@MON PARIS

「わたしのParis空間で…」

グラでヘアカット!

2005-12-09 22:54:59 | 生活/BCN2005-2006
パリでカットしてからもう2ヶ月経った。。。
ボブなので1ヵ月半過ぎると猛烈に切りたい症候群に襲われるのです。
今回は、以前パリで相当なチャレンジャーのようなことはせずに
夫に紹介してもらった、我が街グラノリエールの小洒落た美容室に行ってみました~。

毎回夫がお世話になっているカルロスは、各国で仕事をしたことがあるそうで、
英語はもちろん仏・伊なども話せるので、安心。
腕前も良さそうなので、大まかな希望を伝えてお任せすることにした。

で、今となってはやめときゃいいのに、カラーも入れたくなって
自分の伸びたカラーの部分を見せて「こんな感じにして」とお願いしたのが、
大チャレンジャーの始まりでした…。

事前に紹介してもらってたこともあり、カルロスはとっても紳士的で丁寧に
説明してくれ、気を遣ってくれました。
奥様がフランス人とのことで流暢なフランス語で私の髪の毛もたいそうに
褒めてくれ、トレビアン!の連発。。。

カットの腕前はそれは素晴らしく、丁寧に丁寧にハサミを入れ、
私の思い通りの前下がりボブにしてくれた。
しかし、問題がカラー…やっぱりここはスペインだった!
気を許した私が甘かった~

ここ10年ちょっと変わらず、カラーは地毛のワントーン落とした色を
ごく細い放射線状に入れてもらうウィービングという入れ方でお願いしてました。
3回デザイナーが変わってもみんな口をそろえて「キミには茶髪はNG!」でした。
カルロスも「メッシュだね。そしてあんまり沢山は良くない。少しづつね。」
と話してたから、分かってくれたと思っていた。
色も「キミにはノワゼット(ヘーゼルナッツ)がいいね」というじゃない?
よしよし。…と安心して身を任せ、出来上がった自分を鏡で見たら!



めちゃ、極太メッシュな上に、これって…金髪じゃん!(私の中では)
ぎゃぁぁぁ、もはや私にはヤン○ーにしか見えない。
あぁ、理想は清楚で上品なコマダムなのに…。

しかし、カルロスは大変上機嫌で「気に入ってくれた?とても素敵」とご満悦。
そして、周りのお客様のおばちゃま達も、お店の女の子もみんなカルロスに
「彼女の髪とてもきれいね、素敵ね」と言ってくれてるらしく、
嬉しそうに私に「みんないいって言ってるよ!」と耳元で言う。。。

仕方なく私もにこにこして、
「めるしー、じぇむびやんさー…(ありがと、気の入ったわ)」
と答えるしかありませんでした。

とほほ。
やっぱり異国でヘアカットするなぞはチャレンジャー以外何者でもないのね。
二度の学習をしてようやく納得。
でも、またまた新しい自分に出会えたことはカルロスに感謝…すべきね。

さ・さぁ、そしてこれが出来上がり。
旧知の友よ、どうぞご覧あれ~。


ちなみにこっちの方はみんなこういうメッシュ。
いきなり街の人に馴染んだ感じ…。