくれる」と期待を込めた。


 

メンコの件は当然ながら池田さんにお任せするとして、いつもならイケイケドンドンお祭り騒ぎ系のコメントが多い池田さんが、「この2走は情けないスタートダッシュ、スイッチを入れようと思う」と、ちょっと珍しいトーンなのは気になります。

いや、それは、パンサラッサの状態が悪くて…みたいなマイナスの話ではなく、ガチで国内G1を勝ちたい、絶対に勝ちに行くぞとの気合が前面に出ているからだと思うんですよね。

池田さんがご定年間近なのはご承知の通りでありまして、残り少ない厩務員生活の中で、伝統と格式において古馬最高峰の天皇賞を勝つチャンスはこれが最後ですし。。そんな渾身の気合が無意識にパンサラッサに伝わった時、果たしてパンサラッサがどう応えてくれるのか、人気薄でラッキー!みたいなスケベ根性はさて置いて、やはり、堂々と勝ちに行く競馬で最後まで踏ん張って欲しいです!

 


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Unknown (Oz)
2022-10-24 19:22:42
スケベ根性はご封印下さいm(__)m
(過去、何も良い事が御座いませんでしたし…)

パンキャップかぶって応援出来たら!
嬉しいなぁ~(^-^*)
無理かぁ~f(^ー^;
まだ届かないよなぁ~(^ー^;A

(・o・)
反省して精進、そして一日一善m(__)m
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Unknown (Az)
2022-10-24 20:41:51
>Ozさん

スケベ根性、過去に何も良い事が…

確かにそうかもしれませんねぇ(^^;)
残念ながら、キャップは届かないでしょうけれど…

(・o・)
反省して精進、そして一日一善m(_ _)m
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Unknown (ななしの素人)
2022-10-24 22:04:34
逃げが難しいとされる天皇賞(秋)ですので楽には行かないでしょうが、他陣営がパンサラッサを甘くみてくれればありがたいですね。

パンサラッサを無視して先行·差し馬でのにらみ合い➡️パンサラッサ逃げきりの形が理想でしょうか。ともあれ自分の競馬に徹してくれれば結果は後からついてくるはずです。
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Unknown (バージョンワン)
2022-10-24 22:43:50
世間的には、今回のレースは古馬対3歳馬の図式を描くのもわかります。

レース当該週になると、グリーチャンネルで重賞メモリアルの放映があり、なんとなく観てたら、前半60秒台のレースが多いんですね。
これなら、クラシックでヨーイドンを戦ってきた3歳馬が力を発揮することもあるだと思いますが、今年は時計2つ、3つ違いますから、3歳馬は未経験の展開に苦しむと思いました(希望的観測込みで😅)

馬券的には、勝ちには来ないで自分の競馬に徹するダノンベルーガの連下までかな…なんて思ってます。
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Unknown (Az)
2022-10-25 02:03:03
>ななしの素人さん

パンサラッサの場合、すでに甘く見てくれる状況じゃないのが難しいとも言えますが、それを逆手に取って消耗戦に引き込むのが強みでもありますからね。
ついていくのも地獄、無視するのも地獄…
みたいなハイペースで逃げるのが理想じゃないかと思います。
要するに、仰る通り自分の競馬に徹することですね!(^^)
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Unknown (Az)
2022-10-25 02:12:16
>バージョンワンさん

レコードだった今年のダービーですら1000m通過は58.9秒ですからね。
ジオグリフが勝った皐月賞は60.2秒、パンサラッサにとっては眠たくなるようなスローペースで…
今年の天皇賞は57秒前半にはなるでしょうし、3歳馬たちには初めての経験を楽しんでもらいましょう(^^ゞ
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Unknown (Ribot)
2022-10-25 10:42:23
いいメンバーだと思います。瞬発力型が多いですね。捕まえに来ようとするのはジャックドールだけでしょうか。
まずは消耗戦に持ち込むこと。ある程度ジャックドールを引き離しておきたい。藤岡佑介が捕まえに行きたいが後ろも怖い、どうしよう…となるのが理想の展開。
怖いのはシャフリヤール。後ろで死んだふりをするかもしれません。藤原組はドバイのヴァンドギャルドでやってきましたからね。ミスペンバリーの仔だし当然意識して対策してくるはずです。
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Unknown (Az)
2022-10-25 13:09:26
>Ribotさん

ジャックドールもシャフリヤールも強い馬なのが厄介ですね。
そこそこの馬なら気にならないのですが…
まあ、天皇賞ですから相手が強いのは仕方がないっすね(^^;)
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