関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

♬初心者ジャズピアノ教室♬

場所はさいたま市見沼区の自宅。コードや簡単な耳コピの仕方など、それぞれの方のレベルに合わせて、丁寧に教えます。珍しいヤマハの木目グランドピアノで、好きな曲を弾いてみませんか?左の「メッセージを送る」からお問い合わせ下さい。

思わぬ再会

2006年11月02日 09時38分08秒 | 音楽
また1日に書けなかった・・・。なぜかいつも月の初めに書きそびれちゃいます。
で、11月になりました。2ヶ月めくりのカレンダーがあと1枚です。うおお~~っ。主婦にとってこの季節は、1年のうちで1番忙しいのであります。何と言っても大掃除。私は超スローペースなので、11月から始めないと終わりません。計画的にやんないとなあ。Fantomもさわりたいけど・・・。

きのうの夜、会社から帰ってきたダンナさまに聞かれました。
「大村憲司聴いた?」
「聴いてない、今日は「KOOL JAMMING」が聴きたかったから」
先日、「KENJI SHOCK」なる幻の名盤をゲットしたダンナさま。私の中の大村憲司は「春がいっぱい」のまったりとしたイメージで、あまりフュージョンという頭がなかったので、CDが置いてあるのはわかりつつ聴いていませんでした。何だかやたらと私に聴かせたがるので、夜子供を寝かしつける前のバタバタとした時間にちょっと聴いてみると・・・。

「何?!この曲、めっちゃ知ってるよ!」

1曲目の「LEFT-HANDED WOMAN」、ラジオか何かで録音して聴いていたのでしょう、昔本当によく聴いていた好きな曲でした。タイトルは何となく覚えていたので、その頃は大村憲司とわかって聴いていたのかもしれません。歌うギターと安定感のあるブラスが印象的な、ファンキーな1曲。
「何か好きそう、と思って」聴かせてくれたダンナさま、ビンゴ!でした。他の曲もかなり好き。78年発表のソロ・アルバムで、「アメリカ西海岸のトップミュージシャンの全面バックアップ」というダンナさま垂涎の内容です。カシオペアっぽいフュージョンナンバーあり、TOTOばりのナイスなAORありで、楽器もエレピやブラスなど、シンプルな構成が本当に耳に心地よい。最近70年代後半の音楽に感動することが多く、その時代のものになぜかすごく惹かれます。

彼が亡くなって8年、ソロ・アルバム・デビューの年に発表されたこのアルバムを今聴いて、こんなに感動している人間がここに一人。彼の音楽が今も生き続けているということの証明です。音楽って、本当に素晴らしい。