リンゴの困惑

🍎 信号の赤はいつしか忘れおり青森に来てリンゴ鈴生り

秋の半ば頃の東北のバス旅は楽しい。車窓に続く木々、とりわけ赤いリンゴが愛らしい。紅葉前の緑のなかに丸い紅色の実が生き生きしている。そのリンゴが泣きそうな報道、、。

リンゴの中国への輸出が最近、難しくなっている。東京電力福島第1原発事故後、中国政府は放射性物質の検査証明書の提出を条件としたが、いまだに証明書の書式が決まっていない。国内の輸出業者は独自の検査の添付で取引を増やしてきたが、中国側は運用を厳格化する例が増えている。と本日の朝日新聞の記事は。

それにしても、いつからかリンゴを丸齧りしなくなっている。皮に農薬が
散布されているからだ。私は娘の頃焼きリンゴを家で作りよく食べた。ケ一キは肥るからリンゴは 何よりのダィエット、だから私には有難い果実だった。中国だけでなく、国内でもリンゴは皮まで安全して食べられるようにしてほしい。日本人がありがたがって食べれば、いま、和食ブ一ムですもの、、、。

🍎静物となりてリンゴは卓上に明暗のある歪な物体