マキペディア(発行人・牧野紀之)

本当の百科事典を考える

高木伸三・浜松市教育長

2009年06月25日 | カ行
 教育長に次の質問を送り、以下の回答を得ました。

     質問

 著書もなければ論文もないが、人格の高潔な高木教育長に質問します。

 貴下の「平成21年度、浜松教師塾開講にあたって、教育長のお話」と題した文を教育委員会のホームページで読みました。

質問1、この題に「お話」という敬語が使ってありますが、これは正しいのでしょうか。日本語の敬語の使い方で、こういう場合には「お話」と言う、と説明している文法書を教えてください。著者名、書名、出版社名、頁数、を教えてください。教育長なのですから、きちんとした文法的根拠があるものと推察します。

質問2・貴下の文書はネット上では読みにくいと思います。その一因は「1行あきが少なすぎること」だと思います。山崎副市長のブログの模範的な書き方と比べると数段劣ると思いますが、どうお考えですか。

質問3・山崎副市長は、今も言及しましたように、ブログを出しています。とても好評です。教育長も出すつもりはありませんか。「教育長のページ」に載っている活動報告が少なすぎると思います。貴下の年俸は1300万円くらいだと思いますが。2009年06月22日(引用終わり)

     回答

この度は、教育委員会ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

さて、ご指摘いただいた点についてですが、教育長のページは、「はままつの教育」に関心をもっていただくとともに「はままつの教育」への理解を深めていただくことを目的に研修会等で話をした内容を掲載しています。

掲載にあたっては、「分かりやすさ」「読みやすさ」に配慮しているつもりですが、ご指摘いただいたように訂正・改善すべき点もあります。

今後も皆さんの意見をいただきながらよりよいものにしていきたいと考えております。よろしくお願いします。

なお、教育委員会の活動の様子に関しては、教育委員会のブログ「浜松の教育TODAY」でご覧いただけます。教育長個人のブログではありませんが、教育委員会の活動の様子を知っていただくことができるのではないかと思います。
 以上、回答します。
平成21年06月23日  浜松市教育委員会 教育総務課(引用終わり)

     感想

 浜松市の教育長は、自分への質問に自分で答えません。これが「消化試合」教育長の特徴の1つでしょう。市長は、「市としては、以下のように考えています」として、部下に作らせた回答を添付します。

 かつて、或る中学校長が朝会での話(お話、ではない)の中で一貫して自分のことを「先生」と言っていたので、教育長(当時は土屋勲氏)に「指導するように」と伝えました。「親しみをこめて、先生と言うこともある」という屁理屈が返ってきました。しかし、その後、その校長は自分のことを「私」と言うようになりました。

 今回は、06月25日15時現在、「訂正・改善すべき点」は改善されていません。しばらく様子を見てみましょう。

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