@MON PARIS

「わたしのParis空間で…」

地中海育ちの。

2005-12-02 20:27:32 | 生活/BCN2005-2006


バルセロナに面するは、そうあの美しき地中海。
なぜか仏のコートダジュールから見る地中海と、バルセロネータから見るそれとは
少し異なるような気もするが…。
まあまあ。

魚介の水揚げ量は半端ではない。
このグラの街にでさえ何件もある魚屋さん。
そこに毎日ぴっかぴっかでピチピチの新鮮そのものまんまのおサカナさんが大陳列されている。
砕いた氷の上に山積みされ、キラキラ光る彼らを見るだけでうっとりするのですが、
なかなか手が出ません…。

実家に出刃も入れて送ってよーとお願いしたのに却下。なんで?
検閲にはまさか引っかからないでしょうよ。。。
ま、鰯・鯵・鯖(ちょっとキツイ)程度で我慢しておきます。
だって、サメの小型版みたいな人(失礼!ヒトじゃありません)もどーんって、
まんま飾られてる(?)んですよー!誰が食べるの??心惹かれます。

さてさて、今回は夢にまで見た地中海育ちの本マグロ様を購入致しました!
日本にも多く輸入されている大西洋本まぐろ(黒マグロというらしい)、
養殖がさかんで、冷凍でなくナマで頂けるのはそうそうないこと。
さすがに巨大なマグロは背の部分を半身カットの塊で置いてあり、
それを好きな分だけ量り売りしてもらうスタイル。
値段がなかったので、適当に2cmの厚みで2枚、とお願いしたら、
な・なんと15ユーロ!!
た、高っ!
さすがにどのお魚よりも高級な方だったんですね。
ま、仕方ない。豪勢に頂こうではないの。



でもね、やっぱりナマでは臭くて無理でした。
なんでだろ?水揚げ後の処理が悪いのかしら?
こっちじゃナマで食べる人なんていないから…。
やっぱりバルセロナの大きい市場で生食できるまぐろを探すべきなのかしら…。
お寿司屋さん行ったほうが早いかな。

で、現地スタイルに合わせて「まぐろのトマト煮込み」を作ってみました。
これはカツオやタラでも可能です。
一口大にムニエルしたまぐろをトマトとパプリカを煮詰めたソースに入れ、煮込むのですが、
ポイントはソースに丸揚げしたにんにくをすり潰して加えること、
黒オリーブ(ドライタイプ)を加えること、だそうです。
ぐーんとお味が深くなります。
ほんとは最後に鍋ごとオーブンで少し焼くともっと美味しいらしいのですが、ないので我慢…。

もう1品はほうれん草と松の実の炒め物。
リオハの赤ワインが止まらないこと請け合いです♪