6/19の10:00時点でラヴマイウェイ(ハイアーラヴ'18)が『残口僅か』となり、これで広尾TCの2018年産募集馬の中で、『募集中』表示の馬は一頭もいなくなりました。
ここまでラヴマイウェイが一番売れていないというのは少し不思議な気もしますが、この世代はお値段安めの馬を何頭も追加募集しましたので、彼女の売れ行きに関してはその影響もあったと思います。それでも結局は満口、あるいは満口近く売れてしまうのですから、クラブの作戦としては成功なんでしょうけれど。
ちなみに、まだ買える18年産馬としては、ラヴマイウェイの他にクエストフォーラヴ、キャットウォークの合計3頭がいます。残88口のキャットウォークはボーンシスト手術後のリハビリ中ですが、来月からは騎乗してのキャンターが始まるとのことで、引き続き兄姉が堅実に勝ち上がっていることからも、入厩サインが出るまでには満口になるのでしょう。
クエストフォーラヴは6/12近況で馬体重が405kgと伝えられました。私の出資馬リナーシェと同じ小柄な牝馬ですが、キズナ産駒は勢いがありますし、飼い喰いや動きに問題があるわけではないので、こちらも時期が来れば満口になるのではないでしょうか。
そして、私が2018年産募集馬最後の出資を検討しているラヴマイウェイですが、こちらについては、要注目馬として最新近況をチェックしておこうと思います。
ラヴマイウェイ
牝2歳 鹿毛 2018.05.13生
父:ジャスタウェイ 母:ハイアーラヴ(母父:Sadler's Wells)
【6/19近況】シュウジデイファーム在厩。おもにBTCの屋内ダートトラックや坂路、屋外コースにてハロン17~20秒ペースのキャンターを乗り込まれています。馬体重503kg(6月中旬測定)
石川代表コメント「現在は週1回の15-15を織り交ぜながら、適度に緩急をつけたメニューで調整中。ちょっと苦しくなってくると、坂路下などでゴネるような仕草を見せますし、ここ最近はそれがゲート練習時に見え隠れすることも。今後も気性面によく注意を払いながら工夫を凝らし、うまく導いてあげたいところです」
【シュウジデイファーム在厩のラヴマイウェイ:公式HP(6/5更新分)より】
ラヴマイウェイに関しては、2月末の時点で「やればやっただけ動けそう」と高い評価が出ていましたし、もともとクレッシェンドラヴの半妹ですからね。順調であること、そして5月の遅生まれがそれほどマイナスに働かないと分かれば、もっと人気が出てもおかしくない馬だと思います。
馬体は(緩さは仕方がないとして)決して太くはないのに500kg級の雄大さですし、頭や首に重さがなく、小顔でとても整った美人の相は、名馬系絵画のモデルにしたいぐらいです。何だか変な褒め方になってしまいましたが、馬体や動きは本当に良く見せる馬なので、今後の変わり身含めて非常に楽しみです。
ただ、『残口僅か』サインが点灯したまさにそのタイミングで、「ちょっと苦しくなると、坂路下などでゴネる仕草を見せる、最近はそれがゲート練習時に見え隠れする」と、気性面についてのコメントが出たのは気掛かりです。(坂路下で調教を嫌がる件については、5月に入ってから毎回触れられています…)
ハイアーラヴの系統は気性が激しく、気難しいところがあるのは確かです。が、坂路調教をゴネるレベルになると、この先様々な場面で気を遣う事が増えますから…。当然ながら、成長とともに落ち着いてくる部分もあるでしょうし、シュウジデイファームの皆さんがうまく導いてくれるはずですが、もう少し推移を見守りたくなるコメントなのは確かです。
いろいろと書きましたが、基本的に本馬のデビューは秋以降でしょうから、出資の決断も、できる限り待ってからにする方針は変わりません。先ほど書いた気性面がどうなるかに加え、そろそろ19年産(1歳馬)の通常募集について、何らかの情報が出るタイミングが近いこともありますしね。19年産馬のラインアップ次第では、改めて、全体的に作戦を立て直す可能性も考えられますので(^^ゞ
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